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人生はままならない

「あれこれやってみよう!」と思っても、スムーズに物事が運ばない時は「人生はままならない」という言葉を思い出します。しかしながら「うまくいかない、いっていない」ということを、気にせずにほんのひと時忘れることができれば、現状維持のまま目標や目標に向かって進んでいけます。なので、物事がうまくいかないときはひと休み。その休息のひとつとしてサティを伴うタイ古式マッサージを受けると好いことがあります。タイ古式マッサージでやってくる風が、空(くぅ)の入口よりサティを運んでくると、サティを得た気に火がつきます。「気づき」が感情と共に流れていくと、最終的には地へと着地します。
先日、新規のお客様に「タイ古式を受けるとリウマチはよくなるのですか?」と質問されましたので、
「タイ古式マッサージを受けてもリウマチは治りません。でも『どこの病院に行こうか?今の方向性でいいのだろうか?』など、治療に向けて具体的なことを考えるようになれば、リウマチがよくなる方向へと近づきます」とお答えしました。
私達には考えて行動するチカラが備わっていて、その可能性を発動させるのがタイ古式マッサージ。でも風や火や水の勢いだけで考えを行動(地)へと落とすのではなく、ニンが働きますので「時間をかけて吟味する」とか「いったん待つ、タイミングを見計らう」という流れを経て行動に繋がります。
サティを伴うタイ古式マッサージは、今から2000年以上も前に、タイの名もなき僧侶が霊性によって受け取った、と言われているそうです。師匠より私もこの技を分けてもらいましたが、タイ古式マッサージに出会ってはや15年。「人生はままならない」ことはだいたいわかりましたので、そのことを踏まえた上で、諸々を「人生の学び」と受けとめて、前向きに諦めて、人や物事の流れに応じて、テキトウにいい加減に、考え方や生き方を押して引いて塩梅しながら、日々を人生をやり過ごしていきます。
※押して引いて風を待つ、風のタイミングを見計らうコツはタイ古式マッサージより習得しました。

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