見出し画像

ハウスキーピング・初日で体がバキバキになった話

CO-OPハウスキーピング初日。

配属は洗濯室です。

「洗濯室は暑いからね!」
と上司から事前に聞いていたので、
普段より軽装で行きました。

緊張しつつ職場に入ると、思ったより暑くない。
なんなら寒い。

でもそこにいた先輩方は半袖で仕事をしています。
「あぁ、カナダ人と私じゃ温度感覚が違うんだった…」
と後悔しましたがもう遅い。
結局肌寒さをこらえて1日働くことになります。

そして昭和感満載の古ぼけた建物と機械たち。

どんな機械か、というと、こんな感じです。

大型のアイロン機(CHICAGO DRYER HP より)

なんというかその、商品の写真を見るとそうでもないんですが、
実際の物は使い込まれているので、年季が入っているんですよね。
機械油が付いていたりして。

この機械は大きなアイロン機で、ここにシーツとか枕カバーと通して、
シワが伸びて戻ってきたのをたたむ。

その繰り返しです。

そして機械もテキトーなんですよ。
手前に戻ってくるはずのシーツが機械の後ろ側にしょっちゅう落ちていってしまう。
それを拾いに裏手まで回るんですが、その頻度が結構高い。

私は思わず産業革命を連想してしまいました…
カナダは先進国、って呼ばれてるんですけどね、
先進国とはなんぞや、とつい考えてしまいます。

とにもかくにも、2人の先輩方に指示してもらいつつ、
黙々と作業をこなしていきます。

アイロン機に通して、
たたんで、
棚や袋にしまって、
それをしかるべき場所に運んでいく。

作業自体は覚えればそう難しいこともないのでしょうが、
とにかく機械の騒音で先輩の英語が聞き取れないのと、
初めて習うことばかり、と言うことで、
終わった頃には疲労困憊していました。

帰宅し緊張が解けると、体がミシミシ言い始め

寝る頃には腕全体が腫れぼったく熱を持ち、全体が痛み始めました。

寝れば治るだろう!と布団に入ったものの、結局夜中に痛みで目覚めることに。

起き上がって葛根湯と(葛根湯は風邪だけじゃなくて筋肉痛にも効く!)
現地で調達したタイレノール(痛みどめ)を飲んでまた寝ました。

翌朝には腕の痛みはだいぶ痛みは引いていたものの、バキバキの体で二日目を迎えました。

ちなみにこの先輩方、お二人とも高齢です。
そのうち一人は75歳!
「あともう一年したら引退ね」
と言っていましたが、どうみても60代にしか見えません。

私はアラフォーですがそのお姉さま方に
「ヤングガール!」と呼ばれ、
この程度の労働で筋肉痛になった自分が恥ずかしくなりました。
もっと頑張ろう、と思う今日この頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?