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食事をなめてるのか君は?

マイケルは、深夜まで起きている人だったから、朝は11時をすぎる。

食事は、シリアルとオレンジジュースとフルーツだったと聞く。

1987年のBADツアーのときは、ベジタリアンというからさぞかし、スタッフが食事には気を遣っていたと思っていた。

しかし、小さい頃から、時間に追われ食事をゆっくり食べる機会がなかったマイケルの食事は、ジャンクフードとサプリ。

BADツアーで風邪をひいたとき、食べていたのは、サンドイッチとポップコーン。

もともと、ケンタッキーフライドチキンが大好きだったのに、「完璧なボディを手に入れるため」「身体を酸性にしないため」とかの理由で、肉を一切取らないようにしていた。

サンドイッチでは、ミネラルもたんぱく質も十分にはとれない。
ブランチは糖質とビタミンCしか取ってない。

残りの一食でたんぱく質、ミネラル、ビタミンをとるのは、至難の業。しかも少食ときた。

なぜ、そばに管理栄養士のスタッフを置かなかったのかと悔やまれてならない。

アメリカのとある学校で給食の栄養化を見直して提供したところ、普段出されていたポテトチップスが出なくなった。その事に腹を立てた学生がデモを起こしたという。

アメリカは先進国なのに肥満や心臓病が多く、平均寿命は、未だに76.4歳である。

国全体が、食事を舐めているとしか考えられない。

ミネラルもビタミンもたんぱく質もマイケルの肌にはなくてはならない栄養だったというのに。


マイケルほどのビッグなスターに栄養管理を考える人は、なぜ出なかったのだろう。

心臓病はもはや予防できる時代である。

いつもダンスして心臓を酷使しているマイケルに栄養と予防医学と生活習慣改善を施さなかったのかと、とても悔やまれる。

マイケル本人を目の前にしたら、一日中お小言を言ってそうで確実に嫌われそうだ。

でも、食事は本当にそれだけ大事だってことを知ってほしかった。

This is it のマイケルのか細い足を見ると、つい込み上げてくる悔しさで、グチグチとこんな文章を書いてしまいお見ぐるしてなりません。

マイケルハマっているのは、ところからツッコミたいのかもしれません。

すみませんでした。