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プライバシー強化の流れの中、LINE公式アカウントが改めて注目される理由とは?

みなさん、こんにちは。LINE Frontlinerのクラハシミカです。

2021年が始まりましたね。

本日のnoteは、ここ数年で加速しているプライバシー保護の強化とLINEの活用について書きたいと思います。

「プライバシーの保護の強化」が進む時代へ

2021年初旬リリース予定のiOS14に実装される「トラッキング防止機能」は、非常に大きな話題になりました。

今までは、インストールしているアプリなどがスマートフォンの個体情報を簡単に入手できていたものが、これからは利用者の同意が必要となるというものです。

数年前から、世界中で「プライバシー保護の強化」の流れが加速し、その流れは日本でも例外ではありません。

今まで、WEBサイトを閲覧する際に利用側の認識がなく、ブラウザから取得できたデータを第三者に提供し、活用されるということが行われていました。

そういったことは今後、どんどんできなくなります。

2022年施行予定の「改正個人情報保護法」では、CookieやIPアドレスなどの個人関連情報の第三者提供についての利用の同意が必要となります。

また、ブラウザ関連でもGoogle ChromeでサードパーティCookieの廃止を2022年に実施予定となっています。
※サードパーティとは第三者提供という意味です。

どうしても言葉が難しくなるのでわかりにくくなるのですが、
要するに、個人に紐づくような情報を第三者が勝手に使えないような世の中になっていくよということです。

このプライバシー強化の流れについては、同じLINE Frontlinerの遠藤さんも詳しく書いているのでぜひ併せてご確認ください!

WEBマーケティングは、データの取得が非常に得意で、だからこそ自分にピッタリな広告が表示され、最適な情報を効率的に入手することができていたのです。

どんどんと活用範囲は広がり、同意なく進められていたことが問題となり、今後は本人の同意の上で、最適に利用されることとなると思います。

注目されるゼロパーティデータとは

そういった流れの中、注目されている言葉があります。

「ゼロパーティデータ」と言われるものです。

ゼロパーティデータとは、ユーザーが同意の上、企業に提供してくれた個人のデータのことを言います。

例えば、アンケートなどのデータから、その人の趣味嗜好や生活スタイルなどの情報が該当します。

旅行であれば、どういった旅先・過ごし方が好きなのか。
洋服であれば、どういった色・丈の長さが好きなのか。
食べ物であれば、どういった味が好きで苦手な食材はなにか。

などなど・・・・。いろいろな情報がありますよね。

自分のお金を使うのであれば、自分の好きなものを買いたい!と思うはずです。

そのために提供していくデータが「ゼロパーティデータ」となるわけです。

外部からデータが取得できなくなる分、企業にとっては自社の顧客から得られるデータを重視し、収集し活用していくことが、今後のマーケティング戦略において非常に重要になってくるのです。

LINEが注目されるわけ

前段の「ゼロパーティデータ」のような、個人が積極的に情報提供をしてもらうことが重要になってくる中、ぜひLINEを活用してはいかがでしょうか。

<LINEを活用する理由>
1.エンゲージメントの向上に役立つ

LINEでは、LINE公式アカウントというコミュニティ個別のグループを簡単に作成することができます。

LINE公式アカウントに登録したユーザー(友だち)に対して、全体でも個別でも情報提供が可能になります。

情報提供をするだけでなく、友だちにクーポンを配布したり、ポイントカードを作ったりなど、様々な施策を簡単な設定で実施ができるようになっています。

エンゲージメントが高まれば、より情報を提供して構わない、提供して最適な情報がほしい!と思う人が増えてくるでしょう。

LINE公式アカウントに登録してくれた友だちは、企業・ブランドにとって応援してくれる応援団のようなもの。

友だち数を多く獲得するだけでなく、友だちとの交流を高め、より強力なメンバーシップを作っていきましょう。

2.データ取得のしやすさ
LINE公式アカウントには、「リサーチ」機能がついており、アンケート形式でユーザーの嗜好を聞くことができます。

アンケート結果に即したメッセージを送ることもできるので、エンゲージメントの強化にもつながってきます。

便利な機能が利用できるLINE公式アカウントで、顧客との関係性を高めて行くことは非常に重要になってきます。外部データに頼っていたころとは違う戦略が必要となります。

ぜひともリサーチ機能を活用し、顧客データの収集を行ってください。

いかがでしたか?
プライバシー保護の強化の流れに乗り遅れると、今後、企業のマーケティングにおいて重大なリスクになります。

こういった流れを把握し、LINE公式アカウントを活用して、顧客と直接繋がれる機会を充実させていきましょう。

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