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ブラスフェマス2 ①序盤

スペイン宗教系のメトロヴァニアアクション。
積みゲーだった1をやった所、物凄く高難易度で死にゲーだが、すごく良くできている。
とりあえず、序盤の感想です。

■ステージと敵セット
・敵ごとに攻撃パターンと基本攻略が用意されている。
・敵の組み合わせによって対処法が変わる
・地形やギミック、謎解きと組み合わせることで難易度が上がる
・メトロヴァニア的に能力によって行ける所が増えたり、ショートカットコースが増えたりする所は良くできている
・効果音とアクションのリンクと、かすかなBGMがフロー状態へいざなう

これが基本構造。
カウンターが有効だったり、ジャンプ攻撃が有効だったり、スライディングが有効だったりする敵に対して、どうやって対処するかを考える。
その構造になれてくれば、移動中に華麗に倒すことで脳汁が流れてフロー状態に入れるような構造になっている。
敵の見た目は、スペイン宗教画依存のグロテスクだが、それぞれ、どういう攻撃をしてくるか想像がしやすい敵になっているので、後半に敵が強くなっても対処が想像できる。
更にステージの構成やギミック、謎解きが敵とセットになっていて、組み合わせの妙でプレイヤーの脳が活性化され、解けた時の快感が上がる

※惜しい点
・惜しむらくは、敵を排除してから謎解きした方が簡単になってしまっているので、敵を利用して謎を解くようにしたら、より素晴らしくなるだろう。ギミックの役割をしている敵も多いので、より残念。
・全てのステージに満遍なく敵やギミックが配置されてしまっているので、エリアごとに遊びの変化があまりない。エリアごとに遊びのテーマを用意して、違う印象の遊びになるようにする方法もあったかもしれない。まあ、慣れると同じようにプレイできるから気軽さを取ったらありかもしれない。

■ボス戦
・ボスの攻撃は数種類あって、基本はいかにして避けるかになる。
・隙があるので、そこに攻撃をしかけることが必要。
・基本はコンボすると反撃されるので、単打で行う
・死にゲーなので、攻略が分かっても、簡単には解けないが、やりごたえはある。

※惜しい点
・死にゲーなので、明確な対処法が用意されていない。隙をついてチビチビ攻撃を入れていくパターン攻略になっている。これはこれで王道の作り方だが、快楽構造を取り入れれば、よりゾーンへ入りやすくできる
・パワーアップや弱点攻略が少ないので、回り道したり工夫して攻略したりして楽ができる道が用意されていない。死にゲーでアクションでクリアしてもらいたいからなんだろうなー。ゲームコンセプト的には正しいけど、カルトからは抜け出せないよなー。安直にストーリーモードで難度下げたりしないで、時間かけて強くできる方法とかを用意して欲しいなー。
・エリアとボスがリンクしてないので、ボスの攻撃の一部や属性攻撃をザコが使ってきたりするなどすれば、より素晴らしくなる。

■2での変更
・武器ごとに特徴やギミック攻略がある
・効果は分かりやすくUIも見やすくなった
・ステージ構成も分かりやすくなった
・拠点の街に必要な店が集約し、ワープ部屋が早めに解放されるので移動しやすくなった

※惜しい点
・基本武器は1個でしか戦わない時々カウンターで切り替えるぐらい
・謎解き中の武器切り替えが面倒くさい
・ボスやエリアごとに、有利武器とか決めて作るなどしてくれれば良かったと思う

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