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私の監獄日記⑭


これはわたしの実体験を記録したものです。
犯罪を誘発する目的ではなく、あくまでも私のような人を減らしたいと思い公開しています。
身バレ防止のため地名や細かい内容は曖昧にしています。
誹謗中傷のコメントは削除させて頂きます。
内容に関して、私自身のことについてはお答えできかねます。
拙い文章ですが読んでいただけると幸いです。

〜初公判・余罪検事調べ〜

初公判は起訴から2ヶ月後でした。
前日、父と母が面会に留置場まで来てくれました。
逮捕から時間が経っていたこともあり、比較的元気な姿で会うことができたと思います。
久しぶりに父と母に会えた嬉しさと虚しさ、いろいろな感情が湧き起こり、涙が溢れそうになりました。母は泣いておりとても辛くなりましたが、ここでは泣かないと決めていたのでなんとか堪えました。たった15分という時間でしたがまずは体を大事にして過ごすようにと言ってくれました。


次の日朝一の護送車で裁判所へ向かいました。
この時一緒についてきたのは、取り調べをした警察署の別の課の刑事でした。
担当した2課の刑事は付き添いできないらしく、留置場からの護送は大体、少年課の刑事がきました。車は普通のワンボックスです。
裁判所では弁護士と接見をし、今回はどんなことが聞かれるのか、どう答えるのか、今後の流れについて教えてもらいました。
裁判後に両親とも話をするようです。

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