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大学アンチだった私が大学院まで行った話

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【完結済】自身のエッセイ(?)シリーズです。私が大学院に進学した経緯を書きました。一本あたり1000字〜1500字程度です。
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#失敗談

大学アンチだった私が大学院まで行った話-0:大学受験の失敗

高校の現代文の授業で、中島敦の『山月記』を読んだ。主人公の李徴は、私だった。

「臆病な自尊心」「尊大な羞恥心」と表現されたこれが、「あの国立大学に行きたい」と言いながら全く受験勉強をしない自分にぴったりと当てはまる。

「自分の能力なら、努力すれば叶う目標だ」という自負がありながら、「そうでなかったらどうしよう」と恐れ、努力を躊躇っていた。

あまりにも耳が、心が痛かった。

勉強しなかったのは

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