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皇帝からのアドバイス あなたの生き方を変える3つの金言

この記事をお読みいただきありがとうございます!
今回はローマ五賢帝の最後の1人であるマルクス・アウレリウス・アントニヌスの著作である自省録の言葉を紹介したいと思います!
高校時代日本史選択だった方やカタカナアレルギーの方は名前の長さに仰天したかもしれませんが、、これでも短くなってるんです、、、
本名はカエサル・マルクス・アウレリウス・アントニヌス・アウグストゥスです。長過ぎますね笑
そんな長名の彼ですが実は凄いのは名前だけではないんです。
彼の著作である自省録は2000年前の著作にも関わらず、未だに人気があり何よりその言葉が素晴らしいのです!
彼の格言は全く色褪せることなく、現代にも通じるものとなっています。
気になってきましたか??
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!!

マルクス・アウレリウス・アントニヌスって誰?

まず簡単に彼の生い立ちについて。
マルクス・アウレリウス(Marcus Aurelius)は、121年にローマ帝国であるヒスパニア・バエティカ(現在のスペイン)のウトリカ(Ucubi)という町で生まれました。彼はローマ帝国の支配者であるアントニヌス=ピウス帝の養子として育てられました。
彼は、若い頃から教育を重視し、哲学や修辞学を学びました。彼は特にストア派哲学の思想に強く惹かれ、その影響を受けました。
ストア派哲学については後述。
138年にアントニヌス=ピウス帝が死去すると、アウレリウスは後継者として即位し、共同皇帝となります。アウレリウスは皇帝としての職務に取り組みながら、軍事遠征や政治の安定化などに努めました。
アウレリウスは皇帝としての治世において、様々な課題や困難に直面しました。彼はマルコマンニ戦争やパルティア戦争などの軍事的な対応に追われる一方、内政や法律の改革、貧困者への援助、哲学的な指導者としての役割も果たしました。彼の治世は非常に安定していたので、後世からの評価も非常に高く理想の指導者像として語られることもあります。
彼の人生は、哲学と内省の実践の道であるストア派の教えに基づいていました。彼は個人的な自省や哲学的な考察を「自省録」として記録し、後世に伝えました。彼の「自省録」は、彼の人生の経験と洞察を通じて、自己成長や内なる平和を追求するための指針となっています。

自省録とは?

「自省録」は、簡単に言うと、ローマ皇帝であったマルクス・アウレリウスの内面的な成長と哲学的な洞察を記録したものです。もっと簡単に言うと彼の日記のようなものです。以下は少し哲学的で専門的なので読みたい人だけで構いません。

「自省録」では、アウレリウスの哲学的な考え方と、彼が直面した人生の困難や課題に対する彼自身の反省が箇条書き状に表現されています。この本の中で彼は、自己の欲望や感情に対しての制御、内なる平静と公正さの追求、そして他者との関係における思いやりと奉仕の重要性について探求しています。

また、彼は一連の倫理的な原則や道徳的な指針を提唱しています。彼の哲学は、ステオイクローシス(自己への注意)や哲学的な自己観察、不可避な運命や死に対する受容、そして他者への愛と共感を重視しています。

「自省録」は、前述の通り、内なる平和と調和を追求するための実践的な指南書でもあります。アウレリウスは、自己に対する真摯な批判と反省を通じて、心の平静と幸福を実現するための道を模索しました。
この本には彼が生涯を通して模索し続けたことが書き連ねられています。
以上が少し詳しい自省録の解説になります。

ここまで読んでくださってありがとうございます!
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ここからは金言の紹介です!ぜひ最後までご覧ください!!

金言その1 

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