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#141 めざせ!えほんセラピー犬。【司書編】ジャケット袋、楽しいアイディア、図書室ポータルサイト

小学校の図書室ポータルサイト

ここでは、小学校のお友だち、先生、おうちの方向けの情報をお伝えしています。

今日の記事:本と子どもたちをつなぐ楽しいアイディア

引用 監修/図書館・メディア研究所 代表 小畑信夫

図書室は、子どもたちのコミュニケーションの場でもあります。
本に関わるものをみんなで作ったり、作ったものを飾ったりすることで、図書室がより身近な場所になります。

今回は「ジャケット袋(タイ)」に挑戦してみました。

「ジャケット袋(タイ)」とは

装備で不要になった絵本や図鑑などのカバーをペーパーバックに貼り付けます。
紙袋のリサイクルにもなります。

「ジャケット袋(タイ)」のつかいかた

【学校編】
図書室で使う図書バックにも良さそうです。

ただし、強度がありません。
・借りた本をおうちに持ちかえる人
・厚い本で重いなあと思った人
・教科書より大きい本を借りる人
どれかに当てはまるときは、いま、持っている図書バックを使うようになります。
ごめんなさい。

【おうち編】
例えばAさんなら……
・おうちにある『すみっコぐらし』のカバーで「ジャケット袋(タイ)」を作る。
→すみっコぐらしのシールや文房具など小物を入れます。
→すみっコぐらしワールドの完成!

例えばSさんなら……
・おうちにある大好きな『怪盗レッド』のカバーで「ジャケット袋(タイ)」を作る。
本だなは、家族で共有しているので、自分の本があちこちに移動してしまうのが悩みでした。
→自分専用文庫ケースになり、読みたい巻がすぐに見つかる。
→怪盗レッドワールドの完成!

どちらも使い心地が良さそうですね。
あなたのアイディアで使い方いろいろ!

「ジャケット袋(たい)」の作り方

図書室でほねほねザウルス全巻買いましたよ!
低学年のみなさんに人気です。
図書室にある本は、たくさんのお友だちに愛されて、あちこちつぎはぎだらけになっていましたね。
あたらしくなって、図書室に登場です。
お待たせしました。
本を買うと、透明のフイルムカバーがかかった状態で図書室に届けられます。
今回は、条件つきで購入しました。
それは、「定価を割り引きします。ただし、フィルムカバーは司書さんがかけてくださいね。」ということでした。
はい、司書さんのお仕事ですよ。
ほねほねザウルス全25巻をブッカーかけますね。
まずは、1巻をブッカーかけしました。
そこで、はずしたカバーがこちらです。

このカバーで「ジャケット袋(たい)」をつくってみましょう。

【1】ハサミできりとります。

見開きで一つの絵になっていたね。

【2】おもてとうらをつかいます。

表(大)と裏(小)のカバーです。
裏が小さいサイズですね。
理由は、紙袋の底の部分があるからです。
もう少し先を見てもらうと分かりやすいです。

【3】かみぶくろのうえにおもてカバーをのせます。そして、白いほうにのりをつけます。

ほねほねザウルスのサイズは、ス〇バの紙袋が丁度良いです。

【4】そっと、ひっくりかえしてください。まんなかにおいてね。

のりは、木工用ボンドがいいかもしれません。

【5】かみぶくろのうらです。うらのカバーものりづけしてはりました。

裏(小)の理由は?
正解はこちらです。
そこの部分があるからです。

【6】とうめいフィルムをはります。

剥離しをはがして貼ります。
空気が入らないように気をつけてください。
定規などで滑らせるとよいかもしれません。
図書室では、ブッカーをかけた端切れがあるので、それを使います。
有効活用が出来て一石二鳥です。

【7】「ほねほね」ここにとうめいフィルムがはってあります。ここから、したへむかってはります。

上から下へはります。
やりにくい人は、紙袋を回転させて、下から上へ滑らせてみてください。

【8】【7】とおなじように、かみぶくろをひっくりかえして、とうめいフィルムをはります。

ほねほねザウルスのカバーより、少し大きめの透明フィルムです。

【9】できあがり!うしろからみたバックです。

いかがでしょうか?

【10】できあがり!まえからみたバックです。としょしつのせんせいのいぬです。いっしょに、よろこんでいます。

「おうえんしたワン」

じどうのみなさんへ

【1】~【8】をみてどうでしたか?
むずかしいかな?
かんたんかな?
じぶんだけのオリジナルバックをぜひつくってみてね。

おわりに

のりづけをしっかりすれば、透明フィルム無しでも大丈夫です。
自宅において、それぞれお片付けの助っ人になればと閃き紹介しました。

この出来上がったペーパーバックは、図書室で使います。
【つかいみち】
本を借りに来たお友だちが「図書バックわすれた!」という時に役立つかなあと思いました。
図書バックの貸出!
みんなに喜んでもらえると嬉しいです。

以上

本日も記事を読んで頂き誠にありがとうございました。(感謝)
そろそろお時間となりました。(悲)
またのご利用を心よりお待ちしております。(合掌)


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