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夢日記 平行世界の彼女

夢の中で電話が鳴った。

ぼくの家の近所のスーパーに電話ボックスがある。
スマホ時代の今では珍しい存在だ。
1回も使ったことはない。

その電話が鳴っている。
どうせ夢の中の話だ。
ぼくは、電話に出てみることにした。

「もしもし?誰かいますか?助けて欲しいの」

女の子の声がした。
声だけで姿が想像できた。夢の中だから。高校生くらいの女の子かな?
もちろん、ぼくは助けることにした。

「何をすれば良い?」
「電話ボックスから出られないの」

彼女も電話ボックスにいるらしい。そこの扉が開かなくて出られないらしい。しかたなく受話器を取ったら、こちらにつながったということだ。

「どこの電話ボックスにいるの?」

それは近所だったので、ぼくはすぐに助けに向かった。
そこに電話ボックスはあったが、彼女の姿はなかった。
もうドアが開けられたのかな?
念のため、電話ボックスのドアを開けて中に入った。

電話がなった。

「ありがとう。ドアが開いて外に出られた」
「良かった」

ぼくは嬉しかった。
だが、今度は自分が電話ボックスに閉じ込められていることに気づいた。

電話ボックスに入ると平行世界に飛ばされる
次の犠牲者が来るまで、ぼくは閉じ込められるのだろう。
なんたるホラー展開。呪いの電話ボックスか。。。

だが、物語はそこで終わらなかった。

「今度はワタシが助けてあげる」

電話の向こうで、彼女の力強い声。
そこから、2人の冒険は始まった。
ぼくらはお互い会うこともできず、平行世界で助け合って謎を解き色んな敵と戦い、ひたすら足掻いて、この平行世界から脱出し、2人が出会える世界に行くのだ!

目覚ましが鳴った。

今日はすごく寒い。ソファーで寝てしまった。
欧州選手権のサッカーの試合が始まったので、寝ぼけながら、目をこする。

平行世界の彼女は隣で寝ていた。
ぼくらは会えたのか?

ということろで目が覚めた。
続きは、別の機会でみたいものだ。。。。


平行世界の彼女 by AI画像

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