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クーポンを送らずに成果を上げる方法はあるのか⁉️

さて問題です!
LINE公式アカウントを有効活用して、顧客の囲い込みができました。はい!次何をするでしょうか?
大抵の方は、「クーポンを配布する。」と答えると思います。
現に皆さんのお店でこの1年間、何回メッセージ配信を行い、その中の何%がクーポン配信だったでしょうか?
今日は、「クーポンを送らずに成果を上げる、LINE公式アカウントを有効活用する方法」をお話しします。
ぜひ最後まで読んでください。

皆様、こんにちは!
LINE Frontliner (ラインフロントライナー)の野尻猛(のじりたけし)です。

私野尻は、日頃よりマーケティングのプロとして、LINE公式アカウントのプロとして、色々なメディアやSNSで活動をさせていただいております。

そして、株式会社CRMマーケティングという会社を通して、色々なメーカーさん、企業さん、各店舗やチェーン店本部さんから、小さな1店舗など、様々なLINE公式アカウントの有効活用支援を担当しております。

今回の話や過去の連載を読んで、一度相談してみようと思った方、ぜひご連絡お待ちしております。
LINE Frontliner野尻猛のLINE公式アカウント( https://lin.ee/XuH2sY0 )から、どしどしご相談ください。

さて、本題に入りますが、最後までしっかり読んで成果が出るまでの期間をもっと短期間にしていきましょう!

☆①なぜ皆さんはクーポンを送っているのか?

答えはどうでしょう?集客したいから、、、ですか?ですよね。多少値引きしても集客したいからと答える方が多いと思います。

私は、色々な企業や店舗の前月の販促の結果報告会に参加することは多いですが、先月も、全体の売り上げの中で何%がクーポンからの集客からの売り上げと報告している店舗がありました。

その時の店長さんの計算方法は、
「その店舗のその月の売り上げの合計」と、「クーポンの利用履歴がPOSにある組全体の売り上げ」の割り算でした。販促結果の計算方法は各企業とも違います。ので、御社の計算方法に当てはめて読んでいってください。

ちなみに先週定例会があったその店舗Aは、
・3月客数:2546名 
・3月売上:942万円
 
で、そのクーポンは 
・43回使用 
・27組 
・36万円分の組売上
 
でした。ということは、(36万円と942万円の割り算で)3.8%の販促効果となってました。
※ちなみに月曜日から金曜日まで使えるクーポンでした。

☆②そもそもの目的は何だったのでしょう?

クーポンを長い間送っているとそのうちクーポンを送ることが目的となってしまいます。
別にクーポンを送るのが悪いわけではないですが、目的を忘れてしまうと、効果が最大限になりません。

では、何のためにクーポンを送るのでしょう?先ほど集客のためとありましたが、集客のためにはクーポンを送るしかないのでしょうか?

先ほどの件(そのクーポンは 43回使用 27組 36万円分の組売上)でいくと、780円のクルクルチョリソー無料だったので、(780円 X 43回=)33,540円の経費もかかっています。まあクルクルチョリソーの原価は330円なので、330円 X 43回で14,190円の経費とも読み解けますが、、、。

では、話を戻して集客という目的を考えていきます。
このクーポンよりも良い手があれば、それを検討すべきですよね?

今回の件で行けば、
36万円の売上、27組の集客、クーポン利用43回 という成果を出すために、

33,540 / 360,000  = 9.3%の売上比率の販促売上
14,190 / 360,000 = 3.9%の販促費率の売上

でした。

私も2年間くらいこの店舗をコンサルしているので、それなりに頑張っている店舗でもありますが、実は、同じ業態で、この店舗Aよりも少し席数少なく、値引きクーポンなく店舗Bは、「70万円」以上売り上げていたらどうしますか?

興味ありませんか?
どうして値引きクーポンではない方法で、これだけ集客しているのかの正体を、、、。

目的は集客。しかも永続的な集客。
店舗Aみたいにしっかりと頑張り、クーポンで成果をどんどん上げるでもいいですが、
店舗Bの売上の上げ方、LINE公式アカウントの有効活用の仕方も参考にしてもらいたいと思います。

☆③B店はどうやって集客したのでしょうか?

