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【セブ島留学】現地費用という謎について解明しようではないか

こんにちは。セブ島留学ルナリアスタッフの中の人です。

今回は、セブ島留学の際に学費や滞在費、入学金以外で現地で個別に学校に支払いが必要になる現地支払い費用というものについて詳しく説明していきます。

「なんで追加費用がかかるの?」とか、「無駄な手数料であって削減可能なんじゃないの?」というごもっともなご意見もあるかと思いますが、留学エージェントからの説明が不足していると感じる方も多いようですので、フラットな意見を内情踏まえてお伝えできればと思います。

現地支払い費用の内訳

まずは、現地支払い費用として一般的にどんなものが発生するのか確認します。

SSP(就学許可証)

SSPとはSpecial Study Permitの略で、特別就学許可証という許可証の取得費用です。

セブ島の語学学校はほぼ全てがフィリピン政府からSSP認証を受けています。認証を受ける学校に通う生徒は、1日でもレッスンを受ける場合はSSPを取得しなければなりません。

費用はおよそ6,500ペソ(約17,000円)程度です。

これは学校ごとの発行で有効な期間も決まっているため、転校したり長期間の留学になる場合は取り直しが必要になります。

ACR-ICard

こちらはAlien Certificate of Registration Identity Cardの略で、いわば外国人登録証です。

フィリピンに59日以上滞在する外国人は登録が義務付けられているので、この費用(3,000ペソ前後)を支払います。

ちなみにこのACR-I Cardは発行自体はマニラで行っているようで、手続きから受け取りまで数ヶ月かかることも。
そのため、実物のカードを受け取る前に帰国してしまう生徒も多いですが、申請手続きのレシートだけ持っていれば申請は完了しているとみなしてくれるそうです。

ビザ延長費用

フィリピンに入国する外国人はおよそ30日ごとに滞在許可の更新が必要です。実際はビザではないのですが、お客様にも分かりやすいよう便宜上、業界の人はみんなビザと呼びます。

期間によっては2ヶ月分まとめて申請したりすることも可能です。
実際の費用は少しややこしいので、知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

デポジット

セブ島の語学学校の多くは、宿泊施設も学校が運営しています。そのため、ホテルで支払う保証金のように、デポジットの預け入れが必要になるケースがあります。

金額やシステムは学校によってまちまちですが、基本は寮内の施設の破損などがなければ返金されます。

管理費

セブ島の語学学校にはレクリエーション施設があったり、無料で使えるウォーターサーバーの設置があったりします。また共用スペースも欧米の学校に比べて広大なので、これらの施設運営・管理の費用を学校が徴収しています。

電気代・水道代

フィリピンは光熱費がとにかく高い!電気代も最近では1部屋あたり2,000円〜4,000円ほどかかる場合があり、学校としても電気や水の使い過ぎによる浪費を避けたいので、これらの費用を定額またはメーター計算で徴収します。

教材費

マンツーマンレッスンの場合、講師は生徒に合わせてレッスン内容をアレンジして進めることが可能です。そのため生徒によって必要な教材の種類や量が変わることも多いです。

教材は一律同じ教材で定額の学校もあれば、使う分だけ学校オフィスで購入するタイプもあります。いずれにしても、日本で英語教材を買うより圧倒的に安いはずです。

ID発行代

こちらは学校によっては不要です。SSP取得やビザ延長、また学校の生徒としての証明のために、写真を用意してIDを作成する必要があります。

いつどこでどうやって支払う費用なの?

現地支払い費用については、基本的に学校到着後に語学学校のスタッフさんにフィリピンペソの現金で支払う形になります。

ただしビザ延長費用やACR-I Card、光熱費、教材費などは使用した時や手続きを行うときなど、必要なタイミングで個別に支払いをすることもあります。

そのため、到着直後に必ず支払いが必要になるのは
・SSP
・デポジット
・管理費
・ID発行代
あたりが該当します。それ以外は学校によってという感じです。

なんで事前にまとめて支払いしないの?

たまにお客様から質問があるのが、「なぜ入学金などと一緒に請求してくれないのか」ということです。

これは、学校の経営なども関わっているように思います。

セブ島の語学学校はフィリピン人が経営しているケースがほとんどなく、経営母体は日本や韓国などにあるケースが多いです。
そのため、学費や滞在費は経営母体の日本や韓国の会社に留学エージェントから支払いをしています。

一方現地費用はすべてフィリピンペソでの支払いとなり、学校が現地で使う費用だったり、実際に学校が生徒さんに代わって申請代行する際に必要なお金だったりするので、現地で必要な分を直接学校に払ってくださいね。というシステムになっています。

まあ、全部まとめて事前に支払いでもできなくはないと思うんですが、セブ島留学業界の通例として完全に浸透している不文律みたいなものでもあるので、全校が一斉にやり方を変えたりする理由がない限りはこの形が継続されるのではないでしょうか。

全部、皆さんの留学に必要なお金なんです!

私は学校の経営者ではないので推測が多分に含まれていることを予めご承知おきいただき、また無駄な手数料が発生しているわけではないということもぜひこの機会に知っていただけたら幸いです。

もし疑問に思う現地支払い費用が見積もりに含まれていたりしたら、その時はセブ島留学のルナリアまでお問い合わせくださいませ。

一緒にどんな費用なのかを考え、不要な費用、怪しい費用は排除して1円も無駄にしないセブ島留学をしましょう!

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