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【元・NY駐在妻】我が子のスクール選びからインターを排除した理由

保育園


決まりました!!

そう。

前回までのブログの中では保育園やインターやら見学真っ只中でしたが、結局日本の保育園を選びました。

ここから話すお話はあくまで私見であって、私はインターを選ぶ理由には人それぞれあって、否定も肯定もしないという立場であることが前提ですので悪しからず。


最大の理由はやはり、


多様性



でした。
当初から一貫して求めていた&最大の目的であった、多様性はどこのスクールにおいても感じられませんでした。

多様性と一言で言っても人種だけのことではありませんが、そもそもどこを見てもほぼ日本人。
日本なので当たり前でしょうし、もしかしたら地域差もあるかもしれません。
それでも聞いてみたところ、今はどこも7-8割は日本人だとか。

授業中は英語を話していますが友達同士の会話は日本語。先生も日本人多め。
英語漬け、と謳うには少々疑問です。(←細かいやつ)

そして残念ながら、、
もちろん、みんながみんなそうではありませんが、こんな小さな子供でさえ“インター通ってます”感、マウントを取っている感が出てしまっていたのです。

実際に家族揃って海外から帰国し、子供をインターに通わせている友人からも、子供なのに私の友人に対してマウントをとる発言をしている話を聞いた時は耳を疑うほどでした。
それは子供だけのせいだけではなく、親が普段から子供にそう言っているんだろうなというのは安易に想像できましたが。

例え自分の意見をしっかり言えたとしても、人格が形成される大事な幼少期に、“違いを受け入れる”“他を尊重する思いやり”という点では何か欠落してしまうのではないかという不安さえよぎりました。

とはいえ、確実に英語が身についているのも確か。
ただ、私にとってはたった半日預けて(延長保育抜きで)高額なTuitionを払う費用対効果を感じることができませんでした。

同じ費用をかけるのであれば、今後娘が成長していく中で英語に触れたい!学びたい!と感じたときに援助できるのほうがいいのではないか。

それが高校なのか大学なのか分かりません。
何なら全く興味を示さないかも。←
いずれにしても、せっかく学ぶならまとまった期間しっかり語学だけではなく、環境や文化にも触れさせてあげるほうがいいのではないか、という結論に至りました。

幸い娘は短い間でも多様性のある環境で、両親や私の親友親子といる時間以外は英語漬けの日々だったので、幼いとはいえベースは構築されています。

日本に戻ってきて、日本語力もこの短期間ですこぶる上昇したと思いきや、先日外国人にぶつかりそうになった時、ごく自然に自ら“sorry”と言い放っていました。
未だに遊ぶ時は時々英語が出てくるし、お気に入りのテレビ番組も全部英語。
恐るべし子供の適応能力。

NYにいて知り合った日本人はみんな過去にNY(アメリカ)に縁のある人たちばかりで、娘もそうなるとは限りませんが、、、。
いつか彼女の意思でそういう選択をしたときは全力で応援できるよう、9月からまた仕事に励みたいなと思っています。


最初にも述べましたが、何を求めるかはそれぞれの家庭次第。
我が家の場合は譲れなかった点が埋められなかったこと。

ネットで「都内 インターナショナルスクール」と検索すれば、選ぶのも一苦労するほど情報がわんさか。
どこもかしこも幼い頃から英語を学ぶメリットがずらーっと書かれていて、要は学校側もビジネスです。

今回いろいろ調べたり見学していく中で学んだことは、情報に踊らされて浪費してしまわないよう、子供が幼い間はしっかり親が考えの軸を持っておくべくだと感じました。


長くなったけど備忘録がてらメモメモ。



















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