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スピッツ歌詞考察(第41回)ラズベリー


【基本情報】

ラズベリー
作詞:草野正宗 作曲:草野正宗 編曲:笹路正徳&スピッツ
4分42秒

<リリース日>
1994年9月21日(5thオリジナルアルバム「空の飛び方」)

<収録アルバム>
空の飛び方(1994年9月21日リリース 5thオリジナルアルバム)

【MUSIC VIDEO】

【歌詞】

歌詞は下記のサイトでご確認いただけます。

【考察】

最初に言っておきますが、この曲のテーマは完全に「性」であり、ストレートにエロな表現が出てきます。
かなり下ネタ要素の強いものとなりますため、閲覧にはご注意願います。

泥まみれの 汗まみれの 短いスカートが
未開の地平まで僕を戻す?
「未開の地平」=まだ触れたことのない“君”のカラダ。
泥まみれで汗まみれの短いスカート姿は、“僕”を誘っているの?

あきらめてた歓びがもう目の前 急いでよ
駆けだしたピンクは魔女の印?

こんな関係にはなれないと諦めていたけれど、歓喜の瞬間がもう目の前にある。
早くHがしたい!
溢れ出る色気は、“君”が魔女であるという証拠?

水のようにまわり続けて 光に導かれていくよ
なめまわすように“君”の姿を見て、光に導かれていくような感覚だよ。

チュチュ 君の愛を 僕は追いかけるんだ
どんなに傷ついてもいいから
もっと切り刻んで もっと弄んで
この世の果ての花火

チュッチュッとキスをして、“君”の愛を受け取るまで“僕”は追いかける。
どんなに傷つくことがあってもいいから。
もっと心に刻んで、もっと弄んで、もうイッてしまいそうだ!

おかしいよと言われてもいい ただ君のヌードを
ちゃんと見るまでは僕は死ねない

Hするなんておかしいよと言われてもいい。
ただただ“君”のヌードをしっかりと見たい。
じゃないと“僕”は死ねない。

しょいこんでる間違いなら うすうす気づいてる
でこぼこのゲームが今はじまる
間違いをおかしていることはうすうす気づいている。
凸と凹のかけひきが今はじまる。

穴を抜けてこっちへおいでと 五円玉のむこうから呼ぶよ
五円玉のように穴を広げ、早く入れてと“僕”を誘惑するよ。

チュチュ 君の前で 僕はこぼれそうさ
ずっとワクの外へ すぐにも?
もっと覗きこんで もっと潜りこんで
ねじれた味のラズベリー
チュッチュッとキスをして、“君”の前で“僕”はもうイッてしまいそうさ。
今すぐにも、どこに飛び出てしまうかわからない。
もっと覗きこんで、もっと奥まで入れて、ラズベリーを舐め回すように舌で乳首を味わっている。

チュチュ 君の愛を 僕は追いかけるんだ
どんなに傷ついてもいいから
もっと切り刻んで もっと弄んで
この世の果ての花火
チュッチュッとキスをして、“君”の愛を受け取るまで“僕”は追いかける。
どんなに傷つくことがあってもいいから。
もっと心に刻んで、もっと弄んで、もうイッてしまいそうだ!
 
チュチュ 君の前で 僕はこぼれそうさ
ずっとワクの外へ すぐにも?
もっと覗きこんで もっと潜りこんで
ねじれた味のラズベリー
チュッチュッとキスをして、“君”の前で“僕”はもうイッてしまいそうさ。
今すぐにも、どこに飛び出てしまうかわからない。
もっと覗きこんで、もっと奥まで入れて、ラズベリーを舐め回すように陰核を味わっている。

“君”と“僕”が初めてHをする物語のようですが、
「あきらめてた歓び」
「おかしいよと言われてもいい」
「しょいこんでる間違い」
とあるように、恋人ではなく浮気相手かもしれません。

思いっきり性行為が描写されている歌詞ですが、実際に聴いてみると、不思議とそこまでエロく感じない。
それがスピッツなのです。
ちなみに、草野氏はこの曲を女性ボーカリストに歌わせてみたかったそうです。
さすがですね。

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