地域の祭りの準備 #1

リュディアです。COVID-19 も落ち着き始め今年は地域の祭りを再開されるところも多いのではと思います。自分たちで祭りを開催するにはいろいろな届け出や準備が必要です。皆さんが楽しんでいるお祭りも主催者の方が面倒なことをしてくださっています。今回からお祭りの準備で、届け出が必要なこと、自分たちで手配しないとダメなことについてまとめていきます。皆様の参考になればと思います。

まず届け出についてです。大きく以下の3つがあります。

  1. 保健所

  2. 消防署

  3. 警察署

すべてが必要かどうかは祭りの内容によって変わります。また地方自治体によっても基準が異なる可能性があるので、ここでは私どもが生活している大阪市の規則に準じます。

模擬店、夜店、露店などいろいろな名称がありますが、ここでは露店という言葉を使います。この露店で提供するものの中に食品が含まれるかどうかで届け出内容が変わります。食品を提供する場合は保健所への届け出が必要になります。また火気を使う食品が含まれる場合は消防署への届け出も必要です。

最後に警察署です。例えば祭りへの参加人数が多い場合に安全を確保するため交通規制や誘導員の配置が必要になる場合があります。そのような場合は事前に警察署への相談が必要になります。また地域の祭りでは地域の皆さんが一斉に家をあけることが多く空き巣の被害が多くなります。警察に巡回の頻度を増やしてもらうよう依頼しておくことも重要です。ここまで行政に関する届け出です。

ここからは行政以外で手配が必要なものです。露店を出す場合は大量のゴミが発生することが多いです。少しのゴミであれば参加された方に各自持ち帰ってもらうという選択肢もあるのですが、複数の食品を提供する場合は現実的ではありません。このような場合は祭りの主催者が事業ごみとして業者に依頼する必要があります。

また各露店や夜に行う祭りの場合は明かりを確保するための電気を引き回す必要があり、電気工事士の資格を持つ業者に工事を依頼する必要があります。また同様にステージや盆踊り等で音響設備が必要な場合は音響専門の業者さんに診てもらう必要があります。

最後にステージややぐらを組む場合に自分たちでくみ上げるのか、業者に設置してもらうのか決める必要があります。

このように見ると地域の小さな祭りであっても、運営してくださっている方は手間暇かけてくださっていることがわかりますね。運営している方に感謝しつつ、皆さんも楽しんでください。次回から個別内容について見ていきます。

地域の祭りの準備 に関するまとめの続きは以下からどうぞ。

では、ごきげんよう。

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