【小説】韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 出合い01
はぁ〜…
私は先日彼氏と別れた。
それからというもの、何もやる気が起きなくて
家に閉じこもっていた。
会社も辞めた。
ピロン(携帯が鳴る)
lineだ
ヒナ(友達):〇〇大丈夫?
〇〇:大丈夫だよ〜。最近やっと外でれるようになった〜
ヒナ:そっか!じゃあさ、気晴らしといっちゃ何だけど、旅行いかない?韓国に!
〇〇:はいはい、最近ハマってるって言ってたもんね。韓国アイドルに。ついていきますよ
ヒナ:やった〜!じゃあ、日程とか決めて色々と送るね〜✨ありがとう(^^)
〜旅行当日〜
ヒナ:〇〇ー(^^)おはよ☆
付き合ってくれてありがとう!
一応、送ったプレイリスト観てくれたりした!?
〇〇:みたよ〜。良い曲たくさんあったし、失恋の傷み癒やされた!ありがとう!そして、普通にイケメンでした!
でも、まだ顔と名前は一致しないかな!
グループ名もごちゃごちゃ(笑)
ヒナ:はじめはそうだよね(笑)
まぁ、旅行たのしもう✨
そして、韓国に到着した私達はヒナの行きたかった、アイドル達がよく行っていた食堂やカフェに行った。
〜夜〜
ヒナ:行きたいクラブあるんだけど、行っていい?
〇〇:…
(あまりクラブ好きじゃないんだけど、ヒナの事心配だな)
いいよ!
ヒナ:ありがとう!
クラブに着いて、しばらく音楽の音量と人に酔いそうになる。
ドリンクを頼んで、私は端の方で音楽にのってるヒナを見守ることにした。
トントン
肩をたたかれた。
??:すみません。お一人ですか?(カタコト)
〇〇:いいえ、友達ときました。
??:日本の方ですよね?
〇〇:はい…
(黒いハットを深く被っていて、凄く怖い。。。
ヒナ助けてくれ〜!)
ヒナ:どうしましたか?
そんな私を見つけてヒナが駆け寄ってくれた。
??:僕達向こうで席あるんですけど、よければご一緒にどうですか?
ヒナ:分かりました!
〇〇:ヲイ!
ヒナに視線を向けると、ヒナはこちらをキラキラした瞳で見ていた。
〇〇:???
ガチャ
案内された場所はクラブの席といっても個室で、
凄くキャバクラ感の漂う雰囲気だった。
男女数人が仲良さそうに話していた。
??:自己紹介が遅れてすみません。
僕キム・スカイと言います。スカイと呼んで下さい。
こっちに来てもらってありがとうございます!
そう言って、帽子をとり顔をみせてくれた。
ヒナ:やっぱり、そうですよね?ビックリしました!
スカイ:知ってましたか。日本の方だから知らないかと思ってました!
ヒナ:知ってますよ〜(笑)私は韓国アイドル好きなので(笑)
この部屋の方達凄く豪華ですね!
スカイ:はい!今日は音楽番組の打ち上げと称して、軽く飲んでます!
ヒョン達のドリンクオーダーしてる時にこちらの方を見かけて居づらそうでしたので、
声をかけちゃいました。ご迷惑でしたらすみません。。。
ヒナ:そんなことないです!凄く嬉しいです!
ちなみに私はヒナで、こちらは〇〇です!
〇〇:気を使って頂きありがとうこざいます。
スカイ:では、ここでゆっくりしても良いし、
勝手に出入りして踊ってきても大丈夫ですので!
出入りする時は入るときに押した手のスタンプ入口で見せれば大丈夫です!
ドリンク、フードもそのスタンプ見せれば大丈夫です!
ヒナ&〇〇:!!!
ありがとうございます!
ヒナ:やったー!運良いね!
〇〇:このスタンプ最高じゃん!
ねーねー、でも私さっきの子知らないな。
ヒナ:!送ったプレイリストにいたよ〜(笑)
Lunaっていう5人グループの1番年下の子だよ。
今、世界的に人気のアイドルだよ!
