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ビジネス書とは、、

著者が自らビジネス書を100冊読み、そこから共通の成功の法則を導き出そうとする、、、という体の、ビジネス書のおかしさを笑い飛ばした作品です。
帯に、「厳選27の教え」「この1冊があれば他はいらない!」と書いてありますが真に受けないでください。
この本では、

ビジネス書Aでは何々すべしといってるけど、ビジネス書Bでは真逆のこと言ってるよ!結局どうすべきなの??

という相互に矛盾する例が数多く挙げられています。実例は読んでみてください。

この本を読んで思ったのは、ビジネス書というものは実に幅広いなということです。てっきりマーケティングや会社経営論について書いてあるものがビジネス書と思っていましたが、ある意味偏見でした。雑談力とかライフハック的なものもビジネス書扱いになるんですね、、ひろゆきやローランドが書いた本もビジネス書なのか、、著者そんなつもりは無いのでは?

あと、この本で取り上げられているビジネス書の類は本当に極論が多い!そんなことを本気で人に薦めているんですか?と問いただしたくなる。
泥酔状態で偉い人との会合に出ろとか、、、正気ですか??

とまあ、世間でビジネス書と分類される本を徹底的におちょくった本ですので、とにかく笑いたい人には向いています。
また、ビジネス書というものに何らかの期待をしている方にも向いていると思います。世の中どんなものでも玉石混交ではありますが、とくに石ころだらけなのがビジネス書というカテゴリなので、、有名人が決めつけ思い込みだけでうっすい内容を何冊も書き散らしているケースも多々あります。
そんなのは百も承知? そうですね、素晴らしい認識です(拍手)

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