LINE Frontlinerってどんな人? 飲食業界の圧倒的な理解者
はじめまして。LINE Frontlinerの野尻です。
渋谷に本社を置く「クラブネッツ」という、いろいろな企業や店舗の販売促進を支援する企業で、上席執行役員として、LINE公式アカウントを中心とした、加盟店獲得・加盟企業への販促コンサルティング・経営コンサルティングを担当しています。
LINE公式アカウントの第1人者として、LINE公式アカウントの有効活用のコツや成功店舗の共通点など、皆様にとってもすぐに活用できるノウハウをどんどん共有していきます。
ですが、今回はまず1回目ですので、私「野尻猛」の自己紹介を中心に書かせていただきます。
最後までよろしくお願いいたします。
認定講師「LINE Frontliner」についてはこちら。
1.バーテンダーの夢を先送りし、サラリーマンになる。
もう25年以上前の話になりますが、
ずっとバーテンダーになりたかった大学生の頃、実際、あるバーテンダーに弟子入りし色々とカクテルの技術や店舗経営を教わっていました。
でもある日そのバーテンのマスターから「オレは夜の人間。お客様は昼の人間。お前(野尻)には、昼の人間の気持ちがわかる夜の人間になってほしい」と突然言われ、大学を卒業したらバーテンダーになろうと思っていたのですが、急遽サラリーマンの世界に飛び込むことを決意しました。
ドラッグストアという言葉は今では当たり前に使われていますが、私が大学生の頃はそういう業種が出始めの頃で、まだドラッグストア業界は黎明期でした。
そんなドラッグストアを社会人1社目に選んだ私は、将来は会社を立ち上げるという強い意志があるので、会社経営に必要な事は全部学びたいと色々な部署を経験させてもらい、入社3年目では、名刺に部署名が並びきらず、名刺を2枚に分けていた時代もあるくらい、色々な業務を必死にこなす毎日でした。下記はその頃の私の名刺です。
ドラッグストア黎明期で、20代中盤の社会人経験を積むには最適な年代で、貪欲に貪欲に経験を積まさせてもらい、この頃の経験はすべて今に活きていると思います。
特に、納得がいかない事はとことん調べて調べ尽くしました。
「名刺の印刷代ってどうしてこんなに高いんだろう?」と思うと、工場まで行き、工程やそれぞれの工程にかかっている時間や人工を全部調べたり、納得いくまで「モノの原価」や「商売の原理」を追求していたのを今でも覚えています。
凝縮されかつ、濃厚な5年間を過ごさせて頂き、次の業界に飛び込みに行きました。
2.大好きな飲食業で試練の連続だったあの頃
その後、色々な経験を経て、飲食フランチャイズの全盛期ちょっと後?くらいに、飲食フランチャイズ企業の経営戦略部門としてジョインし、ここでも色々と貴重な経験を積み重ねることが出来ました。
ここでの経験は今、活かせれるだけ活かしていますし、日々刻々と移り変る飲食業界の知見に遅れることなく対応・軌道修正できているのは、この時の仲間やこの時の経験があったからこそだと思っています。
その頃の部署は、飲食ブランドの屋号別の縦割りの組織でしたが、縦割りの効率の悪さに気づき、色々な部門が統合したり専門化していく中、首都圏の数百店舗の中で、赤字店舗だけをブランド問わず集められた「特化店舗事業部」なるものが新設され、私が責任者に任命されたことがありました。
店舗段階営業利益というのは、いわゆる最終結果。
最終結果が悪いということはどこかが悪いということ。しかも赤字慣れしている店舗は、悪い部分が転移していたり、拡大していたりと問題はさらに複雑になっていることが多いです。
この特化店舗事業部の責任者もかなりやりがいがありました。悪い部分の修繕・修復をやりながら、大きな課題・問題というすごく悪い部分も長期的に治す工程を通じて、野尻猛としての店舗運営・店舗経営の基本が叩き込まれました。
3.知識は誰にも奪われることのない財産である。
徹底した現場主義や、店舗コンサルティングの際に、現場に血を通わせる事から取り組む姿勢は、主にドラッグストア時代と飲食FC本部時代に、培われたモノとなり、今では私の財産となっています。
クラブネッツには、2005年の10月からジョインしていますが、はじめは経営戦略室室長 兼 メディア事業本部本部長」として、大型提携を仕掛けたり、あと大手化粧品会社や、大手テーマパーク・大手ナショナルブランドなど、大企業の新規集客の支援やコンサルティングを行っていました。
もちろんCRM戦略を伴う顧客のリピート化・常連化も担当することもあったのですが、どちらかというと新たな広告分野でコンサルティングさせていただくことが多かった時期でした。
そしてTポイント全盛期には、ポイント事業本部の直販営業の責任者として、はじめてのテレアポも経験し、営業職の苦労や楽しみを少しずつ理解していき、クライアントの開拓に楽しみを見出してしまい、いつかは経験したかったテレアポ営業というセクションを存分に楽しんでました。
そんな中、2015年8月に現「LINE公式アカウント」(当時の名称は「LINE@」)と出会い、ものすごく将来性を感じ、その年の2015年10月くらいにLINE@に「ショップカード」という機能がつき、絶対に店舗にとって必要なツールと成長する事を感じました。
ただ、店舗オーナーにとってみると、ツールだけあっても実はうまくいかず、「色々と相談できる人」「自分のお店にとっての有効活用方法を教えてくれる人」の存在が必要で、私も色々な飲食オーナー・理美容ネイルエステオーナーなどに、「LINE@をこう使え!」という勉強会を結構実施していました。
新規のお客様と特定回数以上来てくれている常連様にクーポンを出し分けたり、美容室やネイルサロンの顧客離反を食い止めるコミュニケーションなど、LINE公式アカウントは、本当に色々な使い方があるのです。(また別の機会に紹介しますが、少しだけその勉強会で使っている資料の内容お見せします)
私も、このLINE公式アカウントやLINEが発信する様々なネクストスタンダードを通じて、皆様と色々と接点を持つことができる事を嬉しく思っています。
4.LINE Frontliner として日本をもっと楽しくしたい。
LINE Frontliner は、大きな役割や大きな使命感を持っています。
まだまだ、LINE公式アカウントの良さや、LINE広告の良さを実感していない店舗や企業も多いと思います。
各人のスマホには当たり前のようにLINEアプリが入っていて、コミュニケーションなどの要にLINEがなっています。
なので私は、「各店舗や各企業が当たり前のようにLINE公式アカウントを持っていて、コミュニケーションや共有・連携の要となる」という時代を目指し、そんな時が早く実現するように、LINE公式アカウントの伝道師として活躍したい。そう考えています。
野尻はずっと現場主義です。LINEが身近で欠かせない存在であるように、LINE公式アカウントが、身近で欠かせない存在になるべく日夜しっかりと良さを伝える人間となります。