見出し画像

【逗子日記】 20230802

 眠いけれど起きた。朝の4時半だ。昨日は11時前には寝ていた。(のだろう)
 それから1時間ほどぐだぐだしていた。早起きは何かをすれば良いという現象でもないのだと思う。
 それでも開店まではまだ時間があった。もそもそと書き物を進める。爽やかな気分は錯覚か。
 それからずっと、深い思考に陥ることもなく(眠いのだから)、パソコンと向き合っていた。
 また眠ろうかとも思ったけれど家を出た。駅前のコーヒー屋に行こう。

 眠い。目を閉じてぼんやり歩いている。夏の朝の日差しに苦しいと言うほど滅入ってはいない。
 それよりもまだぼんやりしている。だから目を閉じて歩いていることにもなんだか意味がありそうだ。
 海風の香りだ。線香の香りだ。焼き鳥のような、唐揚げのような、コンビニのホットスナックだろう。

 今日は珍しく信号待ちがなかった。駅前の緑色の香りはいつも通りだった。図書館に寄ることを忘れた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?