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LINE公式アカウントってどんな店舗向き?

LINE Frontliner の野尻猛です。

日頃よりマーケティングのプロとして、LINE公式アカウントのプロとして、色々なメディアやSNSで活動をさせていただいております。

前回、「ステップ配信機能の有効活用」の記事を寄稿しましたが、かなりの好評でした。ありがとうございます。

その結果、色々な業種の方からご連絡をいただき、その中で、
それぞれの業種でのLINE公式アカウントの有効活用方法ってまだまだ浸透させられていないことに気づかせて頂きました。

今回は、各業種別のLINE公式アカウントの有効活用方法を文字数の許す限り、お伝えしていこうと思います。

今回は業種問わず、必見の内容となっています。
ぜひ最後まで読んで、ご自身の商売、企業販促の参考にしてください。

①LINE公式アカウントはクーポン発券機ではありません。
②LINE公式アカウントの標準機能だけでも
 十分テイクアウトの強化は出来ます。
③ガソリンスタンドにもLINE公式アカウントは最適です。
④美容室の勝ちパターンはLINEチャット以外もあります。
⑤成果を出すためのサポートもご利用ください。


①LINE公式アカウントはクーポン発券機ではありません。

LINE公式アカウントはクーポン発券機ではありません。

LINEがあまりにも、(とても良いことなのですが…)日常に染み込みすぎていて、LINEイコール生活感。という想いをお持ちの、飲食業のオーナーさんが多く、客単価で8千円から2万円くらいの飲食店は、LINE公式アカウントは合わないのではと、勝手に敬遠されている方も多いです。

でも、どういう使い方をすればいいのか、ちゃんと我々がサポートさせて頂いている店舗に関しては、問題なく、店舗力の向上にLINE公式アカウントが役立っています。

ここでのLINE公式アカウントの役割は、言わば「プッシュ通知をしてくれるホームページ」と想像してください。

自社のWEBサイトは、なかなか更新しづらいし、新しいメニューを更新しても、WEBサイトを見てくれている人に、〇〇のページが更新されました。とメッセージが届くことはありません。

LINE公式アカウントは、そういうWEBサイトの欠点を補い、さらに、「タイムライン」で色々な新着情報をお届けしながら、月に2回は、LINEのトーク画面で、メッセージを送りながら、店舗のウリや、店舗のこだわりを正しく伝えることが出来ます。

ある企業の例ですが、
魚介類の鮮度が自慢の客単価15,000円くらいのお店ですが、毎日、仕入れた魚介類を動画で撮ってタイムラインに送っています。

タイムラインに流している動画も、ただ撮影だけでなく、「オーナーの解説付きで動画を撮る」ように変更したところ、瞬く間に、2回目リピート率が上がり、常連様のリピート間隔が短くなる効果も出ています。

飲食業のLINEを活用した販促は、クーポン施策だけではなりません。
自社のウリ、自店のウリを正しく、スピーディーに伝える。
それが正しい飲食業の販促です。

※2022年6月追記※
LINE 11.20.0以降、「タイムライン」はリニューアルされ、「LINE VOOM」という動画プラットフォームに生まれ変わりました。
https://guide.line.me/ja/linevoom/howto-linevoom.html

②LINE公式アカウントの標準機能だけでも
 十分テイクアウトの強化は出来ます。

LINE公式アカウントの標準機能だけでも十分テイクアウトの強化は出来ます。

API連携(えーぴーあいれんけい)という言葉をご存知ですか?
LINE公式アカウントに、LINE公式アカウントが持っていない様々な機能をくっつけて、さらに便利にする機能です。

ですが、API連携は、オプション契約ではありません。
1つAPIを選ぶと、他のAPIは連携しづらくなります。

今、飲食業は、モバイルオーダー関係のAPI連携利用が最盛期です。

となると、LINE公式アカウントの持つ標準機能で、自社のテイクアウトを強化するのが一番の策となります。

結論から言うと、LINE公式アカウントの標準機能だけで、テイクアウトの強化は十分出来ます。

ある企業の例ですが、
月商350万円の焼き鳥屋さんが、このコロナの影響もあり、月商50万円まで下がってしまいました。(令和3年6月10日時点)

ですが、LINE公式アカウントの友だち獲得を必死に行い、
今やテイクアウトのみで月間200万円の売り上げを作っています。

そういう店舗もあるって夢があると思いませんか?

そして、テイクアウトを真剣にやっている店舗は、1ヶ月に1回以上、メニュー変更をやっています。テイクアウトは脇役ではないです。店舗以外の全部のスペースを使った店舗外営業なんです。

そのテイクアウトを真剣にやっている店舗にとって、告知に最適なツールは、LINE公式アカウントなんです。

LINE公式アカウントのトーク部分で、リッチメッセージでメニュー変更や、新メニューのウリをアピールします。

そしてタイムラインで、
「持ち帰ったメニューの最適な温め方」や、
「テイクアウトメニューのちょい足しメニュー」など、

自社テイクアウト商品を使った家での展開が想像できるタイムラインにする事が、良い後押しになると思います。

これからの社会、テイクアウト売り上げをどう高めるかが、居酒屋業界の売上安定の鍵となります。

その、テイクアウトの推進のためにも、ぜひLINE公式アカウントを活用していってください。


③ガソリンスタンドにもLINE公式アカウントは最適です。

ガソリンスタンドさんの場合、主に、「油の売上」「油外売上」に分けられます。そしてガソリンスタンドさんは、どれだけ油外売上を作れるかが、利益を作るカギとなります。

ガソリンスタンドに来られた方を、なるべく全員友だち登録いただき、その方達に、洗車の案内や、ワイパーゴムやウォッシャー液などの備品を販売していきます。

特に洗車に関しては、タイミングや、メッセージを送る時間帯によっては、ものすごく売り上げアップにつながります。

ガソリンスタンドさんのように、ホームページがない、もしくはホームページをお客様があまり見ない業界にとっては、LINE公式アカウントの友だち獲得を強化する。これが利益率の高い売り上げをアップさせる秘訣となります。

