最近のこと|雑記

 最近どうもまた、情緒不安定が続いている。とにかくもう、やる気が起きない。困ったことに、攻撃するためのやる気だけがある。まったくもって建設的でない上に迷惑だ。そして創作活動も進んでいない。伴うように、noteの投稿もいっかなできていない。ひとまず最近のことについてつらつら書いていく。

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 最近、上司×2と役員を相手取って面談をした。発端は、昇進にあたって、私が給与に納得できなかったことだ。
 結論を言うと、金額は覆せなかった。
 こんなに仕事やってる!と思う。思うのだが、それを人に公式の場で訴えるとなると、(本当にやってるか?一分の隙もなく完璧に?)と自分で自分に問うてしまう。もちろん人間なので完璧にはできていない。そうなるともう、訴える権利も自分にはないように思えてくる。もちろん今回の決定はそのせいばかりではないのだが。
 なにをどこまでがんばればいいか分からない。なにをどこまでやれば権利をもらえるのか分からない。この折り合い、最近つけれるようになってきたはずなのだけど。おかしいな、と思う。

 その面談の中で言われたこと。母が死んで以降、私は変わったらしい。そりゃそうだ。だって全集中してやらねばならんことがなくなったんだもの。必死で自分のことそっちのけで駆け抜けた、あの時期が既にもうこんなに遠い。私は今、いったいなにをしているんだろう。

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 決めつけられることが嫌いだ。それはもう過剰反応で異常なくらい。だから自分自身も他人に対して決めつけたような口をきかないように気を付けている。けど世の中いるんだよな。決めつけてくる人。
 特にマッチングアプリを使っていると、文字だけでのやりとりになるからそれが目立つ。そして、知っている相手であれば寛容になれる部分を、たいして知りもしない相手で思い入れもない相手だから、容赦なく苛立つ。
 例を出そう。「」が先方、『』を私の台詞として記載する。

「音楽ってなにをきくのー?」『雑食なんで、結構幅広くききますよ~』「広く浅くなのね」

 なぜ浅いと決められないといけないのか?
 私の悪い癖なのだが、アプリのやりとりなのだしここで無視すればいいものを、腹が立つと喧嘩したくなるのだ。もっともいつもではない。気が立っているときだけである。そして最近の私はひどく気が立っている。
 不完全燃焼で自分を内側から攻撃するくらいなら、いっそ相手を攻撃したい。
 そう思ってもまだ踏みとどまっている私の理性に拍手。いやもちろんセルフサービスオンリー。

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 まあそんなこんなな日常ではあるのだけれど、どうやらわたくし、彼氏ができたようである。
 マッチングアプリwithで出会った男性で、こないだ3回目のデートに行ったのだ。コナンを見に行って、やたら高そうなお肉を格式ありそうな個室でいただいた。(余談だが私は三日酔い状態で胃の調子がすこぶる悪く、肉もお酒もほとんど楽しめなかった。コナンは面白かった。)
 そして帰り道の会話で、とりあえずお付き合いから始めましょう的なことになったのだ。まあ会うの3回目やしね?結構価値観の話できてるとは言えそんなもんよね?
 ………………。
 いややっぱ分かんねえ。一般的な恋愛分かんねえ。そもそもお付き合いとは? 恋人とは? と、ゲシュタルト崩壊のようなものを起こしている今。

 性格とか趣味嗜好は色々違うけれど、価値観とかお互いの受入れ姿勢みたいなものは、まあほどほどに相性いいんじゃないかなと私は勝手に思っている。お相手さんにとって、私は斬新なタイプらしい。新しい自分が見つかる気がすると言うていらっしゃった。

 友人各位に報告すると、「今回は普通の人なことを祈る」「ちゃんとええ人なんか?」とまあ、心配の声が相次いだ。みんな優しいね、ありがたい。シェアハウスのメンバーに至っては、連れて来いの大合唱。うん、君たちはちょっと、まだアクが強すぎるかな。

 LINEの返信めちゃくちゃ遅いし、アプリはまだ退会してないし(これはお互い)、これからどうなっていくかは分からない。たぶん私よりもお相手さんの方が慎重なんだと思うから、余計どうなっていくのか分からない。


 なにはともあれ、良い関係を築いていければいいなあと思う。


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 私がやりたいことってなんなんだろう。最近めっきり創作の時間が取れていない。仕事も、やりがいはあるけどなんだか空回っている感覚が抜けない。まあでもきっと贅沢なんだろう。 
 人生なんてきっと、そうやって進んでいく。いつも何か足りなくて、いつもなにかが存在する。形のないものに支配されるわたしたち。荻原規子女史の描いた、『名前のない顔のないもの』はいつもこの世界の片隅に控えて、ひっそりとこちらを窺っている。否、わたしたちがその存在を窺っているのかもしれない。交差することは目であり、目が合うことは一種の相互開示だ。それが幸せかはさて置いて、そういった存在を認識することは世界の秘密の片鱗を知った気持ちにさせてくれる。
 それが幸せかもまた、さて置いて。

 

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