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【保育士が回答】Q.保育士は底辺職なので誰でもなれますか?

A.なれます。


「やっぱりそうか」
「だからいつまで経っても賃金が低いんだな」
「馬鹿でもなれるよな」
「子供と遊んでるだけだもんな〜」


そんな声が聞こえてきそうですね笑

結論から言うと誰でもなれます。

本記事では保育士である私が…

・どして誰でもなれると言い切れるのか
・なぜいつまでも給料が安いのか
・保育士は楽なのか

以上の三本立てでお話していきます。


1.どうして誰でもなれると言いきれるのか?

先程から「なれる」の部分を強調していることにお気づきでしょうか。

そうです。本日のポイントはそこです。

誰でもなれるんですよ!
公立保育園を除いて、特別な試験はなし。
資格も学校を卒業するだけで貰える。
面接も簡単な質問だけ。
特別な技術や資格も要らない。

ぶっちゃけた話、
なるだけでいいならなれるんですよね笑

それなのに「保育士は誰でもなれるわけではない!!給料あげろ!!」と騒ぎ立てるため、
余計に世間が「またまた〜。他の企業の方が大変だぞ」と張り合うのでは無いだろうか。

なるだけなら簡単。私はそう思います。


2.なぜいつまでも給料が安いのか


先程の話と重複してしまうが、誰でもなれるからだと思う。辞める人も多いけれど入ってくる人も多い。そして、AI社会に移りゆく中できっと最後までAIに乗っ取られず人間が担って行く職業。

職業として今後も永遠に求められ続けるから
給料をあげる必要が無いのだと思う。

1.で誰でも(馬鹿でもなれる)と説明したが、
それが一番の原因なのではないか。
下は愚かトップも特にノルマがないなかで
のらりくらりやっている。

・AI事業に移りゆく時代に
いつまでも紙ベースのお便り作成
・手作りにこだわる壁面制作
(廊下や教室に貼ってある装飾品)。
・多すぎる書類制作
・名ばかりの月案・週案・日案。
・残業無しとうたい9割が家で残業

※月案とは毎月初めにその月に展開する保育内容を記録した用紙。週案、日案はそれの週(日)バージョンを指す

もちろん全ての園がそうではないが、
これらをどの保育士も嘆きながらやっている。
なぜやるのか。もっと効率よくできないのか」とトップに問えば帰ってくる言葉は綺麗事ばかり。終いには「そういう決まりだから」で返され問答無用。

これでは給料が上がるわけない。
トップさえも行動力、意識改革の希望が
無いのだから。

ただし…そんな保育士を選んだのは誰なのか?

そう。自分である。

まさか給料を知らないで就職した人はいないだろう。つまり、自分で選んだ道なのだから仕方ないと思う。

給料を上げたい人がトップにでもなって
国政を動かす人々に訴えかけてくれれば少しは変わるかもしれない。

ただ、そんなのはひと握りだ。

そんな君はどうなのか?

私ですか?
私は状況を知っても尚自分で進んだ道ですから
諦めて大人しく働いてますよ


3.保育士は楽なのか


厳しいノルマを達成しなくてはいけないという
責任感がない仕事
そう言った意味ではこんな楽な仕事は
ないと思います。

ただし、先程もお伝えした通り
非効率無駄なことばかりしているので
楽ではないです。


【まとめ】
私が保育士を続ける理由

それなのになぜ続けるのか…?

「やっぱり子供が好きだから」これに尽きます。

冒頭で保育士は誰でもなれる!!
とお伝えしましたが……
続けられるのは心から子供が
好きな人だけだと思います。

今この記事を読んでくださっているのは
親御さんでしょうか?
それとも、保育士さんでしょうか?
長年続けている保育士さんは怖い方や
話しかけずらいオーラを出してる方も
中にはいらっしゃるかと思います。

しかし、長年続けているということは
そういう事です。

ぜひ親御さんが安心して預けられますように。
そんなことを願う今日この頃です。

本日も最後までご覧くださり
ありがとうございます。


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