高等学校 情報Iの要点 用語 迷惑メール

リュディアです。皆さんが接することの多い用語について教科書より深く見て考えてみる用語の説明です。今回は迷惑メールという用語を見ていきます。

ここではメールという言葉を使ってますが、LINE のようなメッセーんジャーアプリのメッセージでも同様です。ここではメールという言葉で統一します。迷惑メールは大きく3 つに分類されると思います。

A. 添付ファイルがついており添付ファイルを開くことで何らかの悪影響が発生

B. メール文中に URL やリンク可能な場所があり、クリックすることで何らかの悪影響が発生

C. 単に興味のないメールが送られてくる、いわゆるスパムメール

Cは何のメールなのか?と確認する手間がかかるだけで悪影響はありません。精神衛生上は良くないですけどね。

A は気を付けないとダメです。特に怖いのは送信者が知人に見える場合、いわゆるなりすましの技術を使っている場合です。いつもメールをやりとりする人からメールにドキュメントが添付され、いつもと同様に添付ファイルをクリックしてファイルを開くとウイルスに感染するような悪影響が出ます。対策として注意すべきは以下の2つです。

  1. 知らない人からのメールに添付されたファイルは開かない

  2. 知人になりすましたメールは、どこか違和感があることが多いです。文面であったり、添付ファイル名であったりどうもいつもと違うと感じることが多いと思います。そのような場合は添付ファイルを保存し悪意を持たないことを確認してください。Google が運営している以下のサイトでいろいろなウイルスチェッカを使って同時に確認できます。

つぎに B の場合ですが、こちらも同様です。基本的にメール文中の URL やクリック可能な場所をクリックするのは危険な行為であると理解してください。例えば最近よくあるのがアマゾンから

あなたのアカウントで買い物が行われました。

というメールが届く場合です。このときに驚いて、メールの中にあるクリック可能な場所をクリックしてはいけません。外部の悪意を持つページに接続され、何らかの悪影響が発生します。アマゾンの場合であれば、アマゾンのページに別途アクセスし買い物履歴を確認すべきです。他のショッピング系の迷惑メールでも同じです。まずは公式ページに検索エンジンでアクセスし、そこから正規の経路を手繰って内容を確認してください。こちらもこれからアクセスする先が安全かどうかを確認するためのページがあります。このページで確認するのもいいですね。

実際に騙された人の声を聞くと「何か変だと思った」と違和感を感じていたのについファイルを開いてしまったり、クリックしてしまった場合が多いようです。自分の感じた違和感をもっと信じてください。

ネットワークの世界での悪意をかわすには、何となくの作業にならないように常にしっかりと考えながら対応するしかないと思います。面倒に感じるかもしれないですが慣れの問題だと思います。

では、ごきげんよう。

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