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ご褒美サイダー

今日は初めて、日記みたいなものを書いてみようと思う。

6月最終日、午後5時。

図書館に予約していた本を取りに行こうと思って出かける準備をしていたら、雨が降ってきた。
ここ最近の暑さから少しだけ涼しさを取り戻した感じがした。けれど代わりに、少しむしっと、じめっとした空気。

あ〜〜こんな空気の日はサイダーが飲みたくなるなぁ、なんて思いながら家を出た。
今日は6月最終日であるとともに、金曜日でもある。夜は自分のために思う存分時間を使うご褒美デーにしたい。
最近頭の中がパンパンになることが多くて、本当はお酒でも飲みたいところだけれど、明日も明後日もやることが山積みで響くと良くないので、今日はサイダーにすることにした。

そう、最近の私は、7月に提出するリポートの作成とテスト勉強に追われている。授業を受けて、本を読んで、調べて、まとめて、の繰り返し。大変だけど、まぁまぁ楽しい。
それと同時並行で、趣味の方の本も読んでいるし、映画も何本か観た。勉強だけでもインプットすることがたくさんあるのに、まだまだ何かを吸収したいらしい。活字をとにかく読みたい衝動に駆られて色々と読んでいるし、感じたことを言葉にして残しておきたいからnoteも書いている。
そりゃ、頭の中がパンパンになるわけだ。でも、勉強と趣味のバランスが取れているからか充実感がある。

とりあえず勉強のことは一旦忘れて、今日の夜は何をしようかな〜なんて考えながら、図書館で本を受け取り、帰り道に散歩がてら家の近所の自動販売機まで。
家の近所で、500ml缶のビックサイズの三ツ矢サイダーが売っているところは1つしか知らない。私にとってこのサイダーは、特別なときに飲むご褒美サイダーだ。
以前バイトしていたお店の横に自動販売機があって、お給料日の帰りによく買って帰っていた。まかないとの相性も最高で、働いたあとの体に沁みる。しかも110円で500mlという超最強コスパ!高校生の頃の私にとっては最高のご褒美で、今もその頃の名残からか、同じ三ツ矢サイダーでもこのサイダーだけは何だか特別なものになっている。

涼しいと思って家を出たけれど、サイダーを買うために少し遠回りをして家に帰ったら汗だくになってしまった。とりあえずシャワーに直行して汗を流した。シャワーを済ませておけば、あとがゆっくり過ごせるしちょうど良かった。
そして今日の夜は、買ってきたサイダーを飲みながらじっくりnoteを書くことにした。
そんなこんなで今。サイダーをお供にnoteを書いている。

最近本当に考えることが多くて、かつインプットばかりしてきたから、アウトプット的に自分のことを書くことができて、少し頭がクリアになった気がする。自分と向き合う時間もちゃんと作らないとね。

とはいいつつ、寝る前に少しだけ今日借りてきた本を読もうと思う。今日は思う存分やりたいことをやると決めたのでね。明日もあるけど、とりあえず今は少しだけ横に置いておく。

数日前に、映画『かがみの孤城』を観て、ふと思い出したことがあった。
女優の樹木希林さんが、亡くなる2週間ほど前に「死なないで、ね……どうか、生きてください……」と入院していた病室の窓の外に向かって、涙をこらえながら繰り返し語りかけていたという。その日は9月1日。学校に行けない子どもたちが大勢自殺してしまう日なのだと、娘の也哉子さんに伝えたという。
その話を思い出して色々調べていたら、『9月1日 母からのバトン』という本があることを知って、早速借りてきた。希林さんが遺した想いを、也哉子さんが受け継ぎ考えていくといった内容。
読み終えたらまた感じたことをnote書けたらいいな。

というわけで、頑張る日々の束の間のご褒美、おしまい🌙

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