LINE Frontlinerってどんな人? プロダクト系の0-10人間
はじめまして。
LINE Frontlinerとなりました、オプトの石原靖士と申します。
noteで定期的に連載していくにあたり、はじめに自己紹介をさせていただきます!
認定講師「LINE Frontliner」についてはこちらから。
1.自己紹介(仕事とプライベート)
改めまして、石原 靖士と申します。
株式会社オプトでDX事業立ち上げの責任者をやっております。
主にLINE社と協業しながら、DX顧客支援や、自社事業としてもSaaS事業の連続立ち上げ等を手掛けています。
プライベートでは鎌倉育ちという事もあり、潮の香りがする海の側で2人の子育てを楽しみつつ、激動のリモートワークな毎日を過ごしています。
数少ない自慢といえば、早朝の浜辺ランニングを約10年間、一日も休まず続けていることで、いつも新しいアイディアを走りながら妄想していますw(結構おすすめ)。
好きな言葉は「雨ニモマケズ風ニモマケズ / 塵も積もれば山となる」です!
今後、LINE Frontlinerとして、みなさまのお役に立つ情報を発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
2.どんな事をやってきたのか?(集客とCRMと開発)
一言で表現するなら、私は「プロダクト系の0-10人間」です。
元々はネットワークエンジニアでしたが、独立し起業を経験。
その後、オプトで営業とマーケの責任者を4年ほどやった後、ご縁あってベンチャー企業の役員に就任し、CRMの自動化ツール(今で言うSaaS事業)の立ち上げと売却までを経験しています。
新卒から約10年強のこうしたIT系の幅広い経験がバックグラウンドです。
その後、34歳でオプトに戻った時、「広告代理店は、新規客の集客も大事だけど、それ以上に既存客のLTVを支援する事も重要なのでは?」と、自らの経営経験から強く感じていました。
そこにLINEという、コミュニケーション領域で圧倒的なシェアを誇る媒体が彗星の如く現れ「これは時代の流れだ!」と感じ、LINEに特化した“集客からCRM”までトータルにサポート出来るLINE戦略部(代理店で部署名に媒体社名を使うのは珍しかった)という専門組織を創りました。
当時、広告代理店というのは広告の売上が全てだったので、それと反する「CRMをビジネスとしてどう定義するのか?(CRMは代理店としては儲からないため)」はとても難しかった記憶があります。
ですが、お陰様で“TSUNAGARU(ツナガル)”というLINE公式アカウント専門の運用ツールと、マーケティング支援をセットで提供する事で、アカウントの導入実績は業界でもトップクラスをマーク。加えて、LINE社のテクノロジーパートナーとしても最上位の称号を頂く事も出来ました。
3.どんな事に挑戦していくのか?(産業のDX)
丁度その頃、LINEのMessaging APIを活用して、より柔軟な開発をお客様に提供し、大きなマーケティング成果を上げた実績が増えてきました。(アジャイル型のシステムインテグレーション領域に侵食)
例えば、保険業界の大手企業で、アナログな保険請求の手続きをLINEで簡単に出来るようにしたり(最短30分で完了)、事故車の写真をLINEで送れば、AIが修理金額を算出し(最短30秒)、保険利用の有無をユーザーが即時に検討出来るなどの実績です。
6/29に開催されたLINE CX DAYでもその事例の話をさせていただきました。
これまでLINEは、何万人もの顧客対応組織を抱えるよう大企業から、正式な業務インフラとしてはなかなか認められにくかった背景がありました。
ですが、昨今ではMessaging APIを上手く活用する事で、サービスレベルやセキュリティの観点でも安心安全な状態を実現出来るようになってきていますし、これこそが日本における産業のDXでもあると思いました。
この体験から、LINEという顧客接点作りをきっかけに「集客、CRM、開発」という3つの強みを併せ持つ、デジタルマーケ業界でもユニークな存在になれるのでは!?と思い、2020年4月に、LINEを活用した産業業界のDXを行う「LINE Innovation Center」という専門組織を組成しました。この組織では約20年に渡るデジタル集客ノウハウと、ここ数年でのCRM・開発における実行力を強みに、LINE社と共に産業のDXを進めています。
現在、LINE社とは強固な協業体制を組ませて頂き、2021年中までには最低5業界の象徴的なDX実績を目指しています。ぜひ、アナログな業界で業務プロセスの非効率に悩み、自社の独自アプリ利用率が上がらず、業界の未来に不安を抱いている、、、という経営者のみなさまから、お気軽に業界課題をお教え頂けると幸いです!!
4.LINE Frontlinerの意気込み(LINEをWeChatの如く)
私は、日本のLINEが、中国のWeChatの様になれれば、日本のDXはもっと進むのではないか?と思っています。
何故なら、日本企業のサービスはアナログ時代に最適化されたサービスで、そのままLINE化してもユーザー体験の観点で、なかなか上手くいかない事が多い。
一方、中国の企業はそもそもデジタル時代を前提に、ユーザー体験ありきで作っているので、企業のサービスをそのままWeChat化しても上手く行きやすい。
つまり、日本企業のサービスをLINE化する時は、多少なりともユーザー体験を中心としたサービスにリメイクする必要(スタートアップ的な事業開発そのもの)があり、こうした領域までサポート出来る事が、我々の存在意義なのかなと思っています。
これからLINE Frontlinerとして、様々な産業のサービスリメイク事例や、そんなキッカケとなるような情報発信を続けていければと思います!
【関連リンク】
1.同じLINE Frontlinerの稲益さんとの対談記事
2.LINE CX DAYのセミナーレポート