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今朝見た夢の話をしよう

 今朝、奇妙な夢を見た。
 簡単に言うと、妹が自殺する夢だった。もちろん実在の妹である。夢の中で私は、『母も死んだのになんで自殺とかするん……、私ひとりになってまうやん……』と、自分勝手なことを考えていた。
 奇妙なのは、その夢の中に母の存在があったような記憶があること。あとなぜか、作りかけの飲食店があってそこを家族で訪れたシーンが何度もあったような気がすること。起きたときに、恐怖も悲しみも感じなかったこと。

 取り急ぎ、インターネットで「妹が自殺する夢」と検索した。すると、人が死ぬ夢あるあるだけど、吉夢とのことだった。
 人間関係の改善、恋愛運向上(本当だったらめちゃくちゃ嬉しい)、引っ込み思案な自分からの脱却、などなど。死は再生を意味していて、夢の登場人物はすべて自分が投影された姿だそうな。
 それらの見解は心理学とも一致するな、と得心した。

 心理学でも、夢分析というものがある。フロイトやユングが理論を打ち立てているが、私が行っていたのはユング派のそれだ。
 これがまあ、かなり厄介。象徴や元型にはじまり、ありとあらゆる解釈の可能性を想定して、自分の無意識との対話に繋ぐ。あらゆる角度からの分析が必要になるため、細分化して再構成して、という作業も必要になる。メインテーマを夢のどこに置くかによって、解釈も大幅に変わる。

 知った風なことを述べたが、私は資格を持っているわけでも本格的にやり込んだわけでもないので、確かな分析はできない。
 夢は安易に扱うものではないということを私は学んだし、だからこそ夢について詳しく話す、なんてことはしないようにしている。自身の無意識を無防備にさらすことになるからだ。多少は学んできたからこそ、夢は夢のままそっとしておくのが良いのだろうと思っている。中途半端な知識と技量では、いたずらに自分を痛めるだけだ。

 けれどたまにはこんな風に、夢占い、というのをしてみるのもいい。ポジティブな結果であれば、それだけで気分も少し上向きになれる。


 夢占いが当たっていることを願って、今日も今日とて生きていく。

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