【マレーシア移住 #3】 渡馬するまでにやったこと ~手続き編~

今回は、渡馬までに実際に私がやったことや、やっておくべきだったということを共有できればと思います。

初期費用や面倒な手続きなど、海外移住には重要な情報をまとめてみました。


1. 貯金


初期費用:最低 30万 ~ 50万

※会社が下記の費用を支払ってくれたため、これは初期費用には含めない。

・ビザ代
・日本→マレーシア 片道航空券
・マレーシア到着後1ヶ月分のホテル(朝食付き)


私の経験から、一人暮らしなら最低30万あればマレーシア移住は可能である。

ただし、私の場合、会社で1ヶ月分ホテルが用意されていたため急いでコンドミニアムを探さなくて良かったのと、ホテルでの滞在後は同期と半年シェアをしていた。

というのも、入社してすぐの頃に同じ会社で働いてた先輩から、友人が退職し帰国するため契約を引き継いでくれる人を探していると言われたことがきっかけである。

そろそろ家探ししないといけないと思っていたため、仲の良い同期に一緒に内見しようと誘い、実際に行ってみたら、2人で住めそうじゃん!となり契約終了までの半年間はシェアをしていた。

デポジットも家賃(月1800RM / 2人)も割り勘だったため、かなり費用を抑えることができた。


マレーシア移住で一番お金がかかるのは、コンドミニアムの契約。

最初から完全に一人暮らしするのであれば、デポジットで大体8000~9000RM(約24万~27万円)を支払うと考えておくと良いかも。

ということで、コンドミニアムの契約やWifi・sim代、初任給が入るまでの食事代・交通費などを含めると、初期費用は最低30~50万円は必要である。
パートナーや家族と移住するのであれば、もっと初期費用がかかるため余裕をもって貯金しておくことをおすすめする。

それから、入社時期によっては、入社した月に給料が振り込まれる場合もあれば、翌月に振り込まれる場合もあることを頭に入れておくと良いかも。


私は大学を卒業するまで一生懸命アルバイトをしある程度貯金をしておいて、卒業後〜ビザが発行されるまでは浪費せずに、実家でゆっくりと過ごした。

そして、貯金はマレーシア移住のための初期費用に費やした。

結論、貯金は多ければ多いほど良い

2. 銀行口座の解約


日本の銀行口座、どうする問題。

私は、地方銀行とゆうちょ銀行を解約し、三菱UFJの口座のみを残した。

地銀に関しては、全く使っていなかったのに解約していなかったことに気付いて慌てて解約した。笑


日本の非居住者となった場合、基本的に銀行口座は解約しなければいけない。

しかし、日本の口座がないと一時帰国の際に困るし、クレカの支払いや毎月のサブスクの支払いがあるため解約するにはいかない。

三菱UFJの場合、『グローバルダイレクト』と呼ばれるサービスがあり、月額300円で利用できる。
(※出国予定日の2~3週間前までに申し込む必要があるため、注意が必要。)


銀行によって対応が異なるようなので、公式サイトでの確認はマスト。

日本の口座をそのままにしてマレーシアに来る人もいるが、口座やサービス等が利用できなくなるなどのトラブルはなさそう。

3. 携帯の手続き


基本料金を払い続けても損するだけなので、個人的には解約 or 電話番号を保管することをおすすめする。


私の場合、日本での通信会社はdocomoで、契約時に機種代を分割払いにしており渡馬後もまだ数ヶ月分の支払いが残っていた。

そのため、解約せずにsimロック解除のみの手続きをしたが、今では後悔している。

当時の私は解約金がかかると思い込んでいたため、次回日本に帰国する際に解約すればいいやと考えていた。

そのせいで、機種代の支払い終わるまで半年以上も毎月[基本料金+機種代]を支払っていた。

結局、一時帰国した際に電話番号保管の契約をし、いまは月440円の支払いのみとなった。
(※通信会社によって、規約や料金プランなど異なるため注意。)


ちなみに、私はマレーシアに到着してから現地のsimを購入するまで、 Airalo(エラロ) というesimサービスを使用した。

マレーシアに到着してからWifiがないと困るのと、Airaloは海外旅行に行く時に毎回使用しているため、とりあえず1GB分だけ購入しておいた。

わざわざesimを購入しなくても空港でsimを契約できるため、到着後すぐに契約した方が楽かもしれない。

私は滞在先の近くにあったセブンイレブンに売っていた Umobile という通信会社のsimを購入し、今もずっと利用している。

4. 区役所での手続き


マレーシアに限らず、海外移住する際には『海外転出届』を出す必要がある。
(※1年未満であれば、基本的に海外転出届を提出しなくてもよい。)

また、海外転出届を出すと、住民票は「除票」扱いとなる。

注意しなくてはいけないのは、渡航する14日前〜当日までの間に海外転出届を提出する必要があること。

海外転出届を提出するメリットとデメリットは以下のとおり。

<メリット>
・国民年金の支払い義務がなくなる。
・住民税が取られない。
・国内で収入があっても所得税が取られない。

<デメリット>
・一時帰国時に国民健康保険が使えなくなる。

年金に関しては任意になるため、海外移住後も年金を払い続けたいという方は、手続きを行うことで継続が可能。

〜番外編〜

・予防接種

母が、「お金は出すから、念の為予防接種してから行きな」と言ってくれたため、地元の病院で下記の予防接種をした。

・破傷風(¥6,200/1回)
・A型肝炎(¥8,000/1回)
・B型肝炎(¥6,700/1回)
・日本脳炎(¥7,700/1回)

2回ずつ打ったため、合計 ¥57,200

接種後、微熱の副作用があったが、それ以外に特に症状はなかった。

ちなみにちゃんとやってたのは私くらいで、予防接種してからマレーシアに来たという人を見たことがない…笑

※予防接種は任意のため、やるかやらないかはよく調べてから判断してください。


以上が、私がマレーシアに移住するまでにやったことになります。

次回の【マレーシア移住】シリーズでは、渡馬するまでにやったこと~ビザ編~  を投稿する予定です。


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