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クライストチャーチに着いたら驚愕!

ひとり旅でニュージーランドへ。クライストチャーチを経由してテカポ湖へ訪れるため、オークランドから国内線でクライストチャーチまでやってきた時のお話です。

クライストチャーチの空港に着いたのは午後6時すぎ。そこからバスに乗り、宿に向かいました。その日は5月、ニュージランドはもうすぐ冬になる時期でした。バスに乗ってすぐ太陽は落ちて、すっかり夜になりました。

バスに乗って30分ほどで着いたところは、クライストチャーチの中心地の近く。と、思っていましたがそこは、わたしがイメージとは異なっていました。

そのバス停で降りたのはわたし一人、降りた瞬間シーンと静かなところでした。

『街の中心地からそれほど離れていないはずなのに、こんなに人がいないんだ』

ダウンのチャックをしっかりと上まで閉め、宿を目指して歩き始めました。

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たった1人、通りすがった人は…

歩いて10分ほどたったと思います。宿の最寄りのバス停で降りたはずなのに、道を間違えたのかなかなかたどり着きません。歩いている人は全然見当たらず、車もほとんど見かけません。

不安な気持ちがムクムクとわたしの中で湧き上がってきたその時!

向こうの方から走ってくる男の姿が近づいてきます!!警戒しながらも歩き続けたわたしに、その人が話しかけてきました!

「どこへ行くの?」
「ここのバックパッカーズに行きたいんだけど。。。」
「それならすぐそこだよ」
「ありがとう!」

彼は、そのまま走って行ってしまいました。

『なーんだ!いい人じゃん!!』

彼を疑ってしまった自分がバカみたいで、1人で笑ってしまいそうでした。

バックパッカーズに着いて一安心?!

夜ご飯を買いに行こうと、フロントのお兄さんに近くにあるスーパーの場所を尋ねると。

「ここから10分くらいのところに小さなスーパーあるけど、ちょっと高いよ。」
「ここには大きなスーパーがあるけど、歩いて20分くらいかな。」

わたしが行きたかったのは、大きいスーパー!20分くらいなら歩けるしOKと歩くことを決めました。が、念の為かくにんしておきたかったこと!

「この辺は安全?」
「安全だから大丈夫だよ!」

その言葉を信じて、バックパッカーズを出たわたしでしたが、安心して街を歩くことができませんでした。

だって、人が少な過ぎる!

街の中心に近づいていっても人はほとんどいないし、街の広場もシーン。人がいなくなったお店のショーウィンドウだけが明るく光っているだけでした。

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スーパーあるって本当ですか?

さらに進むと、どんどんお店の明かりが減ってきて、暗くて人通りのない道が続きました。

『ここまで来たらあと少しなはず!』

Googleマップを頼りに、スマホを握りしめ、そのまままっすぐ歩き続けましたが、マップを見ても迷ってしまうほど方向音痴なわたしは

『もう少し行ってもわからなかったら戻ろう』と、何度も引き返すことも考えていました。

30分くらい歩いたところで見えてきたのは!!

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『ここ、ここ!やっと着いたー!』
無事にたどり着いた喜びと、海外の大きなスーパーに来たワクワクでそれまでの不安な気持ちも吹き飛びました。

わたしの好きなココナッツヨーグルトや、マフィンなどを買い込んで宿に戻るため来た道を帰りました。

次の日の朝、外に出てびっくり!

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清々しい空気に包まれ、街の教会は太陽に照らされ、街はすっかり変わってしまったかのように明るさを取り戻した優しさのある街でした。

スーツを着た人たちがコーヒーを片手に仕事に向かう姿を見て安心しました。

『クライストチャーチは暗くて怖い街でなかった!』

わたしもコーヒーをテイクアウトして、テカポ湖行きのバス停へ向かいました。

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クライストチャーチでの滞在時間は14時間ほど。この街の良さをもっと感じるには短すぎました。まぁ弾丸旅行だとこんな感じです。

テカポ湖へでのわたしのお話はコチラ

最後に一言、
クライストチャーチを訪れる際は、時間に気をつけて!18時を過ぎたら何もすることがなくなってしまいます。この街を回るなら明るいうちに!

最後までお読みいただきありがとうございます!


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