LINE公式アカウントの友だちを増やす「最強メソッド」
LINE Frontliner の野尻猛です。
この連載も、色々と好評でとても嬉しいです!
しかも質問や問い合わせも増えてきました。本当にありがとうございます。
皆様も、しっかりと読み込んで、ぜひLINE公式アカウントの有効活用や、店舗運営に活かしてください。
今回は、多くの方が悩んでいて、そしてぜひ取り上げてほしいとリクエストも多かった「LINE公式アカウントの友だちの増やし方」の中で、特に知っておく必要がある「勝ちパターン=最強メソッド」をお伝えします。
友だちを増やすには、どうすればいいか?
答えをお伝えする前にまず、「あなたはどういう時に友だちになりますか?」「どういうアカウントと友だちになりますか?」
まず、そこを良く考えてみましょう。実際に常連様に聞いてみても良いと思います。
私であれば、・・・・。これは後ほど。
1.友だちになったらどんな特典がありますか?
先日、ある居酒屋に行きました。
そこでは、友だち登録特典で「生ビール1杯サービス」をやっていましたが、なんと!同時に店頭で、500円OFFのクーポンを呼び込みで配っていました。
そのお店は、生ビール480円です。チケットは併用不可です。
これでは、友だち獲得が進まないのは当たり前ですよね?
まず、自店の割引チケットの整理をしましょう。
そして出来る限り「LINE公式アカウント」に割引特典はまとめましょう。
LINE公式アカウントを登録していると「お得」である!
とお客様が思っていなければ、登録も進みません。
LINE公式アカウント以外の部分でクーポンを発行するのは、そもそも友だち登録を促進していないのと一緒です。
「では、呼び込みで何を配れば良いんですか?」
勉強会の際に、そう経営者から質問されました。答えは、
「LINE公式アカウントで、ビール1杯無料券配布しています。」「友だち登録はこちらから→QRコード」と記載のある名刺サイズの紙をお渡しするのはいかがですか?
アカウントを登録してくれた際に、登録クーポンだけでなく、店内の様子もわかるような写真も、友だち追加時のあいさつメッセージに、つけておきましょう。
メニューや、店内様子もわかる状態で、クーポン配布をした方が効率的ではないですか?
「ビール1杯無料」がどの店舗でも有効とは限りません。
近隣ライバルもやっている。これではダメだとなると、差別化が必要ですよね。
そしたら、友だち登録特典を「こだわり梅干しの梅サワー 1杯サービス!」に変更し、店頭でも、「ぜひお試しください!」と商品推しをすると、即入店も増やせれるし、販促チケットの流れもスムーズです。
特典ひとつも、しっかりと周辺店舗との差別化や、呼び込みやすさやトークのしやすさも含めて考えていくと面白いです。
ビール1杯無料を貼り出すより、こだわり梅干しの梅サワー 1杯サービスで、「ぜひお試しください!」で声かけする。
これが有効な場合もありますよね。色々と楽しみながら「特典」「アピールの仕方」「声かけの差別化」も含めてトータルで考えていきましょう。
こういう会議を進行するのもコンサルである野尻の役目であったりします。悩んだり、思考が進まない場合は呼んでください。
2.理美容ネイルエステさんは、90%以上!友だち獲得しよう!
まずは、こちら↓のnoteをご覧ください。
(LINEチャットを活用したコミュニケーションの勝ちパターン)
たった1日5分〜10分の作業で、ドタキャンという売上と利益に大打撃を与えるマイナス要因を激減するツールである「LINEチャット」を使ってサロンのCRMマーケティングを行うノウハウを公開した投稿です。
私は各サロンで、施術中のトークの一部をロープレし、どうすれば無理なく友だち登録してくれるか、その後、名前をつぶやいてくれるかを教えていますが、実践しているサロンは、お客様のほぼ95%をLINE公式アカウントの友だちにし、その中の数名以外は、漢字フルネームをつぶやいてもらっているくらい、成功する確率の高い販促施策です。
と、前回書きましたが、こちらは、「登録した方が便利である」というのをしっかりと伝えるパターンです。
人間なので、
このアカウントは便利だから登録した。
となればなかなか離反はしません。これはアカウントからの離反を減らすだけでなく、店舗からの離反を減らすのにもつながります。
ですから、ただツールを入れるだけでなく、ニーズを基にツールを導入し、徹底させるためのコンサルティング・トーク指導・推進フォローを行い、予約業務・予約プロセスや店舗運営そのものを変革し、競争上の優位性を確立する、、やっていることは、小さなDX(デジタルトランスフォーメーション)そのものです。
ツールを入れるだけではいけません。
それを活かすための勉強会・目的共有会・トークのロープレなど店舗運営そのものを変えていき、自分たちも変わる必要があります。
だから、コンサルティングやディレクションというポジションは必ず必要となります。なんでもお手伝いするのでお気軽にご相談ください。
3.飲食にとって、ショップカードは、最高の自動友だち獲得システムです。
まずは、こちら↓のYouTubeをご覧ください。
ショップカードというLINE公式アカウントの基本機能を用いて、新規顧客の2回目リピート率を高め、そして複数回リピート者を増やす(常連客を増やす)仕組みに関して、かなり細部に至る部分までビジュアルも含めてお話をさせていただきました。
では、どのようにして、このショップカードを告知すると、自動友だち獲得システムとなるのか?
