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8月の高松 1日目①

毎回必ず参加することにしている研修が高松であったので、人生で初めて香川県に足を踏み入れました。京都から帰ってきた翌々日に出発しました。(夏休み、予定が詰まりすぎ)

駅近(会場にも近い)のホテルが少なかったので真っ先におさえたものの、交通は結構ぎりぎりまで悩んでいました。
四国は高知県と愛媛県(こちらは仕事)に行ったことがありますが、いずれも飛行機でした。四国は飛行機でないと行けないと思っていましたが、時間を調べたら意外と電車で行くのも変わらないのでは?と。岡山まで新幹線に乗るのも初めてでしたが、飛行機に乗る前のあれこれが面倒なのと、飛行機にトラウマがあるので(詳しくは去年11月の北海道遠征を参照のこと)電車で行くことにしました!(ちなみにグーグルが言う所要時間は電車では5時間ほど、飛行機では4時間ほど)

新幹線が今まで乗ったことないくらい長時間だったので、浮かれておやつを用意しました笑(なぜかりんご尽くし)

岡山も人生初めて!乗り換えのちょっとした隙にご当地ジュースを買う私。

ご当地ジュースやサイダーに弱い私。

岡山からマリンライナーで高松へ。勝手がわからず、自由席だと座れないのではと指定席を取ろうとするも、完売していたのでグリーン席を予約。グリーン席は+1000円くらいで1号車の2階、指定席は+300円くらいで1号車の1階の席。あとで高松の人に聞いたら、指定席は自由席より目線が下なのであまり景色はよくなかったらしい。観光気分になれるぶんグリーン席買ってよかった。上に荷物を置くところとかはないので、スーツケースを持っていると足元が窮屈だった。

岡山↔高松間のマリンライナー。

瀬戸大橋!眺めがとてもよくて、うきうきしながら乗っていた。それで気づいたけど、私結構電車が好きみたい。

お昼過ぎに高松駅に到着。ホテルに荷物を預けて、あらかじめ頼んでいた観光タクシーに。
知らない土地に行くときは観光タクシーを依頼することにハマってしまいました。1人だと割高だけど、限られた時間で行きたいところ全部回るためには観光タクシーしか考えられませんでした。 
色々調べていると「うどんタクシー」なるものもあり、青森の「アップルパイタクシー」と同じような感じでうどん屋さんを何軒も回ってくれるらしい。

お願いしたのは
・丸亀城
・こんぴらさん
・美味しいうどん屋さん
の3点でした。シンプルだけど、丸亀城とこんぴらさんの組み合わせがモデルコースにはなかなかなくて、問い合わせしました。

まずはうどんをどこかで食べたいというミッション。これは臨時休業とか今日の分が終了とか重なってなかなかお店が見つからず、後回しに。

予定にはなかったものの、近くにあるとのことで桃太郎神社に行ってみました。この地域は「鬼無(きなし)」というところで、桃太郎か鬼退治をしたから鬼がいなくなったことが由来だそう。
桃太郎=岡山のイメージが強かったり、ほかの地域にも桃太郎伝説があるようですが、香川にあるとは知らなかった。
桃太郎のお墓のみならず、犬、猿、雉のお墓もあります。犬、猿、雉というか、家来ですね。それぞれの出身地名が由来のようです。(犬だけ岡山県の犬島)
桃太郎も高松の伝説では稚武彦命(わかたけひこのみこと)のことで、鬼=海賊のこと。鬼ヶ島=女木島(めぎじま)。

桃太郎のお墓。
家来のお墓。よく見ると小さな札に左から雉、猿(1つ飛んで)犬とあります。

自分では行かなかったと思う、おもしろいスポットでした。ちなみに香川には浦島太郎伝説もあるそうです。知らなかった…

次の目的地、丸亀城を目指す途中でうどん屋さんを探したものの先述の通りで後回しにして、とりあえず小腹が空いていたのでところてんのお店に連れて行ってもらいました。
八十八(やそば)名物ところてん清水屋というお店。私は辛子酢醤油、運転手さんは柚子みつを選ぶ。
ところてんは大阪の人は黒蜜で食べるとテレビでやっていたけど、ここは色んな味があって(もちろん黒蜜も)各地の人に対応していた!
暑い中に辛子酢醤油はさっぱりしていて、今まで食べたところてんの中で一番美味しかった。

ご馳走になってしまった。

このお店のすぐ横に八十場(やそば)の霊泉というのがあり、とても冷たかった。
隠岐国(香川県)に流された崇徳上皇が崩御された時、8月で遺体の保存が大変な時期だったので、この霊泉に浸されて保存されたという。
清水屋さんは外なのにすごくひんやりしていて、この話に妙に納得してしまいました。

八十場の霊泉。

またしても思いがけず素敵なものと出会えました。(あのところてん、また食べたいな…)

とりあえずちょっとお腹が満たされたので、先に丸亀城に行くことにしました。
今回香川に行くことにした時に、最初に行きたいと思ったのが丸亀城でした。現存十二天守のうちの一つなので、いつか行きたいと思っていたのです。
実はちょっとずつ現存十二天守を巡っていて、彦根城、伊予松山城、彦根城はそんな意識もない時代に行ったことがあり、高知城と丸岡城は前のブログに書いています。松本城はもしかしたら小学生のときに。弘前城は去年行き損ねました笑 まだまだ道は長い…


駐車場から見るとすごく遠くにあって、やっぱりお城巡りは大変。暑さにちょっと怯みながら歩いていきます。

石垣の名城と言われた丸岡城。遠くから見ると立派に見えるように作られているそうです。(ディズニーランドのシンデレラ城みたいと思う私←昔ディズニーでバイトしたときに習いました)

石垣は打ち込みハギという積み方。自然の石を積んだ野面積みとは違い、加工して形を整えた石を積んでいます。

打ち込みハギの石垣。
こちらが野面積み。

汗だくになって天守に着きました。ここからは400円なので1人で入りました。(というか入場料のかからないところなら一緒に行ってガイドしてくれるの本当に手厚い…こちらは一人なのでとんでもなく贅沢…)

こういう天守閣は本当に階段が急で。普通に上がってもスネをぶつけます。

そして二階、三階とものすごく狭い!聞いて想像していたよりずっと狭かった。ここでは何もできないね…

ここから入ってくる風は冷たくて気持ちいい。

ということであっという間に降りてきました。降りる時の階段はますます大変。怖かったです。
お城は足腰が元気じゃないと行けないところが多いので(エレベーターのある城もあるけども)、ちょっとスピード上げて、歩けるうちに12天守回らねばと思ったり。

汗だくになりながらタクシーに戻り、次の目的地のこんぴらさんに近いところで、いよいようどん屋さんへ。

長くなったので②に続きます。

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