見出し画像

高校卒業後にアスリートとしてハーバード大学へ進学した私が、やっと今解説できる語学習得法

割引あり

こんにちは!佐野月咲です。この記事をクリックしてくださり、ありがとうございます。今回は、語学習得法ということで、純ジャパで高校卒業後にハーバード大学に進学・卒業した私が自分の成功と失敗を踏まえて、効果的な語学の習得についてお伝えする記事になっています。

タイトルで英語学習法ではなく、語学習得法と言っている理由は、英語以外の言語にも活かすことができる方法だからです。実際に私も昨年はフィンランドのチームで活動し(アイスホッケー選手をしています!)、初フィンランド・チームメイトやコーチはみんなフィンランド人という環境でしたが、この方法を使うことで、1年弱で、自分に親しみのある話題についてはなんとなく理解できたり通訳なしでもミーティングの内容が分かるようになりました。とはいっても、読んでくださる多くの方のご興味は英語だと思うので、英語の習得を例に説明していきたいと思います。

単に英語習得といっても、人それぞれ様々な目的があると思います。「英語が話せるようになること目的」の方もいれば、「テストでいい点数を取ること目的」の方もいると思います。この記事では、どの目的で英語学習をする人にとっても効果的、かつ、今の状態から一段階アップできる英語習得法をお伝えいたします。

具体的には、この記事を読み実践することで効率的に以下の効果を期待することができます。

・英語を使ってコミュニケーションが取れるようになる(実践)
・ネイティブレベルの英語がより聞き取れるようになる(実践)
・ネイティブが使うようなバリエーションのある表現ができるようになる(実践)
・日常生活に必要な英語が早く身につく(実践)
・TOEFLやTOEICなどのテストの点数が上がる(テスト)

海外に移住する方、外国人とコミュニケーションを取れるようになりたい方、英語を喋れるようになって仕事の幅を広げたい方、海外の大学や大学院に進学したい方、様々な理由で英語のスキルを上げたい!という方にこそ、読んでいただきたい記事です。

根性論は語りません。というか、語れません(笑)。私自身が「勇気を出して英語で話してみればいいんだよ」が体現できなかった人です。大学に進学後、いくら自分の頭で、上手くない英語を話しても恥ずかしくないことを分かっていても声が出せずにコミュニケーションが取れなかった時期が長くありました。なのでむしろ、そういった時でもどうやって最終的に英語が堂々と話せるようになるのか、突破口となるような方法もお伝えできたらと思っています。

そんなテーマも含めて、私が高校2年生の冬に「アメリカの大学に進学する!」と決意してから、8年ほどの語学習得の過程で得たことをギュッとこの一つの記事にまとめました。最初の導入部分は無料で公開しますが、語学習得のエッセンスを濃密に詰めたこの記事の途中からは、有料とさせていただきます。それだけの価値がある!と自負して売らせていただきます。導入部分が「面白い!もっと具体的に知ってみたい!この方法で今までよりも英語力がUPするかも!」と思った方にはぜひ購入して記事全体を読んでいただきたいなと思います。

この記事は以下の構成で進んでいきます。

①著者の語学習得ストーリー(無料部分)

②語学学習って何から始めればいいの?具体的な勉強法を紹介

③今持っている英語のスキルを海外で実際に使うためのコツ

④実践しながら、更に英語力を上げていくためのメンタリティ

頭から読むのもヨシ、気になるところから読むのもヨシ、何回かに分けて読むのもヨシな構成になっております。最初の章は無料ですので、まずはそこからお楽しみください!


著者の語学習得ストーリー

初めての方も読んでくださることを想定して、まずは簡単な自己紹介からさせていただきます。「もう知ってるよ」って方は、さらっとスキップしてしまってください。

佐野月咲(さの るなさ)。1998年に東京都で生まれ、高校卒業まで東京で育ちました。私は今、現役アイスホッケー選手として活動しています。2023-24シーズンはフィンランド、その前はボストン、オーストリアで活動していました。大学は4年間ハーバード大学に在学し、ハーバードのチームでアイスホッケーをプレーして2022年に卒業しました。ちなみにアイスホッケーは東京で5歳から始めました!

そんな私ですが、高校卒業までは留学経験や海外在住経験なし。そして通っていた高校ももちろん日本の高校。高校2年生の冬に「大学はアメリカに行く!」と決意するまでは、「海外に渡って実際に使う英語」を意識したことがありませんでした。高校で習う英語という科目や、日本の大学受験対策の英語は割と得意で好きな科目の一つではありました。ですが、海外に渡って実際に「コミュニケーションをとる英語」となると話は全く別。高校1年生の時に18歳以下のアイスホッケー日本代表に選出していただき初めてアメリカに行ったのですが、スターバックスのオーダーも自分では出来ず、英語が喋れる当時のチームメイトに代わりに頼んでもらっていました。

そんな私がどのように少しずつ英語力を上げていったのか。私の英語遍歴をご紹介します。

【高校2年生12月以前】学校で英語を学ぶ。予備校に通い、日本の大学受験の準備をする
【高校2年生12月】アメリカの大学への進学を目指す。日本の大学受験の勉強は辞め、英語中心の勉強に
【高校2年生2月】初めてのTOEFLを受験
【高校3年生4月】初めてのSATを受験
【高校3年生11月】ハーバード大学に願書提出
【高校3年生1月】10回目のTOEFLで初めて100点越え(104点)
【高校3年生2月】英語が使える大学に絞り、日本の大学も受験
【高校3年生3月】ハーバード大学合格、日本の国立大・私立大も合格
【大学1年生9月】ハーバード大学に入学
【大学1年生9月〜大学2年生3月】約2年間、英語でのコミュニケーションで苦労する
【大学3年と4年の間】コロナ禍で一年休学、日本で過ごす
【大学4年生】90ページ以上の卒業論文を書いて大学卒業
【社会人1年目】オーストリア、アメリカ・ボストンを拠点にアイスホッケーをプレー
【社会人2年目】フィンランドでアイスホッケーをプレー、英語を使っての契約も自分で行い、現地での住居や保険などの手続きも全て英語で行い海外で不自由なく暮らせるように!

ここまで振り返ってみると、単に英語習得と言っても、段階があることが分かると思います。

日本の大学受験のために勉強していた英語から、海外のスタンダードをクリアする(海外のテストを受けて通用する)英語へ。テストをクリアする英語から、実際に日常生活で使用する英語へ。日常生活の英語から、複雑な話や議論ができたりハイスピードで話せるようになる英語へ。そして、世界中のどこへ行っても自信を持って使いこなせる英語へ。そういった段階を踏んで、今の私の語学力があります。

次の章からは実際に、私が英語習得のために何をしてきたか?何が良くて、何はあまり役に立たなかったのか?を踏まえて、ここまでの約8年間の英語習得の道を凝縮したエッセンスをお伝えします。

ここから先は

21,380字 / 10画像

いただいたサポートは海外での活動費や、日本でのスポーツ支援活動に使用させていただきます!いつも本当にありがとうございます!