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【子育て】怒れない親は我が子を殺す

少しタイトルを誇張しすぎたかもしれません。

しかし、本日の記事はそうなりかねない危険性を含む話です。

皆様は自分のお子さんをきちんと
怒ることができていますか?

怒るというのは声で伝えるだけではなく、
子供の耳と心の両方に届かせることを言います。

近年怒れない親御さんが増えているように感じます。そういう親御さんからよく聞く声は…

「言っても聞いてくれない」
「笑ってごまかされる
口が達者で言い返せない」
「虐待をしているかのような奇声や泣き声を発せられてそれ以上何も言えなくなってしまう」

などですかね。

そんな親御さんにお聞きします。

次の質問をしても同じような事を
言えるでしょうか。

地震が起きた時に目の前に今にも倒れそうな電柱があります。そこへ子供が走っていこうとします。しかし無視して笑いながら走る子ども。

「言うことを聞いてくれなかった」で済みますでしょうか?そうです。電柱の下敷きになってからでは遅いのです。

上記の例は稀ですし頻繁に起こることではありません。しかし、日頃小さなことで怒り、子供が言うことを聞くか聞かないかの積み重ねがそのような場面で顕著に現れるのです。

本日1番伝えたいこと

ダメなことをダメと伝えることももちろん大切ですが、日頃から大人の指示が子供にきちんと届く環境がある事が大切なのです。

どうしても怒れないという方はぜひ、
お子さんの命を守るためと思って
心を鬼にして怒ってみてください。

そうは言うけれど怒り方が分からない…
どういうふうに怒ればいいのか分からない…

そんな親御さんへ保育園で伝えているやり方を
お伝えします。

【Q1】言っても聞いてくれません。
どうしたら良いでしょうか。

・しっかり子供の目を見る
・おもちゃやテレビのある部屋から離れて伝える
(廊下など注意が散漫しない場所へ移動)
・今やっていること、遊んでるおもちゃを中断させる
・怒る時は最後まで怒る(途中で笑わない)

【Q2】泣いて逃げようとする
※本来は会話ができるのにわざと泣く
  お子さんの場合

・冷静に「泣いてもダメだよ」と伝える
・「泣いてたら分からない。お話しよう」
    と伝える
・違うことをしようとしても差せない
(玩具を触ろうとしたり逃げようとするのを阻止)


【Q3】笑ってヘラヘラする

・冷静に「笑っても終わらないよ」と伝える
・「全然面白くないよ」と伝える

【Q4】ちゃんと聞いてるのか
         ちゃんと分かっているのか分からない

・「◯◯したらどうなる?」
「△△を〜したらどういう気持ちになる?」
と聞いたあとに「じゃあどうするの?」
「どうすれば良かったのかな?」と
具体的に細かく質問する


いかがでしたか?
保育園でもそんなに怒るんだ…

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

保育士も可愛い子供たちの為に心を鬼にして
怒る時はあります。
主に命に関わる問題が起きた時ですね。
1クラス20人以上をお預かりする場合も
あります。

どうしても時には声を大きく、怖い顔をしてでも怒らなくては行けない場面があります。

全員の命を守るために

どうか、親御さんも可愛い我が子のために
怒ることの大切さも知って欲しいです。


そして、出来た時・頑張った時には
大袈裟なくらい褒めてあげてください。

もちろん、親御さん自身もそうです。
いつも家事育児・お仕事頑張っている自分に
時にはご褒美をあげてください。

子供は親の姿を見て育ちます。

ダメなことはダメと学び沢山褒められて育った子は、社会に出た時にルールをしっかり守る大人になり他人にも優しくできます。

今親御さんが一生懸命子供たちに教えていることはお子さんが他人に接する時にも自ずと出てきます。我が子が集団生活で生きやすくするためにも、本日の内容は大切なことかなと思います。

本日も最後までありがとうございました。

↓今後予定している記事です。


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