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ファンコミュニティを作り創作を長続きさせる方法

ファンコミュニティとはなにか

ファンコミュニティ(以降ファンコミュ)とは、あなたを中心にしたコミュニティのことです。
SNSのフォロワーや、ユーチューバーの登録者数(またはメンバーシップ)、サロンとサロンメンバーのようなものだと思ってください。

ファンコミュは、友達グループと違い、あなたを頂点にピラミッド型にファンが分布しているイメージです。

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私で例えるならこう。
当サイトに通ってくれる人>リアクションをしてくれる人>金銭を払ってくれる人≧一緒に汗をかいてくれる人。
だいたいこんな感じでしょうか?


王のように振る舞えともとれる図ですが、そういう意味ではありません。
自分でこうなるように努力することが大前提なので、ある意味ではリーダーですが権力者とはほど遠いです。


ファンコミュニティの今と昔

ネット以前は、大メディアに取り上げられることがファンコミュが生まれる大前提でした。

大メディアとはテレビや雑誌。
イチローにSMAP、ファンコミュはスターにだけ許された特権でしたが、ネットの普及により可処分時間の取り合いによる分断が進み大きな変化が起こります。

それがファンコミュの乱立です。


西野亮廣によるオンラインサロン、中田敦彦によるYouTube大学のような大きなファンコミュ以外にも、登録者数1万クラスのユーチューバーや有名作家の有料ファンボックスまでファンコミュが乱立しました。

これらの発信者に共通しているのは、それなりの収入と安定した発信。
なにより気持ちに余裕があり楽しそうだということです。


つまり、今の時代の創作はライバルと競うことではなくファンを囲うこと。
自分だけのファンコミュを持ち活動することが、安定して長続きする一番の方法です。

小さなコミュニティのリーダーで大丈夫。
ネットがある限りこの形態は不変であると断言できます。

この先イチローやSMAPのような大スターは生まれません。
なぜなら、国民の大多数が視聴するメディアの影響力は消え、各々のスターを見る時代に入ったからです。

創作に身を置くあなたも誰かのスターになる。
ようはこういうことです。


ファンコミュニティのメリット

マンガ界隈寄りですが、ファンコミュの恩恵から目立つものを紹介します。


・固定読者によるモチベーションの獲得

最新話や、なにかしらの情報を発信すると真っ先に読んでくれる読者がつきます。

こういった読者は、比較的行動がアクティブです。
コメント、拡散、レビューなど、きっとあなたのモチベーションを上げる行動をしてくれます。


・販売物の実売数

なにかを販売したときに、初速でどのぐらい売れるのか。
値段や内容で揺れはありますが、おおよその見当は付きます。

そういった読者が100人いれば100部。
1000人なら1000部。

なお、大川〇法がベストセラー作家なのはたぶんこれが理由です。
妄想ですが、1万部刷ってもらって全部買い取れば1万部売った作家。
それを熱烈な1万人の信者に売る…みたいな話。
実際そういう商売を引き受ける印刷業者もいるとかいないとか。


・協力者の獲得

マンガを例にすると、SNSで見かけた写真を貸してもらうなど、作画資料の協力。
さらには、現地へ行ってもらって資料を撮ってきてもらうこともできます。

そんなことが可能かというともちろん可能。
というか、実際に貸してもらったこともありますし、遠方の資料撮りへ行ってもらったこともあります(下の画像は私が販売している電子書籍のもの)。

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さらにいえば、当サイトで紹介している、フリー素材Kindle目次エディターepubメイカーStrawMan Templatelaymicビューワーwebマンガデータベースの協力者は読者です。
記事でたびたび登場する、エンジニアもテスターも読者です。

なお、あなたがファンコミュを作るうえで重要なのは、協力者が現れるかどうかがすべてだと思います。

個人で成長するのは限界があります。
そういったとき、手を差し伸べてくれる人がいるかいないかで明暗が分かれます。


ファンコミュの作り方

頭に入れておくことが多いので項目別に解説します。

・集合場所の作成

必ず必要なのが、ここに来れば全部あるとわかる集合場所、ホームページです。

おそらくこの記事を読んでいるのは、マンガ界隈の方が多いと思うのでYouTubeはパス。
マンガを読ませるプラットフォームとしてみると動画は厳しいです。

SNSは遡ることが難しい刹那的なメディアなため、メインではなくHPを持ったうえで活用するのが望ましいです。


この場合のHPは
・ユーザーにとって楽しい場
・分かりやすく回遊しやすい
・賑わいがある
・作家と近い

こういった場が求められます。


なお、StrawMan Templateはファンコミュ作成を設計思想に組み込んでいますのでオススメです(PR

→→→続きます

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