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娘と電子レンジのらぶりーちゃんの話

先日、電子レンジが壊れた。 これは私の5歳の娘と、電子レンジのお話。 ※ここでは以降電子レンジと言うが、トーストも焼けてオーブン機能もあるので正確にはオーブンレンジというのかもしれない。 ある朝、電子レンジの扉を閉めたら突然異音(というか放熱しているブーーーーンという音?)がするようになり、ん?と思いながらもトーストを焼いていたら、気付いたら電子レンジから煙が出ていて、慌てて開けたらパン真っ黒焦げ。 家中が焦臭くなってしまった。  完全に壊れた。 この電子レンジは私が

    • マルグリッド・ジェラール「L’Elève intéressante」

      先日、オンラインサロンでルーブル美術館に所蔵されている作品から1つ選んで、その作品について調べて発表するという会をしました。 その時に調べた作品について、せっかくなので調べたこと+調べきれなかったことを追加で調べてまとめます。 マルグリッド・ジェラールについて マルグリッド・ジェラール Marguerite Gérard 1761〜1837(没76歳) フランスのロココ期の女性画家。 グラースの調香師クロード・ジェラールとその妻マリー・ジレットの娘で、7人兄弟の末っ子であ

      • 映画すみっコぐらし青い月夜の魔法のコ

        すみっコの新しい映画を見てきました。 ネタバレガッツリしてます。 娘は、はじめての映画館。 うるさいとか暗いとか言うかなー?と思っていたけど、はじめてじゃないような感じで、ちゃんと映画を楽しめた様子。 ふぁいぶのポップコーンバケツも買って、入場者特典のミニ絵本も貰ってばっちり! 前回のとびだす絵本とひみつのコは、本当に何回見ても泣いてしまうので今回も覚悟して行ったけど、ポロリと何回かは泣いてしまったけど号泣ってほどではなかった。 多分「泣ける映画」を期待しすぎるとあれ

        • 上野の森美術館「蜷川実花展-虚構と現実の間に-」

          私はプロップスタイリストの遠藤歩さんのオンラインサロンに入っているのですが、遠藤さんは蜷川実花さんの作品のプロップスタイリングをたくさんされていて、今回蜷川実花展でChaos Roomという展示室で実花さんの脳内を再現したプロップスタイリングをされています。 そしてなんと遠藤さんの解説付きで蜷川実花展に行ける機会があったので、もちろん参加してきました。 オンラインサロンのメンバーおふたりと全部で4人で。 このオンラインサロンメンバーで美術館に行く機会は3回目?かな?なの

        娘と電子レンジのらぶりーちゃんの話

        • マルグリッド・ジェラール「L’Elève intéressante」

        • 映画すみっコぐらし青い月夜の魔法のコ

        • 上野の森美術館「蜷川実花展-虚構と現実の間に-」

          アーティゾン美術館「STEPS AHEAD」

          参加しているオンラインサロンのメンバーさん達とアーティゾン美術館行ってきました! アーティゾン美術館は初めて! めちゃくちゃおしゃれな建物、係の方の制服がめちゃくちゃおしゃれ、ロッカーもおしゃれ。。。 一番最初の部屋は分かりやすく素敵な絵がたくさんで、自分の好みとしてはベルト・モリゾやルノワール、エヴァ・ゴンザレスなど…そのあたりが落ち着きます。 ベルト・モリゾは元々好きなのですが、女性ならではの子供や女性に向けられた視線が母親として共感を覚えます。 静物画も好きなの

          アーティゾン美術館「STEPS AHEAD」

          シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

          公開2日目に、シンエヴァ見てきました。 まとめていたら一週間経ってしまった。 以下おおいにネタバレです。 このくらいあけたら大丈夫でしょうか。 なんかこのネタバレ注意!みたいなの懐かしいなw 10年…15年前くらいに戻ったような気分。 なんというか、大人になったな…という感想が一番。 私も、シンジ君も、庵野監督も。 ゲンドウ君…は大人になったとは言い難い感はあるけど… これだけ期間が空いて、「でもどうせ終わるって言っても投げっぱなしみたいな個人に委ねるみたいな、終

          シン・エヴァンゲリオン劇場版:||

          三菱一号館美術館「1894 Visionsルドン、ロートレック展

          去年の12月13日に行ったのに、書き忘れていました。 ギリまだ間に合いますよ! ルドン、ロートレックを中心に、三菱一号館が建てられた1894年辺りに活躍した画家達の作品を紹介した展覧会。 タイトルに冠されているので、事前にルドンとロートレックのことについて軽く調べてから行きました。 >> ルドンについての予習 https://note.com/ly_creates/n/n3b030cf01d39 >> ロートレックについての予習 https://note.com/

          三菱一号館美術館「1894 Visionsルドン、ロートレック展

          吉田博についての予習

          なんのきっかけで知ったのか忘れてしまったのですが、ふと目に入ってめちゃくちゃ気になった画家、吉田博。 こちらの展覧会に行く前に、吉田博について予習です。 「没後70年 吉田博展」 https://yoshida-exhn.jp/tokyo/ 【期間】2021年1月26日(火)~3月28日(日) 【会場】東京都美術館 【休室日】月曜日 【観覧料】1400円(事前予約不要) 吉田博 1876年(明治9年)9月19日〜1950年(昭和25年)4月5日) 没74歳 久留米市

