見出し画像

LINE公式アカウントの成長イメージと各フェーズでの重点項目 -立ち上げ期-

どうも!LINE Frontliner の野田と申します。株式会社ファナティックという会社で、「安価」で「導入が簡単」で「手間がかからない」という3つの特徴を持つLINEのセグメント配信ツール「ワズアップ!」を提供しております。

今回お届けするのは、LINE公式アカウントの立ち上げ時期から友だち数が1万人を超える規模になるまでを4つのフェーズに分けて、各フェーズで取り組むべき内容についてご紹介していきます。

まずお届けするのは立ち上げ期について。

画像1

立ち上げ期は、初期設定を漏れなくおこなう

LINE公式アカウントを開設した直後に行ってほしい内容が初期設定なのですが、初期設定が行われずデフォルトのまま運用を開始しているアカウントが数多く見受けられます

ここは一度設定してしまえば、その後しばらくはそのまま置いておいても問題ないと思いますし、成果も変わってくると思いますので、以下で紹介する3つの内容は是非設定するよう心がけてください。

プロフィールでは、初めての来店したお客様を意識する

まず設定していただきたいのは「プロフィール設定」です。

ここはLINEでの検索時にお客様が最初に目に触れる部分になるので「初めての来店したお客様に向けた内容」を意識してください。

その上で以下の4つは最低限、抑えておいてください。

1. 住所や営業時間、ホームページなど、基本情報を漏れなく入力する
2. (検索の対象となる) ステータスメッセージに検索されそうなキーワードを入れる
3. クーポンや予約、サービスページなど、自社の運営状況に合わせてボタンを変更する
4. プラグインのコレクションを利用して自社のサービス内容を伝えていく

これらを登録することで検索から入ってきたお客様に「どんな会社か?」という内容をお伝えしていきます。

あいさつメッセージでは、どんなアカウントかお伝えしていく

そうして興味を持ってくれたお客様が友だち登録してくれた際に出てくる最初の接点、それが「あいさつメッセージ」です。

検索での追加以外はここが最初の接点となりますので、ここでは「どんな会社かというだけでなく、どんなアカウントか? 」ということもお伝えしてください。

具体的には「テキスト吹き出し + カードタイプメッセージ」がより多くの情報をお伝えできるので良いと思います。

1つ目の吹き出しでどんな内容が配信されるアカウントなのか説明して、2つ目の吹き出しをカードタイプメッセージにして、友だち追加の特典や現在やっている特集へのリンクを設定。

こうすることで自社のことも、どんな内容が配信されるアカウントなのかも知っていただくことが可能です。

リッチメニューでは、安易に外部リンクを設定しない

3つ目はリッチメニューです。

今日紹介する中で一番設定されているのはリッチメニューだと思いますが、多くのアカウントで外部へのリンクが最優先で設定されています

さらに良くないケースだとインスタグラムのようなウェブビューで開くとアプリに切り替えが求められるページへのリンクが設定されているケースです。

確かにLINEのリッチメニューから他のSNSへ導線を引きたい気持ちは理解できますが、アプリに切り替えが求められてしまうと離脱の要因にもなります。

またアプリに切り替えが求められないとしても一度LINE内から離脱したお客様はそのまま離脱するケースも多いので「まずはLINE内で」を意識して、外部へのリンクは必要最低限にすることが望ましいです

スクリーンショット 2020-12-21 18.48.20

ではLINE内で色々な情報をお伝えしていくには、どのように設定したら良いでしょうか?

それは「リプライ」を使いこなすことです。

リプライとは、なにか指定のキーワードがトークルームに入力された際に自動で返答してくれる機能のことを言います。

メリットとしては、LINE公式アカウントでのプッシュ配信とは違って何度利用しても無料という点です。

アパレルブランドのアカウントを例にして、具体的な設定方法に移ります。

(1) まずカードタイプメッセージに1コマ1点づつ、新作商品の画像とリンク先を9点登録していきます。最後の1コマには新商品一覧ページへのリンクを設定します。

(2) 次に「応答メッセージ」を開いてキーワードを設定します。設定するキーワードは「新作商品」にして、(1)で設定したカードタイプメッセージを登録します。

(3) 最後にリッチメニューのどこか1コマのアクションタイプをテキストに設定。発言されるテキストは (2) で設定した「新作商品」にします。

以上で設定は完了です。

これによってリッチメニューをタップすると「新作商品」とトークルームに発言され (=3)、「新作商品」というキーワードに反応して(1)で設定したカードタイプメッセージを返答してくれる (=2) という一連の動きが完成します。

これを応用することで特集ページの導線や、店舗のリストをLINE内で案内することも可能です。

飲食店ならメニューをリプライで返答するのも良いと思います。以下のページでも詳しく解説しているので、もしよろしければご覧ください。

以上、LINE公式アカウントを立ち上げてばかりの時期に設定して欲しい内容をまとめると

・プロフィール
・あいさつメッセージ
・リッチメニュー

となります。

なお3つ目に紹介したリプライについては、チャットモードではなくBotモードの際に使用できる機能となります。

営業時間中はチャットモード、それ以外はBotモードにして自動応答で対応するというのも有効だと思いますので、うまく併用していただければと思います。それでは!

*

今回ご説明した内容はこちらのセミナーでも解説しているのでぜひご覧ください。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

Twitterでnoteの更新情報やその他たくさんの情報を発信しているのでぜひフォローお願いします!