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【読書#3】田牧大和 『鯖猫長屋ふしぎ草紙(八)』

2023年1月9日読了。

年明け一発目の三連休が終わろうとしている。
この三連休、本当に何もしなかった。

1月7日は、招かれた結婚式で着るために試しに借りたドレスを返しにいった後、食料調達をしにいった。
ちなみに借りたドレスはサイズが全く合わず大失敗で、途方に暮れながら返却した。私は何を着て結婚式にいけばいいのか…残り1か月を過ぎてもいっこうに決まらない。

8日は、工具を借りるため父を家に呼んだ。
ペンチが借りたいと連絡したのに、父は何故かペンチを持ってこなかった。認知症とかではない。私がやりたいことにペンチは不要と勝手に判断したらしい。
しかし、実際に作業をしてみたら「やっぱりペンチ要るな~」と言っていた。だから言っただろ! 相変わらずな父だなぁと思った。
あと、年末に借りた本を近所の図書館に返しにいった。
散歩がてら歩いて行ったら、年末年始の運動不足で腰を痛めた。私はもうダメかもしれない。

9日は、noteの記事(【日記】成人の日に思い出すこと)を書いた。溜めていた配信を見て、そして読書。
何を読もうかと考えて、年末から外出用にしていたこの本を鞄から出した。読み始めてからしばらく経っているはず。もう年も越してしまった。そろそろ読まねば、なんて思い、読み終えた。

こうやって書くとなんだか色々なことをやったような気になるが、3日間の外出時間を考えると2時間ぐらいにしかならなかった。2/72時間。こんなに家にいられる自分が恐ろしい。

さて本題。

不思議な力を持つ鯖猫長屋の大将・サバと猫専門の絵描きの先生・拾楽が主人公の本シリーズ。既刊十巻。
2020年7月に一巻を読んでからゆっくり読み進めて、ついに八巻まできた。

このシリーズはキャラクターが個性的で好きだ。
絵描き・拾楽(黒ひょっとこという裏の顔がある)を筆頭に、猫のサバ(人の言葉もわかるし妖怪も見える)、北町定廻同心の掛井(実は喧嘩弱い)など、色々な注釈が必要なキャラクターばかり出てくる。
そんなキャラクターばかりなので、事件の犯人も一筋縄ではいかない。妖怪だったり幽霊だったり、それらのふりをする人間だったりと正体も様々。
今回は『白鴉様』と呼ばれる男子。白い鴉を連れ、白髪に片眼が朱い異様な見た目の彼が何者なのか。
それにしてもどこから見てもその見た目じゃ絶対に犯人ですね…と途中から思っていたけれど、『白鴉様』の特殊性ですべて圧しきったという印象だった。『白鴉様』、可愛かったので再登場を期待したい。
さらに登場したのが目明しの手下・寅次。色々あって仲間になるのだが、こちらもとても可愛くて魅力的なキャラクターだった。多分今後も出てくると思うので、活躍に期待したい。

推理ものだとどこまで書いてよいやら加減が難しいことに気づいた。
皆様の読書記録、読書日記を参考に加減を調整していきたいと思う。

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