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【セブ島留学】300人の生徒たちは、たった1〜2ヶ月の留学で何を得たのか

セブ島留学エージェント、セブ島留学のルナリアの中の人です。

セブへの留学に興味を持つお客様のカウンセリングでよく聞かれるのが、

「1ヶ月くらいの短期留学の予定なんですけど、意味ありますか?」

この問いに答えるため、語学学校スタッフ時代に幾多の短期留学生を見てきた経験から考えをまとめました。
短期留学者については、実数は数えていませんが300~500人くらいを現地でサポートしてきたと思います。

また、私自身も1ヶ月+1ヶ月のセブ島短期留学を行った当事者ですので、個人の経験も踏まえてお話ししてまいります。


①英語力が上がった

こんな当たり前のことをいきなり言うのもどうかと思うのですが…。
事実であり、みなさん英語力アップを目的に渡航する以上挙げねばならないポイントです。

セブ島の英語学習効率の話については、いろいろなところですでに目にしている方も多いかと思いますので、ここでは詳しくは解説しません。

興味のある方は以下の記事などをぜひご覧ください。

簡潔に述べると、

①マンツーマンレッスン
②豊富な1日のレッスン量
③低コストで実現

という点がセブの英語学習の特徴であり、実際にヨーロッパに語学留学した身からしても、セブの英語学習効率には大変驚きました。

短期間でも英語力は上がる?

よくご質問いただくのは、4〜8週間の短期で英語力は身につきますか?ということ。

元々のレベルや目指すレベルによってもちろん大きく異なるので一概には言えませんが、少なくとも

・1ヶ月で英語を話す事に抵抗がなくなってくる
・日常生活に必要な英語は運用できるようになる

というのは、これまで見てきた短期留学の卒業生の成長ぶりからもお約束できるかなと思います。ただし、毎日休まずレッスンに出る方、元々アルファベットすら読めないみたいな現代日本人では珍しい状況でない方に限ります。


②世界・海外への興味がドバドバ湧いた

特にこれまで海外の経験がない方にとっては、フィリピン・セブで過ごすのは衝撃的な出来事だと思います。

セブ島は、グアムやハワイ、韓国などの世界でも最先進国のジャパニーズフレンドリーな環境とは異なります。

闘鶏場、信号待ちの物売り、水回りなど衝撃は尽きない

水道水は当然飲めない、トイレットペーパーは便器に流せない、ストリートチルドレンや物乞いは多い、都市部でもトタン屋根の小屋に住んでいるような人が大勢いる、ラーメンは高級品…。

私は知り合いに闘鶏場に連れて行ってもらった時の、あの異様な雰囲気が今でも脳裏に焼き付いてます。
またタクシーの信号待ちの途中で、大通りのど真ん中にも関わらずお水やらお菓子やら売り歩いている人がいて、突然窓をコンコンってされたことも、初めての時はちょっとした驚きでした。
別に危ない人たちではないのですが、これまでの海外経験で培われた自己防衛本能をくすぐられてしまい、「やべえ!なんか車に近づいてきてる!」と大慌てしたのも良い思い出です。

私自身、これまで東欧や西欧などで留学やそれに近しい活動をしましたが、セブに初めて留学した時がダントツ一番の衝撃を受けたと思います。


みんな違いに驚く。でも楽しんで興味を持てるようになる

学校スタッフ時代、新入生の方々を入学日前日に空港にお迎えに行って一緒に寮に車で戻る業務がありました。

日本とフィリピンの間にはいろいろ違いがあり、それを空港に着いた瞬間から実感します。
そして「自分は今まで世界のこと、他の国に住む人のことを何も知らなかったんだな」という無知感に愕然とします。

もう街並みやその辺を歩いている人の雰囲気からして日本と全然違う。
綺麗に整備されていない歩道、なぜかTシャツをめくって腹だけ出して立ってるおじさんなど、みなさん見るもの全てに驚いているのが印象的です。

飛行機でたった5時間程度の距離の国で、存分に今までの価値観をぶっ壊されてください。
そうした経験が、世界や海外への強烈な興味をかき立てるんだと思います。


③日本以外の国の友人がたくさんできた

海外留学先の中でも、セブ島は一生の友人が極めてできやすい留学先だと思います。

その理由は、学内の生徒だけが友達じゃなく、先生も友達だから。

これもヨーロッパ留学を先に経験した私としては衝撃でした。

セブ島の語学学校はマンツーマンレッスンが多く、先生との接点が増えます。加えて、先生たちも20代30代くらいの若い方々=留学生の同年代の子たちが多く、おしゃべり好きでフレンドリーな性格も相まって必然的に生徒と仲良くなりやすいのです。

中には先生と恋仲になってセブに滞在し続ける方も…いなくはないようですが、学校によっては講師と2人きりの外出を禁止してる場合もありますのでご注意を。

とにかく、生徒さんはみんな週末になると先生たちと飲みに行ったり、土日に一緒に出かけたりと、他の国とは比べ物にならないくらい仲良しです。

そして、日本から距離が近い分、会いたくなったら旅行でも再留学でも会える。
これがフィリピンの良いところです。

大変嬉しいことに、生徒さんの中にはもう一度、二度、人によっては三度もリピート留学をしてくれる方もたくさんいました。これはひとえにフィリピン人の魅力があってのことだと思っています。


④海外インターン・海外就職の道が開けた

セブ島の良いところは、気に入ればセブで働いて暮らしていくという選択肢もできることだと思います。

語学学校はどこの学校も日本人のインターンを募集していますし、インターンから昇格して正社員として働くことも可能です。

それ以外にも現地企業に就職する方なども、セブ島留学生でたくさんいらっしゃいました。

海外での就労経験があれば、その後のステップアップも断然有利になります。
欧米諸国のワーキングホリデーで得られる経験はアルバイトがほとんどですが、セブ島ならフルタイムワークを獲得することができる可能性が十分あるので、社会人として明確なキャリアを描きやすいのが特徴です。

セブ島の日本人のネットワークは広いようで狭いので、「あの人今あそこで働いてるらしいよ」というような話はよく聞きますし、人づたいに仕事を紹介してもらえることもあります。

短期の留学でフィリピン・セブについて知ってみて、気に入ったら現地のインターンの募集を探したり、自分の通ったインターンに応募するなど、短期留学だけでもいろいろな道が開けるはずです。

実際にセブ島でインターンとして働いてくれた仲間も元短期留学の生徒さんだったりするケースが多かった印象です。

短くても一度でもいいからセブ島訪れてみたら、人生変わるかもよ?


セブ島留学は可能性の宝庫だ

海外留学を経験しても、その後のキャリアに明確に繋がってくる人の方が少ないのは事実です。

それでも内面的な成長の部分で大きな経験が得られますし、本当にキャリアに活かしていきたいと思う方には相応の可能性があるのがセブ島留学の素晴らしいことだと思っています。

これまでセブ島で留学された方の人生がより豊かになっていることを祈るとともに、今後セブ島を訪れるすべての方が、素晴らしい体験ができることを期待しています。

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