高校 情報I/II プログラミング #6

リュディアです。高校の情報の授業で実際にプログラミングを行う際の環境についてまとめてみます。引き続きこれを機会にパソコン = PC を買おうと考えている方へのアドバイスです。

今回は中心パーツである CPU についてです。CPUはインテルとAMDの2社から提供されているですがどちらでも問題ないです。むしろそれぞれの会社の中でのCPUのランクが重要です。インテルの場合は i9, i7, i5, i3 というiシリーズを選んでください。Celeron や mシリーズを搭載したPCは安いのですがCPU がモバイル用途であってスピードが遅いので選ばないようにしてください。高速動作を希望する場合は i7、普通の性能なら i5 でよいと思います。この記事を読んでいる方にi9 はオーバースペックですし、i3は今後のことを考えるとスペックが低すぎます。また Intel は毎年、新しい i9, i7, i5, i3 を出してきます。今年のモデルなのか、去年のモデルなのかも意識した方がよいです。去年のモデルが安ければそれでよいと思いますが、一昨年のモデルは選択しない方がよいです。AMDの場合は Ryzen 9, 7, 5, 3 となります。こちらも考え方は Intel の場合と同じです。選択肢は 7 または 5 になります。

最近、Intel と AMD 以外にARMをベースにしたCPUを採用した Windows PC も販売されています。特に Qualcomm 社の Snapdragon というCPU を使った PCやタブレットが有名です。

私はまだ体験したことが無いのですが、発売された 2018年当時はまだ発展途上という感じでした。今は性能向上しているようですが、まだまだ一般の方は Intel または AMD の CPU が搭載されているノートPCを購入した方が無難だと思います。

最後にインタフェースです。電源を別にして USB Type-C が少なくとも1 つあればいいと思います。後は個人の好みですね。私はワイヤレスマウスが嫌いでマウス専用に USB を1つ使います。そのため USBが最低3つついているものを購入しています。ワイヤレスマウスを使わない理由は出張中の電池切れを避けるためです。家で使うだけだから電池切れが発生しても近所のコンビニで購入可能という方は Bluetooth のワイヤレスマウスでもよいと思います。

最後にブランドです。どうしても日本の会社のものがよいという場合をのぞいて HP か DELL がお買い得だと思います。最近、DELL はハイエンド向きが多くなってきましたが、HP は広いラインナップを提供しています。Lenovo はちょっとトラブルが多いイメージがあるので、初心者にはお勧めしません。参考までに世界3大PCメーカーのことを DHL = Dell, HP, Lenovo と呼ぶこともあります。おしゃれな Apple製の Mac もいいのですが、最初は無難に Windows マシンを購入した方がよいと思います。

最後に買い替えサイクルです。PCが動いているうちは買い替えないという方もおられますが、ビジネスの世界では目安3年で買い替えです。PC リフレッシュと呼ばれる買い替えサイクルです。家庭用でも目安5年程度で動作していても買い替えをしないとソフトウェアのバージョンアップに対応できなくなります。役所や学校には恐ろしく古いPC があって、まだ動いているから買い替えできない、という謎の理由を仰る職員がおられますが、業務パフォーマンスは落ちるしいいことなしです。最長でも5年たったら買い替えるつもりで準備してください。ここで勿体ないと思う程度しか使っていないのであれば、もうそのまま使わなくなると思いますので買い替えは不要だと思います。

これでノートPCを購入する際の基準となる点は理解いただけたのではないでしょうか。

では、ごきげんよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?