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LINE公式アカウントでEC集客最大化→EC導入2ヶ月で100万円/月間を実現したLINE公式アカウント実践編と、LINEヤフー社のデータ最大活用

Originals&Co中根です。LINEのUID×CDP(データベース)を活用した様々なツールを組み合わせて、企業やブランドの顧客課題を解決するプロデュースを行っています。
LINEを活用した「売上拡大」や「年間購入者数の改善」を、極力簡単なプロセスに落とし込み内製化して、営業利益を改善することを目的としています。

さて、LINEとヤフーの「ユーザーアカウント連携」と「企業ID」を統合し、LINE公式アカウントを中心とすることでユーザーデータのストックと活用ができるようになりました。

これにより、ブランドや企業にとって益々LINE公式アカウントが重要となり、LINE公式アカウントを通じてヤフーのデータ活用もできるようになります。今回も、ご要望の多い「LINE公式アカウントの理想的な状態とLINE広告でのデータ活用最新事例」のご紹介と解説をして参ります。

皆さまのLINE公式アカウントのメッセージ開封率、クリック率はどのくらいでしょうか?また、月間の売上貢献はどのくらいだったか把握できていますでしょうか?
売上拡大のための具体例を、「考え方」と「準備と運用」に分けご紹介いたします。

【考え方】LINE公式アカウントを活用して、売上を増やしたい *消費材、有料サービスの場合

「1ヶ月の購入者もしくはサービス利用者を10%増加させたい」と計画するとします。

自社の商品やサービスは既存で1,000人の利用者がいた場合、+100人が新たに利用するための情報をお届けする必要があります。
この100人を生み出す方法として考えられるのは、LINEの広告プロダクトとヤフーの広告プロダクトを活用する場合大きく3通りになります。

① LINE公式アカウント:友だちの中から、既存購入者に向けてアンケートのメッセージを配信し、LINE_UIDを取得する(オーディエンスを作成)。

② LINE広告:LINE公式アカウントの友だち且つ①で取得したUIDを、LINEビジネスマネージャーを通じてLINE広告側に共有。LINE広告のターゲティングを使用して購入可能なLPやECサイトを訴求。新規購入者を生み出す。

③ ヤフー広告:検索広告で「ブランド名」や「独自キーワード」を検索した人に、購入可能なLPやECサイトを訴求・集客し、新規購入者を生み出す。

【準備と運用】LINE公式アカウントとLINE広告、ヤフー広告を使いこなすポイントとステップ

① LINE公式アカウントを始めたら、自社の購入者が集まるLPやECサイトに「カスタムイベントコード(LINE Tag)」を設置。

② ヤフー検索広告(自社商品やサービスに関連する名称や独自キーワード)で、LINE公式アカウントの友だち追加ページやECサイトを表示し集客する。
*Google検索広告では「LINE公式アカウント友だち追加」誘導の広告が拡大しないため、ヤフー広告の検索広告が良いです。

③ LINE公式アカウントを1年程度運用したら、売上に直結している友だちのLINE_UIDを取得する。
*UID取得には外部ツール導入必須:種類がたくさんあるため、必要最低限の機能がある安いものを選びましょう。

④ LINE広告を下記2点に設定し、ECサイトへ集客する。
・配信目的:WEBアクセス
・オーディエンス:取得したUIDの類似オーディエンス10−15%

*コンバージョン数と売上把握ができるように設定し、ROAS100%以上にコントロールできていたら、UIDを取得した顧客属性の精度は良い状態です。もし、ROAS100%を下回る場合はUID数を増加させる、もしくは取得したUIDをもっとロイヤル顧客に絞った状態で類似オーディエンス利用を試してください。

※Originals&co.の運用実績から推奨

理想の状態に導く最新事例

LINE公式アカウント運用を始めて2ヶ月ほどのアイウェアブランドの事例です。
購入経験者や購入希望者と繋がりを持ったLINE公式アカウントの友だちを集めようと心がけました。
LINE公式アカウントの友だちになることのメリットを明確化し、下図の様に顧客体験設計して施策を実施しました。

結果

UID取得率は8割以上、アンケート取得時に、友だちはどのような属性のユーザーで、どのようなメッセージを期待されているのか、ある程度把握できました。
また、最もお伝えしたいLINE広告のメリットである「UID類似ターゲット配信」を活用し、自社ブランドに関与の高いユーザーだけに、新規顧客獲得広告を配信できるようになりました。*注1

*注1:LINE広告では目的、ターゲット、クリエイティブを設定することができます。
・目的をWEBアクセスにすることで、自社ECへの集客を設定
・(LINE広告配信オーディエンス)取得したUIDを類似オーディエンス5%で約340万人,10%で約680万人に向けてリーチすることが可能
自社ブランドを購入している人に近い属性を持つ340万〜680万人に簡単にリーチできることは、他の媒体にはないLINE公式アカウントとLINE広告だけの最大の武器となります。

・LINE広告運用においての成果
1ヶ月100万円ほどの広告予算で、280万リーチ、CPC約10円、ROAS数百%を作ることに成功し、CPOも同時に1万円を切る所まで結果を出すことができました。

LINEヤフー社の保有するデータフラグを活用し、自社ブランドのビジネスモデルにマッチする顧客データ取得は益々重要性を増し、大企業でもSMB(中小企業)でも活用できる戦術のひとつになると確信しています。

まとめ

・友だちの体験向上で売上UP
① LINE公式アカウントの友だち獲得は既存顧客や関与率の高いユーザーから集めよう。
② 友だちへのメッセージ配信は、極力アンケート等で把握した「期待されるコンテンツ」を届けよう。
③ まずは、ターゲットリーチ数の10%UID取得。最終的には30%以上UID取得できるようにしよう。

非友だちへのLINE広告配信で売上UP
① WEBアクセス目的での運用と、ヤフー検索広告を活用して ECへの集客最大化を狙おう。
② 「カスタムイベントコード(LINE Tag)」もしくは「購入者UID」を活用し、類似オーディエンス配信でCPC最小化・ECへの集客最大化を計ろう。
LINE Creative Labを活用して、無料で静止画/動画バナーを量産し、開封率1%のクリエイティブを模索しよう。
*生成AIが利用できるようになりました。

今回も極力、具体的に簡単に売上拡大に繋がるLINE活用のステップと考え方を紹介しました。
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