店内の壁に、1ポイント貯まるQRコードを貼ってしまえば良いのです。
QRコードには、もちろん4時間に1回しか貯められないようにし、GPS連動により、この場所でしか貯められないように細工(工夫)をしておく必要はあります。
これだけで、準備は半分終わりました。簡単ですよね?
このQRコードを読むと、友だちでない方は、友だちになった上でスタンプが1個貯まります。
すでに友だちになっている方は、そのままスタンプが1個追加になります。
これをすると、2つの不安点が表面化します。
ひとつめ、QRコードの不正をされないか?
ふたつめ、本日の会計から使われないか?
ひとつめのQRコードの不正は、心配しなくても大丈夫です。
なぜなら1来店あたり、1個の特典しか使えないので、不正して、たくさんスタンプ集めても、そこまで店舗に痛手はありません。
先程のQRコード側の細工さえしておけば大丈夫です。
ふたつめの本日の会計から使われるという部分ですが、こちらも大丈夫です。
使ってくださったら「特典のご利用ありがとうございます!」とお礼を言いましょう。
使っていいんです!使われていいんです!
よく、ショップカードのQRコードをレジにしか置かない、レジの中に隠している店舗ありますが、逆転の発想で、お客様がどんどんと、ショップカードの特典目当てに友だちになり、どんどんとスタンプ貯めて、特典をどんどん使ってもらいましょう!
当然、これ以外にも注意点はたくさんあります。上手に運用するコツは他にもあります。
いつでも相談ください。
実際の店舗を見ながらしっかりとコンサルティングさせていただきます。
4.同伴者も友だち登録させる工夫をしてますか?
他にもたくさんあるんです。
例えば、食べ放題の店舗の場合、オペレーションを平準化するために食べ放題を導入しているのに、友だち登録にトークのセンスが必要となると、なかなか友だちは集まりません。
食べ放題のお店で、クーポン特典を例えば、食べ放題の時間延長にするとどうですか?
4人で食事に来て、ファーストオーダー時に、1人だけそのクーポンを出されました、すかさず「えっ?他の3名様は、90分でお帰りになりますか?」と言いましょう。
みなさん、すぐに全員登録し、即クーポンを見せてくれますよね?
車のディーラーさんや、マンション見学のような業種アカウントの場合、クジやキャンペーンの応募を促したりしますよね?
あえて、ご来店いただいた全員に応募のチャンスがあります。ぜひ全員ご登録くださいとキャンペーンポスターに記載したらどうでしょうか?
あるイベント会場では、期間内に来店いただいた80%がキャンペーンに参加するために登録いただけました。そのイベントでは、平均の2倍以上の登録率だったようです。
5.友だちを増やすには、増える仕組みを作ることです。
友だち登録が増えないお店は、
A クーポン特典と、その他の販促や、トークや、テーブルの上の販促物などのバランスが悪い
B 努力やトークセンスなどに頼りすぎている。増える仕組みができていない
C 目標が立てられてない
のどれかです。
逆に言えば、このどれにも当てはまらないように「計画立てて行動」すれば、友だちは増えるのです。
友だちが増えると色々な企画が成功しやすく、販促も集客もとても楽しくなります。
ちょっとの差が大きな差になる。このスタート地点。
ぜひ、LINE公式アカウントの運用があなたの企業にとって、販促効果を劇的に変える一手となりますように。
緊急事態宣言の中でも、出来る努力をしている企業は確実に伸びています。
何度も言いますが、なんでも相談してください。そして、御社の売上と利益の最大化にぜひLINE公式アカウントが役立つようにお手伝いさせて頂きます。
6.毎日少しずつマーケティングを学んでいきましょう。
最後にちょっと宣伝になりますが、
店舗運営・会社経営に必要な販売促進やCRMマーケティングに関して、1日1個ずつ、野尻が自らつぶやいています。
良ければそちらも登録して、毎日少しずつチェックしてみてください。
Facebookでぜひ友だちになってください。
7.友だちを集めるという事を「楽しむ」
色々と書かせて頂きましたが、全てに共通することは、友だち集めという行為を、それぞれのお店で楽しんでいます。
友だちが増えるというのは、経営力が安定するという事です。これほど楽しいことはないです。でも、なぜか苦手意識を持っている店舗、多いですよね。
ぜひ友だち集めを楽しんでください。
苦手意識なんて持つ必要はないです。
楽しんで集めると、その楽しさはお客様にも伝わります。販売促進の原点ですね。
店舗運営力の安定に、ぜひ「LINE公式アカウント」を!
そして、ぜひ楽しんで成果を出していきましょう!
皆様の企業の経営が、さらに安定しますように!