Djangoのインストールの手引き
軽くDjangoについてのインストール方法を纏めた備忘録です。
webアプリケーションを作るだけならFlaskのほうが楽です。そちらの記事もございますので、よければご覧ください。
pythonのインストール
まずはpythonのインストールをしましょう。やり方は、調べたらでてくると思います。
仮想環境の構築
仮想環境を構築すると、プロジェクトに必要なライブラリだけを管理することができます。簡単に言うと、ライブラリを指定のディレクトリ内でのみ使えるようにするものです。これで、ライブラリ間の互換性でエラーが起きるリスクを抑えられたり、同じPC内で複数のバージョンのpythonを共存させることができます。
仮想環境の構築には、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行しましょう。
...\> python -m venv $仮想環境化したいディレクトリ名仮想環境の起動
次に、仮想環境化したディレクトリ>scripts>active.batをコマンドプロンプトで実行します。
...\> "仮想環境化したディレクトリ名\Scripts\activate.bat"パスをコピペするのが確実です。
するとカレントディレクトリの前に仮想環境名がでます。
($仮想環境化したディレクトリ名) ...\>終了するときは以下のコマンドです。
($仮想環境化したディレクトリ名) ...\> deactivateDjangoのインストール
pipでDjangoをインストールします。
...\>pip install Djangoバージョンを確認し、表示されていれば成功です。
...\> Django-admin --versionプロジェクトの作成
いわゆるセットアップです。Djangoを構成するデータをインストールしましょう。cdコマンドでプロジェクトのディレクトリに移動したあと、以下のコマンドを実行します。
...\> django-admin startproject mysiteこれで、mysiteディレクトリが作成されます。mysiteの部分は自由に変更できますが、djangoやtestといったモジュールやコンポーネントの名前は避けましょう。
動作チェック
プロジェクトがうまく動作するか確認するために、開発用の簡易サーバーを起動しましょう。以下のコマンドを実行してください。
...\> py manage.py runserver以下が表示されたら、http://127.0.0.1:8000/にアクセスしましょう。
Performing system checks...
System check identified no issues (0 silenced).
You have unapplied migrations; your app may not work properly until they are applied.
Run 'python manage.py migrate' to apply them.
7月 03, 2024 - 15:50:53
Django version 5.0, using settings 'mysite.settings'
Starting development server at http://127.0.0.1:8000/
Quit the server with CONTROL-C.このような画面が表示されたら成功です。お疲れ様でした。
最後に
これでDjangoのセットアップは完了です。
次回、webアプリケーション作成編で会いましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？