先日、友だち登録をものすごく頑張っているガソリンスタンドの経営者と定例会でお会いしましたが、すでに3,000人の友だち登録が完了していて、今でもグングン友だち獲得は伸び続けています。

そのガソリンスタンドさんで、洗車の10%OFFクーポンをトーク画面でリッチメッセージで送ったところ、予約方法が、電話だったので、電話がなりまくってしまいました。

うれしい悲鳴だったのですが、このタイミングで「LINEチャット」を教えて、今では、LINEチャットで洗車予約を取っていて、電話対応はほぼなくなったようです。

ガソリンスタンドさんは、友だち獲得はしやすい業種なので、その後の利益を創出する目的や戦略がしっかりしていたら、やるべき販促施策と言えます。

自社で会員(友だち)を囲い込むのは、ビジネスの鉄則ですね。そして、その集まった友だちに対して利益率の高い商品のアピールをし、しっかりと利益体質の会社にしていきましょう。


④美容室の勝ちパターンはLINEチャット以外もあります。

美容室でのLINE公式アカウント利用での勝ちパターンのひとつは、「LINEチャット」です。

LINEチャットを有効活用することにより、離脱やドタキャンが減り、さらにオプション率を高める効果もあります。

詳しくは、こちらの寄稿記事をどうぞ。

でも、LINEチャットを使わない美容室は、LINE公式アカウントでやることはないのか?と言われるとそうではありません。

その点を、お話しします。

美容室にとって大切な売上が、カットとかパーマとかの「主売上」の他に、大きく2つあります。

それは「オプション売上」と、「店販商品売上」です。

オプション売上は今、主売上の何%あるでしょうか?
ご自分のお店で調べてみてください。

主売上の月合計を算出し、オプション売上全体の月売上を算出し、割り算してパーセントを出してください。

20%未満であれば、まだまだ上げる方法はあります。

次に、
店販商品売上は今、主売上の何%あるでしょうか?
ご自分のお店で調べてみてください。

主売上の月合計を算出し、店販商品売上全体の月売上を算出し、割り算してパーセントを出してください。

30%未満であれば、まだまだ上げる方法はあります。

この部分を上げるために、
そのオプションのご案内、お試しクーポンをプッシュ配信したりしましょう。

そして、店販商品は、どういう方がどういう時に使うと良いか。のアピールをすると、もっと店販商品の売上は伸びます。

店舗で使っている業務用のシャンプーであれば、店舗で頭洗っている時に、「このシャンプーと同じ商品。あとで購入することも出来るんですよー」というトークで、数人は獲得できるのかもしれませんが、店舗でのおすすめの化粧品とかは、タイムラインや、LINE公式アカウントのトークの部分で、しっかりとアピールすることが大事です。

美容室・ネイルサロン・マツエクサロン・エステサロンさんは、来られたお客様のほとんどをLINE公式アカウントの友だち登録していただき、そこから、オプション売上、店販商品売上につながるように、しっかりとトーク画面での発信、タイムラインでの発信を行いましょう

当然、LINEチャットで予約を取りながら、トーク画面での発信や、タイムラインでの発信が出来ればなおよしですが、美容室、ネイルサロン、マツエク、エステサロンなどのサロンさんは、ぜひ、

「LINEチャット」でのコミュニケーション強化
「オプション売上」「店販売上の強化」を意識する

という目的をブレないようにアカウント運営していきましょう。


⑤成果を出すためのサポートもご利用ください

今一度、お伝えしますが、「LINE Frontliner」は、LINEへの高い知識レベルと豊富な経験を備えたLINEの認定講師です。日本国内に10名しか存在しません。

「LINE Frontliner」には、LINE社と共に第一線でマーケットを作っていく役割・使命があります。

そして、皆様のお住まいのエリアの近くにも、LINE公式アカウント店舗向けパートナーは多数存在します。

ぜひ、お近くの店舗向けパートナーを調べて、一度連絡してみて下さい。

そして野尻自身も、「LINE公式アカウントを有効活用することによる、売り上げや利益や顧客の囲い込みに成果を上げて頂ける様々なコンテンツ」を多数、用意しております。

私が、LINE公式アカウント有効活用を専門にサポートさせていただく目的で設立した「株式会社CRMマーケティング」
こちらの方でも、LINEのサポートを対応させていただいています。

何でも相談に乗りますし、皆様がLINE公式アカウント・LINE広告を有効活用し、企業がより利益体質になれるようにサポートさせて頂きます。

「LINE Frontliner」野尻猛のLINE公式アカウントから、どしどしご相談ください。

今回、取り上げなかった業界の方、業種の方もどしどしお問い合わせお待ちしております。

このコロナ禍だからこそ、風の時代だからこそ、LINE公式アカウントはとても良いマーケティングツールです。

ぜひ皆様の一歩をお待ちしております。

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