自動車出荷台数と電気自動車EV #2

リュディアです。前回は全世界の自動車生産台数と出荷台数について見てみました。COVID-19の影響もありこの2年は 8,000万台程度ですが、それ以前はおおよそ 9,000万台と考えてよいと思います。前回のまとめは以下から見てください。

今回は電気自動車の出荷台数です。2021年の出荷台数は次の兵庫三菱自動車のページが車種別にまとまっていて便利です。電気自動車 EV とプラグインハイブリッド PHV/PHEV を含む台数です。

全世界で 640万台ですから自動車全体に占める割合は約 8% です。テスラは2つのモデルだけで 90万台ですので凄い出荷量ですね。

では IEAによる将来予測シナリオを見てみましょう。次のリンクです。

2つのシナリオがあり、それぞれ 2030年には 2500万台、4700万台となっています。自動車出荷台数全体が 9000万台程度なのであれば、1/3 または 1/2 が EVになるということです。7-8年の間にここまで置き換わるということは今、開発のトップランナーである米国と中国がこのまま優位性を保つ可能性もあります。

また気になる数が充電ステーション数です。次のブルームバーグのレポートを見てください。Number of public charging stations のグラフです。

とにかく中国の数が圧倒的です。そして欧州です。このようなインフラ部分は国が対応してもよいと思うのですがどう思われますか?EVが普及してから充電ステーションを増やすのではなく、充電ステーションがどこにでもあるから EVが普及するというサイクルを作らないと日本の自動車メーカーは勝ち残れないのではという気がしています。

続きはこちらからどうぞ。

では、ごきげんよう。

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