見出し画像

#185 めざせ! えほんセラピー犬。【番外編】「神護寺:空海と真言密教のはじまり」に行ってきました。

今日は【番外編】です。
ポメラニアンのルナちゃんが一番大好きな抱っこ係さん。
これは、彼が楽しみにしていた展覧会です。
そのレポートを提供してくれました。
ありがとう。
「夏休みは、どうしようかなあ」と迷っている方は、情報入手ということでご覧頂けると嬉しいです。

京都へ行って、神護寺を訪ねた方は、「こんな貴重な資料も見られるは!」ということで大興奮、そして満足されることでしょう。
記事はこちらです。


 みなさんこんにちは! 今回は東京国立博物館で開催されている「神護寺:空海と真言密教のはじまり」に行ってきましたので、その感想をお伝えしたいと思います。

 神護寺は天長元年(824年)に、宇佐八幡神託事件で有名な貴族の和気清麻呂によって創設されました。空海・最澄といった日本仏教の基礎を築いた僧侶との関係も深く、歴代天皇によって信仰された由緒ある寺院です。その歴史の長さを証明するように、境内には多様な国宝・重要文化財が存在し、その一部が今回展示されています。

 神護寺は薬師如来を本尊とする真言宗の寺院です。弘法大師こと空海が真言宗を開いたことは教科書にも載っていると思いますが、その内実についてはあまり知られていないのではないでしょうか。

 簡潔に説明すると、真言宗は大日如来を信仰する密教の一派です。密教とは、主に顕教と対比される仏教の宗派の一つで、仏を人ではなく宇宙を支配する法だと見做すことにその特徴があります。そうした宇宙の真理=仏を理解するために瞑想をしたり、曼荼羅で表現したりするわけです。

 今回の展覧会でも、曼荼羅は多く展示されていました。特に神護寺の「両界曼荼羅」は国宝にも指定されている貴重なもので、真言密教の世界観が金銀泥で表現されています。曼荼羅を目の前にすると、先ずその巨大さに圧倒されると思いますが、その巨大な図像の中でも一つ一つの仏が精巧に描かれており、描写力の高さに驚かされます。

 神護寺にはこれ以外にも様々な国宝があります。その中で今回私が注目したのは「伝源頼朝像」です。これは一時期教科書にも載っていた有名な肖像画ですが(最近は信憑性が低いということで削除されてしまいまた……)、その凛々しい表情には(多少の脚色はあるのでしょうが)まさに武家の棟梁にふさわしい風格が備わっていると思わされます。頼朝は神護寺の復興を手助けした人物でもあり、両者の関係の深さを窺い知ることができるでしょう。その他の仏像なども見ましたが、どれも木造とは思えない程立体的で、当時の技術力を体感することができました。

 帰りはいつものように博物館のレストランでお昼をいただきました。鮭・いくらときのこの山海丼、美味しかったです。ではまた!


ここは、唯一、写真撮影が許可された場所です。

二天王立像
Tホテルレストランでランチです。
美味しかったそうです。

お土産です。
素敵です。

「国宝 伝源頼朝像(部分)鎌倉時代 13世紀 京都・神護寺」
ポストカード

これは、四天王様!
広目天様ではありませんか!

「四天王立像のうち広目天 大黒屋長右衛門作
江戸時代17世紀 京都・神護寺」
仏像アクリルスタンド

光の輪がある。
炎が取付けられていて、これも風で横になびいている。
カッコいい!

台座は…。
これは何かの生き物?
邪鬼⁉
広目天像が踏んでいる邪鬼は今まさに押さえこまれた瞬間ですね。
頼もしい武将の象徴。
強すぎ⁉

このアクリルスタンドは、図書室に飾りましょう。
学校司書は、最強好きです、笑。
他にも、昆虫の最強や歴史漫画の最強が好きな児童がいましたね、笑。

最後に、忘れていませんよ。
セラピー犬がオキシトシンをお届けします。
ルナちゃんのお土産です。
すみっコぐらしと上野のパンダさんがコラボしたキーホルダーです。

「うれしいワン」
ーなんか、ジャラジャラついてる感が、笑ー

さらに、歓喜の声!

「ワオーン!ありがとーっ!」
ーどういたしましてー

本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。(感謝)
そろそろお時間となりました。(悲)
またのご利用を心よりお待ちしております。(合掌)

【付記】
8月24日
note記事中に興味深い内容がありました。

私は、ポストカードを買って小躍りしておりました。
阿毘羅亭昔男様の記事をおススメします。
noteの街では、色々な立場から色々な見方ができるので、面白いですよね。
記事の引用に快諾して下さった阿毘羅亭昔男様に感謝致します。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?