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【カナダで家庭菜園】はじめての堆肥づくりVol.1〜アパートでもできる段ボールコンポストとは?〜

「いい畑はいい土から」とよく聞きますが、
家庭菜園を始める前に、日本から取り寄せていた1冊の本があります。

「農家に教わる暮らし術―買わない 捨てない 自分でつくる」
(農山漁村文化協会、農文協 編)

2011年発行と、少し古い本ですが、中には、農家さんの知恵がぎっしり。

その中の40ページ目に
「庭でリサイクル① 生ゴミを堆肥にする-段ボールコンポスト
という項があります。

その本によれば、段ボールコンポストのメリット

場所を取らない

腐敗する失敗がない

ベランダや軒下など身近なところに置けるので家族が関心を持てる

「農家に教わる暮らし術―買わない 捨てない 自分でつくる」より

とのこと。
40−60℃の発酵熱を出しながら、どんどん生ごみが消えていくと書いてあります!
早速我が家でも試してみることにしました。

材料は、段ボールのほかには基本的に

  • 腐葉土

  • 米ぬか

  • 生ごみ

の3つのみ!

でも、基本的なことですが腐葉土とは何か、ということについて詳しく知らなかったので、ネットでいろいろ調べて見ました。すると、

腐葉土とは、落ち葉がミミズや微生物、バクテリアなどによって分解・発酵されて土状になったものです。腐葉土は堆肥の一種であり、肥料や土壌改良材として園芸農業やガーデニングなどに使われます。

「土」という文字が入っていますが、そのまま土壌として使うものではありません。赤玉土や黒土といった基本となる土と混ぜ合わせて使用します。

栄養分は少ないため、一般的には肥料としてではなく、土をふかふかにしたり、通気性や保水性を高めたりする土壌改良材として用いられます。

「腐葉土とは? 培養土や堆肥との違い、使い方や注意点、商品選びのコツまで徹底解説」
(マイナビ農業)

ということが分かりました。

実はうちはラッキーなことに、カナダに来るときに小さな5合の精米器を持ってきており、玄米を毎日精米して食べています。
米ぬかはこれで大丈夫!

あとは腐葉土ですが…これが初心者だけあって、あまりよくわからなかったので、まずは近くのダラーショップ(100円均一みたいなお店)に行って、ガーデニングコーナーにある、一番小さいサイズのものを買って来ました。

うーんこれ、実は腐葉土ではないかもしれないんですよね…。というか多分、違うんです。「腐葉土」を英訳すると "humus"って出てくるんですが、それに該当するものは売っていませんでした。

ホームセンターみたいなところもあるにはあるんですが、多分行ってもよくわからないだろう(買う側が分かってない上に、カナダは店員さんに聞いても商品知識がないことが多い)ということで、これを材料に堆肥作りを開始しました。

(つづく)

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