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仕事を辞めてからの記録 ~失業保険給付編~

noteを始めるきっかけになってた記事をやっと書こうと思う!

自分は2月に10年以上勤めた会社を自主退職しました。
退職に至る経緯とかはまた別記事で書きたいと思いますが、
今回は退職後に必要な処理やお金のことなど、退職前までは完全にIT系の知識ばかりで公的保険のようなこととか全く把握しておらず、今回いちから学ぶいい機会だったのでそれを記録したいなと思ったのがnoteを始めるきっかけにもなってました。
実はそれらの処理は3月頭に終わってて時間が経ってしまったのですが、できるだけ思い出しながらまとめていきたいと思います。

失業保険の給付手続き

失業保険という言葉がわかりやすい気がしますが正式には「雇用保険」が正しいんですかね。
元の会社でちゃんと雇用保険に入っていれば失業中にお金をもらえる制度です。
まずは何といってももらえるものの手続きは忘れるわけにはいかないですね!

退職した後一週間ぐらいした後に元の会社からいろいろ資料が送られてきました。
その中に離職票または離職証明書といった離職に関する直近の給与の情報が記載された書類と、雇用保険被保険者証という自分が勤続中に会社を通していつの間にか払っていた雇用保険に関する書類が必要になります。
あとは証明写真や振込先記入するために預金通帳とか印鑑とか。
それらを持って住んでいる地域のハローワークに行く必要があります。
ここらもいつまでも紙を運ぶアナログじゃなくデジタルで自宅でも可能になる日がきそう。(もろ昭和の仕組みだし)

また給付を受けるためにはいろいろな条件があります。大きなものだと失業中も求職活動が必要とか。
保険のお金は簡単に支払ってきたのに、その保険をもらう時には細かい条件があったりして簡単にもらえないのは少し腑に落ちないですね!

給付日数は前職の勤務年数や年齢によって変わったり、また自己都合か会社都合かでも大きく変わります。
給付金額は直近の給与から計算されるようです。大体50~80%の人がほとんどかな。

そして上に少し記載しましたが、自己都合かどうかで日数が2倍も変わる
またさらに自己都合の場合は3か月の間給付がもらえません。。
んで自分は自主退職なので自己都合になるのでまだもらえない…はずだったんですが、このコロナ禍の特別な制度があるため自己都合にならず既に給付を受けることができました

事前にしっかり調べていてよかった…。
ハローワークの職員の人も一切向こうから教えてくれないどころか、こっちからこの特例の話をしてもあまり慣れていない様子でした。。
参考にさせていただいたサイトが以下。

コロナ禍で活用したい 失業保険の徹底解説(バイトル)
https://www.baitoru.com/contents/list/detail/id=2548

「新型コロナウイルス感染症に伴う雇用保険求職者給付の特例」
2020年5月以降、新型コロナウイルス(以下、コロナ)の影響で感染予防のためにやむなく離職した人も”特定受給資格者”とされています。これは「新型コロナウイルス感染症に伴う雇用保険求職者給付の特例」によるものです。
特定受給資格者とされる具体的な例としては、以下のようなケースで感染拡大防止や重症化防止のために自己都合で離職するケースが挙げられます。

・自分が勤務している職場でコロナ感染者が発生した
・自分や同居家族が基礎疾患を有している
※基礎疾患とは:糖尿病、心不全、呼吸器疾患などの基礎疾患がある方や、透析を受けている方、免疫抑制剤および抗がん剤などを用いている方
・自分や同居家族が妊娠中である
・自分や同居家族が高齢(60歳以上)である

特定受給資格者は、通常の受給資格者にくらべ、給付制限がなくなり所定給付日数が増える可能性があります。

そう、自分の前の会社、1月にコロナ感染者が出ているんです。
ぶっちゃけ自分が退職を申し出たのは12月でその頃は有休消化期間だったのでそれが引き金ではないんですがね、不謹慎ですがラッキーだと思ってしまいました…。
しかも自分の親はもう70歳ですし。めちゃ元気であちこち出かけまくってますが(笑)

もともとたくさんある辞める理由の中の一つにコロナはありました。
親のこともあるし、県内の感染者はまだ少ないからと在宅勤務に消極的だったり。
ハローワークの職員の人に強く申し立てしました!
会社のHPに感染者が出た旨が公開されてることを見せたり、
親の年齢の証明のために事前に住民票を用意しておいたり!

申請後1週間ぐらいは待期期間がある(おそらく処理や計算などのために)のですが、特例が通るかすごいどきどきしてました…。

そして受給資格決定日…書類を確認して無事に通っているのが分かり大きな声で万歳したい勢いでした。。数千万の案件を受注できた時より嬉しいかも。。

だってこの自己都合かどうかで2倍日数が違うと上に書きましたが、
自分の場合、通常の自己都合の場合だったら120日ですがこの特定受給資格のおかげで240日になるんです
自分は手当日額約6000円の計算になったので、もらえる額72万も変わるんです。。
72万はそう簡単に稼げない額です。。
本当に事前に調べておいてよかったし、退職した後なのに追い風を感じれてよかったです。
ちなみにこの特定受給は別記事にも書きますが国民健康保険の減額の条件にもなります。。でかい。。

その後は就職活動実績を月2回行う必要がありますが、その話はまた今度。

長くなってしまったので今回はこのへんで!

次回は健康保険の切り替えやらその減免や国民年金の免除やらの話を記事にしたいです💪

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