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学生だからって遊んでるわけじゃねえ '21/5/29~6/4

1年前の日記を部分的に引用し、それにコメントしていきます。
(1年前:理系修士2回生/現在:社会人1年目)

女心

女心ってなんやねん。カテゴライズに負けるなと思う。

20210530

まあ、確かに男女で肉体が違うのだから、感情の傾向も違うのかもしれないけど、そんな雑に分類するな。人の気持ちは、その人固有で不可侵なものであり、単に性別を用いて説明されるべきではない。(もちろん、肉体に由来する諸要素により、感情が影響は受けると思うけど。)
心は人それぞれ違うし、「女ならこう思うはずだ」「この気持ちは女にしか分からない」みたいなのは、ウソだと思う。この多様性が叫ばれる社会において、男女なんていう分類は、大雑把過ぎる。機械的な感情の決めつけではなく、人にはそれぞれ固有の感情があることを意識し、男・女ではなく、それぞれ個人として見ていくことが大事だと思う。


体重

健康診断の結果、67kgもあった。痩せねば。

20210601

大丈夫です。このあと研究のストレスで痩せます。

同い年

四千頭身がAマッソのYouTube出てた。さすが、オートロックのすげぇイイマンションに住んでて、同い年とは思えなかった。

20210602

四千頭身が同い年なの、ホントに怖い。彼らはもう、タワマンとかに住んでる。かたやこちらは、社会人1年目のペーペーで、会社の寮で共用の洗濯機の順番待ちをしている。
東京の家賃を調べていて引いた。俺は、一生オートロックのすげぇイイマンションには住めない。一生俺は狭い部屋。夢は、白ネギが入る冷蔵庫を買うことです。


解散

いきものがかり解散!やったね!

20210604

いや、そんなこと喜ぶな。悲しむ人もおるんやぞ。
なにがそんなに嫌いだったんだろう?と思って有名曲をチラッと聞き直したんだけど、何も思わなかった。快でもなく不快でもない。人畜無害。無。
たぶん、だからみんなに受け入れられて、いろいろなところで耳にしたんだろう。
そして、だから彼らの曲が嫌いだったんだろう。僕は、コンテンツに切られたいと思っている。それは、自分でも認知していなかった自分の感情に気づかせてくれたり、傷つけられたりといった、世界の見え方を変えてくれるような何かを求めている。だからこそ、何も言っていないのと同じような彼らのヒット曲が苦手だったんだろう。(彼らの曲を色々見ると、切ってくるものもあったりするのだけど、やはりこういうのはヒットした印象がない。おそらく彼らには人畜無害が求められていたためだろう。)
つらつらと、彼らの曲が苦手であった理由を考えてきたけど、たぶん、結局はクラスのイケてる奴らが、いきものがかり好きだったから逆張りで嫌いだっただけだと思う。今になって聞き返してみて、なんか申し訳ない。


蚊帳の外

久々に学部時代に仲良かった人たちと会った。
みんな社会人トークをしていてなかなか話に入れない。院生には院生の大変さもあるもんだが。

20210606

修士課程の間、「この年齢にもなってまだ働いてないの?」「まだ学生なんかやって遊んでばっかり」と思われているのではないかという思いがずっとあった。一応、研究を通じて人類の発展に貢献していることになっていたはずだし、研究に追われてそんなに遊んでなかったんだけど。
社会人の話を聞きながら、大学院生活の苦労は甘えだと思っていた。でもやっぱり大学院には大学院の苦労があるよな。ひたすら時間と労力を消費し、それでも成果は出ず、さらにお金にもならない。
とにかく金銭的な不安がひたすら大きかった。奨学金を借りていたから、飢えることはないけれど、奨学金を使えば使うほど、将来の自分がキツイ。(実際、現在の自分が返さなければならない額を見て、ため息を付いている。)
そして、とにかく大学院生活は先が見えない。どこかで、どうにか研究成果が出てくれないと、卒業が危ぶまれる。でも、成果が出るかどうかなんて、人事を尽くして天命を待つしかないところで、運の要素が大きい。周囲でそれなりに結果が出て、修論の方向性が固まりつつあり、奨学金の返済免除を獲得するためにもっと頑張るかどうかを考えている人たちがいる中で、ずっと研究が上手くいかなかったのは、今思い出してもキツイな。
一年前の俺、大学院生活は大学院生活でキツイから、社会人たちに引け目を感じるな。まあ、キツさで争うなって話だけども。


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