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ロンドン・ナショナル・ギャラリー展

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展と、あわせてSOMPO美術館へ行ってひまわりをはしごしてきた!

ひまわりについては先日色々調べたのと、その他の絵も気になったものは事前にちょっとだけ予習して行ったこともあり、音声ガイドを聞いていても「そうそう!」みたいなことがたくさんあって、すごく楽しめた。


先日フェルメールの絵を調べていた時に「左に窓があって光がさしている構図が多い気がする…」と感じたのだが、音声ガイドでそれを言っていて「やっぱりー!?」と思ったり、「ていうか犬多くない!?」「しかもだいたい白と茶色の犬だ」と思ったら犬にばかり目がいってしまったり(多分猟犬なのかな…?)、今まで美術館に行ってここまでじっくり時間をかけて鑑賞したことがなかったのですごく疲れたけど(はしごしたから更に)、気になったこと、調べたいことがたくさん出てきてとっても満足!

フェルメールの「ヴァージナルの前に座る女」のところでは音声ガイドでヴァージナルの音楽が聴けたりして。

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イギリスで人気があった肖像画家のヴァン・ダイクは、モデルを理想的に描くのが得意で、実物とのギャップが…みたいなことを音声ガイドで言っていて、現代と同じ…と思って面白かった笑
いつの時代も盛りすぎて顔違うってなっちゃうのね…

ひまわりに関しては、ナショナル・ギャラリーの方が明るいというかポジティブというか、キラキラした感じを受けた。
厚塗りによる立体感がすごくて、中央の3輪が特にこちらに出てきているよう。
画像で見ていると結構枯れてると思っていたのだが、がくの部分や茎に生命力が感じられて、思ってたより枯れてない感じだった。
ただSOMPO美術館の方が後から描かれたこともあって、丁寧というか…より立体感を感じられるような気がした。
あと思っていたよりサイズがでかくて、この絵がバン!バン!と飾ってある寝室ってあんまり落ち着かなさそうだなぁ…と思ったり😂
すごく目は覚めそうだけど。。。

あと、ゴーギャンの1888年8月の絵を見て「あ!もうすぐゴッホと住むころのやつだ!ゴッホがひまわり描いてる頃だ!」と思ったり、部分的にですが自分がすごく物知りになった気がした笑

それからイギリスで流行したというクロード・ロラン。

風景がクロード・ロラン風に見えるクロードグラスのことを音声ガイドで言っていて、すごく現代に通じるところがあるな、と。

ピクチャレスクってつまり絵みたいな風景ってことで、平たく言うと今で言う「映え」な景色を探して旅して絵に描くってこと。

クロードグラスがカメラに、絵が写真になったってだけで、理想の雰囲気に似たきれいな景色を探して表現したいって気持ちは時代を経てもあんまり変わってないんだなーと思った。

このあたりもまた詳しく調べてみたい。

まだまだ全然素人なので馬鹿みたいな感想なのだけど、単純に好きなタイプの絵が多くて、普通に楽しめた!
きれい〜!上手〜!写実的〜!みたいな絵が好きです。

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