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【小説】韓国アイドルとの恋〜逆ハーレムの行方〜 出会いと再会 07

  

いよいよメンバーが来日する日がきた。

 

 


事前に連絡をもらった、日本の担当の方と連絡をとり、メンバーより先にバンに乗せてもらった。

 

2台あり、私とヒナは何故か別々になった。

 

 

 

キャアアアア💜💜💜💜💜💜💜

外から黄色い声が聞こえてきた。

そしてドアが開き、ジョイさん、スカイ、ラビの順で入ってきた。

 

〇〇:(アルマとキラはヒナのところか)
お久しぶりです😄元気だった?

 

と、挨拶をしたところで

ジョイさんが、声に驚いたと同時に体の体制を崩し、こちらに倒れ込んできた。

 

 

その瞬間

ビリリリ⚡

めっっちゃくちゃお互いに静電気をくらった。

 

ジョイ:!!い゛た゛い゛っっ!電気が走ったよ!いたいっ!ふーふーして下さいよ!

 

と、言って肩を差し出してきた。

 

〇〇:え!?あ、はい!すみません!
ふーふー

ジョイ:ありがとう!ビックリしたよ〜!スタッフさんですか?

スカイ:ヒョン違いますよ。〇〇です。大丈夫?

 

と言いながら、ジョイさんと私の間に無理矢理入ってくる。

 

ジョイさんが離れる瞬間、

耳元で

 

ジョイ:なんか運命みたいな電気だったね

 

と、ささやくように言った。

 

〇〇://///

スカイ:ちょっと!〇〇に何言ったんですか!!冗談やめてくださいよ!

ジョイ:ごめん、ごめん(笑)

スカイ:ヒョンもうあっち行ってください!

ジョイ:分かったよ〜(笑)〇〇ちゃんまたね!

 

そして、後ろの方の席へ行った。

 

ラビは既に、私の真後ろの席にいた。

 

スカイは隣にいる。

 

スカイ:〇〇〜。元気にしてた?そのリップ僕があげたやつだね!やっぱり似合うよ!

〇〇:ありがとう!元気だったよ!みんなも元気そうだね。沢山みんなの曲覚えたから明日のライブ楽しみだよ😄

スカイ:うん!楽しみにしててね。

〇〇:ライブの次の日休みなんだよね?辛くない?一応、予定作ったけど、大丈夫?

スカイ:大丈夫だよ!たのしみだなー!今日も、これからずっと一緒だよ。

〇〇:またまた冗談を(笑)

スカイ:かわすね〜(笑)まぁ、いいけどね

と言い、いたずらに笑った。


〇〇:(毎日モーニングコールして話してたから、出会った時より話しやすいな)

 

 

それより

何故かずっと

肩をツンツンツンツンツンツン…

されている

 

 

明らかにラビなんだけど…

(これ、つっこんでいいの(;´∀`)?)

それとなく肩の位置をずらしてみたりしたけど、

ツンツンツンツンツンツン…………………

 

〇〇:ちょっと!さっきから何!?

 

後ろを振り返ると

嬉しそうにラビが笑って

シーって、やっていた

 

 

〇〇:(謎すぎる!)

 

 

ピロン

アルマからlineがきた

 

アルマ:『〇〇〜。バン一緒じゃなくて残念。あとで着いたら少し話そう?今日から数日間、スケジュールあけてくれてありがとう。
(自撮り写真)』

〇〇:『残念だね。うん!後で話すの楽しみにしてるね!全然だよ!気にしないで😄写真www』

アルマ:『イケメン早く見たいと思って😄じゃあ、また後でね!』

〇〇:『😂(了解スタンプ)』

 

スカイ:まだ、ヒョン達と連絡とってるの?

〇〇:(少し怒り気味に)まだ言う?いつ止めるって言いましたか?

 

そう言うと、スカイは無言で手を繋いできた。

 

相変わらず、ツンツンは止まなかった…

 


つづく

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