          吉田博についての予習

          ロートレックについての予習

          三菱一号館美術館で開催されている「1894 Visions ルドン、ロートレック展(https://mimt.jp/visions/)を見に行くにあたり、ルドンに関する予習をしてからだいぶ見方が変わったので、せっかく見に行くのでロートレックについても予習。 アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 1864年〜1901年(36歳没)←若! 南仏のアルビにて、由緒正しい伯爵家に生まれる。 幼少期はかわいがられていたが、弟が幼くして亡くなると両親が不仲となり、8歳の時に母と

          ロートレックについての予習

          ルドンについての予習

          三菱一号館美術館で開催されている「1894 Visions ルドン、ロートレック展(https://mimt.jp/visions/)を見に行きたいと思っているので、その前にちょっと予習をしようと思う。 ロートレックは少しだけ知っているが、ルドンは名前とグランブーケくらいしか知らない状態。 これはあくまで素人の自分が調べたことをまとめたものなので、情報が足りなかったり間違っていたりするかもしれませんので、ご了承ください。 オディロン・ルドン 1840年〜1916年(没

          ルドンについての予習

          国立西洋美術館 常設展

          先日、参加しているオンラインサロンのメンバーと一緒に国立西洋美術館の常設展に行ってきた。 セクションごとに各自お気に入りの絵を見つけて、それについてみんなで語り合ったり、解説をしてもらったり。 西洋美術館自体は何度も行ったことがあったのに常設展ははじめて行ったのだけど、こんなに良い作品がたくさんあったとは! 企画展行くとそれだけで結構くたびれてしまって常設展に行く機会がなかったんだけど、もったいなかったな… 見ているうちに各々の好みが分かってきたり、逆に全員気になる絵があ

          国立西洋美術館 常設展

          森アーツセンターギャラリー「おいしい浮世絵」

          書くのが遅くなってしまったが、最終日に行ってきた。 浮世絵は参加しているオンラインサロンで初めて興味を持って見たのでまだ全然詳しくない。 歌川さんが多くて違いが分からないくらいだけど、切り口的にも初心者に優しいかなと思って行くことにした! 今回の展覧会は、江戸を中心とした食文化を浮世絵を通して紹介するというもの。 それまで貴族など身分が高い人達のみが楽しんでいた食文化が、江戸時代になると安定した世の中になり庶民も食を楽しめるようになり、醤油や味噌など調味料の発達もあり現代

          森アーツセンターギャラリー「おいしい浮世絵」

          SOMPO美術館「珠玉のコレクション」

          「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」から「SOMPO美術館」に名前が変わり、新しい建物に生まれ変わったnewな美術館。 ナショナル・ギャラリー展で4番目のひまわりが来日するので、ぜひこれは日本に唯一所蔵されている5番目のひまわりも一緒に見たい!と思ってSOMPO美術館にも行ってきた。 旧館名のとおり東郷青児の作品が多いことは分かっていたのだが、ナショナル・ギャラリー展の方の予習で手いっぱいで、ざっくりとした予習のみ、波瀾万丈みのある人生だったのだな…くらいの知識で

          SOMPO美術館「珠玉のコレクション」

          ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

          ロンドン・ナショナル・ギャラリー展と、あわせてSOMPO美術館へ行ってひまわりをはしごしてきた! ひまわりについては先日色々調べたのと、その他の絵も気になったものは事前にちょっとだけ予習して行ったこともあり、音声ガイドを聞いていても「そうそう!」みたいなことがたくさんあって、すごく楽しめた。 先日フェルメールの絵を調べていた時に「左に窓があって光がさしている構図が多い気がする…」と感じたのだが、音声ガイドでそれを言っていて「やっぱりー!?」と思ったり、「ていうか犬多くない

          ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

          ティントレット『天の川の起源』

          ロンドンナショナル・ギャラリー展にて来日している絵画を予習する会、2回目。 作者はティントレット(1518年9月29日 - 1594年5月31日) イタリア、ルネサンス期の画家。 この絵はギリシャ神話における天の川誕生のお話。 登場人物はこちら。 ゼウスとヘラは夫婦。 ヘラクレスは、ゼウスが人間の女性アルクメネーとの間に作っちゃった子供。 ゼウスは愛人作りまくりで有名な神様だけど、それは各地の権力者とかが自分の家系とゼウスとの繋がりを作るためにどんどん話が増えて

          ティントレット『天の川の起源』

          ゴッホ『ひまわり』

          アートに関してはど素人、一般人な私。 小さい頃は親がよく美術館に連れて行ってくれたりしたので、ルノワールやドガが好きだなぁとか、ある程度一般常識的に画家の名前は知っている程度で、特に好きというわけではなかった。 最近入会したプロップスタイリストの遠藤歩さんのオンラインサロンで、お題の絵画について感想を一人一つずつあげていく課題があって、そこでようやく「あ、私こっち系のオタクの素質があるな…」と気付き、もっと勉強したいな、と思っているところ。 とりあえずはロンドンナショナル

          ゴッホ『ひまわり』