(ちなみにA店は直営店で、B店はFC店です。B店のオーナーさんは3店舗経営しています。そのうちの1店舗がA店と同じブランドのFC店です。)

答えからいうと、B店が送っているのは「情報」です。
スタッフにスポットライトをあててスタッフ紹介や、今週のおすすめや、内容は様々です。

でも、その店舗からの配信でその店舗を思い出して欲しいという思いがあり、1年前からクーポンは3ヶ月に1回くらいしか送らず、情報(その店舗の今)を徹底して送るようにコンサルしてきました。

その結果、1年前の4月は 615万円だった売り上げが、今年の4月で1000万円オーバーの1030万円まであがりました。
そして何より
客単価が前年対比で400円アップ。
来店間隔が3ヶ月平均0.6回だったのがなんと、3ヶ月平均1.8回となりました。

居酒屋にとって新規顧客よりも常連さんのリピート率が上がると売り上げが安定するのはもちろん痛いほどわかっていると思いますが、この常連さんのリピート比率があがった要因がLINE公式アカウントの有効活用です!!

☆④常連様のリピート率を上げるのはクーポン配布よりも○○の方が効果的です。

先ほどもお話ししましたが、常連さんのリピート率を上げるのにLINE公式アカウントの有効活用が効果的です。
クーポン配信をやめろとは言いませんが、「常連客がリピートする配信」を増やしましょう。

どんな配信がいいかって?
では、他社さんが行なっている配信の中で特に効果的だった配信例を何個か教えます。

1、 新商品が出たら、その案内をスタッフがその新商品を持って動画でその新商品のウリやオススメの食べ方などをおしらせする。

2、 スタッフが新しく増えたら、よろしくお願いしますの自己紹介を動画で送りましょう。動画の方が親しみが増えます。その際は名前は下の名前が良いです。個人情報の部分は極力話さずに、どんな人柄なのかが伝わる配信にしましょう。

3、 餃子包みのプロとか包丁さばきのプロとかがスタッフにいたら、その技を動画で撮りましょう。それをリッチビデオメッセージで配信すると前回来た際の美味しかった味とかも脳裏に蘇ります。

4、 トイレ掃除を頑張っているところを動画で撮りましょう。生々しい動画はダメですが、トイレが清潔というだけで店舗はリピート率が上がります。

ここまでは、基本的な部分です。
そのうちネタがなくなってくるでしょう。そうなったらすぐに私に連絡をください。色々と教えます。
でも、ここまででもすでに相当効果は出ていると思います。

LINE公式アカウントの配信はクーポンだけではありません。もしくはクーポン配信以外で勝負する方がA店B店のように効果が高い場合もたくさんあります。クーポンを送りすぎないと久しぶりのクーポン送信の配信効果も高まります。皆さんもクーポンのみに頼りすぎない配信方法、しっかりとかんがえてくださいね。

☆⑤最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。LINE公式アカウントの、たった一つの機能を有効活用するだけで自店の利益を大きく上昇させれます。

先日、LINEビジネス活用公式ガイド第2版が出版されました。テクニカルな部分はそちらの本を読んでください。非常にわかりやすくまとまっています。
LINE公式アカウントを有効活用できれば、事業の推進は非常に円滑に進みます。
次は何のお話をしようかな?
最近リッチメニューを有効活用して利益を倍にしたあのお店の話でもしようかな?
LINE VOOMをうまく使って入会者募集を例年よりも倍以上成果を上げた話でもしようかな?

「LINE Frontliner」は、LINEへの高い知識レベルと豊富な経験を備えたLINEの認定講師です。日本国内に9名しか存在しません。

私たち、LINE Frontlinerには、LINEヤフー社と共に第一線でマーケットを作っていく役割・使命があります。
何でも相談に乗りますし、皆様がLINE公式アカウント・LINE広告を有効活用し、企業がより利益体質になれるようにサポートさせて頂きます。

LINE Frontliner野尻猛のLINE公式アカウント( https://lin.ee/XuH2sY0 )から、どしどしご相談ください。
ぜひ皆様の1歩をお待ちしております。

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