〇〇:そうなんだ。良い子そうでよかった。
ヒナ:でもこの部屋同じグループの人あと3人いるよ!あそこに固まってる!
左から、キラって人、アルマ、ラビだよ。あとはスンセっていうグループの人がいるね〜!
女性はよく分からないけど、あの綺麗な人はgoってグループだったかな〜。
色々ヒナから人の説明を受けて、
頭がこんがらがっているけど、一旦私達は空いてる席へ座ることにした。
すると、ラビって人が声をかけてきた。
ラビ:スカイと知り合い?
〇〇:いいえ。ホールで私が居づらそうにしているのを見かねて、
声をかけてこちらへ連れてきてくれました。
ラビ:そうなんだ!それより、韓国語わかるの?
〇〇:はい。日本で韓国の方が多くいる企業に務めていたので。
ヒナ:私は韓国が好きなので、勉強しました。
ラビ:そうなんだね。じゃあ、韓国へは観光できたの?
〇〇:はい。
ラビ:どのくらいいる予定なの?
ヒナ:2泊3日の予定です。
キラ:なになに〜、ラビの知り合い?
ラビ:いや、スカイが連れてきたみたい。
韓国旅行中ですって。
キラ:スカイが!?珍しいね!
ラビ:ですよね?だから声かけちゃいました。
キラ:まぁ、ここで会ったのも何かの縁だし、話そうよ!
ヒナ:はい!
ヒナは珍しく食い気味に話していた。
私達は暫く、自己紹介や音楽の話しで盛り上がった。
ヒナが楽しそうでよかったよ(^^)
そんな中、キラさんの後ろで静かにお酒を呑んでいるアルマさんに目がいく。
〇〇:(もの静かな人なんだな)
ラビ:ヒョン!
バシッ!アルマをたたく。
何か話したらどうなんですか!
アルマ:ヤー!痛いじゃないか!話は聞いてるんだから別にいいだろ!
〇〇:(あ、思っていたより煩い人だったかも。)(笑)
ラビ:〇〇に笑われてますよ!
アルマは顔を赤くする。
キラ:ごめんねー。ヒョンは女慣れしてなくて。
〇〇:(かっっっわいい)かわいいですね。
ヒナ:(笑)イメージ通りで逆に面白い😂
アルマ:ヤー!酷いな!
それから、アルマさんも含めて皆で談笑して
さよならの時間になった。
キラ:明日もしよかったら、遊ぼうよ!韓国のこと少し案内するよ!って言ってもあんまり人混み多いところには行けないんだけど(;´∀`)
ヒナ:是非お願いします!
スカイ:僕がいない間に大分仲良くなってますね!
あ!ちなみに明日の予定もあるので、連絡先教えて頂いても?
〇〇&ヒナ:はい!
一通り皆と連絡先交換をして、ホテルについた。
ヒナ:はぁ〜✨✨✨✨✨
最高の時間だった!胸がまだドキドキする!
〇〇:確かに、みんなイケメンだったね。
ヒナ:いや、冷静だな。まだ元彼引きずる?よね?
〇〇:うん。。。
ヒナ:だよね。気持ち分かるよ。こういっちゃ何だけど、、、粗治療しよう!
イケメンで心を癒そう!?
〇〇:(笑)ヒナが楽しそうだと、私はそれだけで楽しくなるよ😄
ヒナ:///〇〇〜、いつも遊んでくれてありがとう😄でもさ、ぶっちゃけ〇〇アルマの事気になってなかった?
〇〇:あ〜、なんか女性苦手とかクラブも苦手って聞いて、そうゆうのいいなって少し思ったな。
ヒナ:元彼と正反対だ!
〇〇:だからかな?
ヒナ:2人なんだか、良い感じで話してたから、
てっきり〇〇気に入ったのかと思ったよ!
〇〇:そう?
(確かに、波長は合うし、また話したいと思ったな)ヒナはキラと仲良しだったね!
ヒナ:うん。話してて凄く気があったわー!
明日楽しみだね!
〇〇:うん。
ヒナ:さぁさぁ、もうパックして寝ましょっ!!
〇〇:おやすみ〜
つづく
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