ちょっとしたことだけど
4.15に右肘を手術したことによりカメラを構えられない。ファインダーを覗けない。
それでも写真は撮れる。モニターを見ながら写真を撮る動画のような撮り方。デジカメならでは。スマホで撮る場合もそうか。
生まれながらにしてデジタルに囲まれて育ったZ世代は、むしろそれが普通のことのようだ。ファインダーなど覗かない。覗けても。
ファインダーを覗かずとも写真は撮れるが、瞬間的に構図を決めれないので速射性に欠ける。目の前で起こったことに対してのリアクションが遅れる。結果、切り取った感が少ない。写真の質が変わる。
だから再びカメラを構えられるようになったら、ファインダーを覗いてきっちりと切り取るだろう。それが私の仕事、いや流儀だからか。
頂いたご支援は取材費に充てさせていただきます。その体験を写真や文章を通じ、みなさまにフィードバックできたらなと考えます。