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私が薬剤師を1年で辞めて、カルフォルニアに来た理由④

社長のおかげで、無事、事務長から退職届をもらい、
責任者のところに社長の印鑑をいただいて、
私は、退職の日をまだかまだかと待っていた。

その間は3週間ほど、もちろん、退職届を社長に受け取ってもらっているので、
店長も周知されているはずだった。というか、されていたのだ。
なのにも関わらず、最終日に、店長から、
「今日で辞めるんだよね?なんで私に言わないの?」と聞かれた。
辞めたいと思った理由はもちろん1つではない。
しかし、多くの部分を店長が占めている。
それも周りは知っている。今までの店長が私にする振る舞いを従業員が目の当たりにしてきたのだから。
だから「てめぇのせいだよ!」と言ってやりたかった。
けど、言えなかった。
ただ、調剤室の誰も入ってこれないような奥の奥で詰め寄られて、
私の性格が悪いのなんだの言われて、泣いて終わった。
悔しかった、けど、明日からは会わなくていいんだ。
もう、この人の人生のどこかに私はいなくていいんだ。
それ以上に幸せなことはないと思った。

新入社員として、入って5ヶ月。薬剤師を辞めた。
もっと学びたいことがたくさんあったなと、ふと思うことがある。
けど、あの職場を辞めたことに一切の後悔はない。
逆に、これから先、仕事や新しいことを始めるときに、
私のモチベーションを下げる人、私の成功を祈らない人がいると感じたら、
それはレッドフラグで、その場にいるという選択肢はしない。
その感覚を大事に、自分を大事に、していこうと。
最近また思い直す機会がありました。笑

因みに、その後約5ヶ月、1人店長、従業員私だけという、
新しいドラッグストアで働きました。
とてもいい経験でしたが、よくバイトでもいうように、
「アットホームな職場」や「できて新しい!」みたいな場所は、
何も整っていなく、結局自分でできることも少ないので、
私には合ってないなと思いました😂


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