寒さについて書くつもりがほぼユニクロの話

冬がめっちゃ苦手です。

日照時間の短さと寒さのせいでネガティブになりやすいこの時期は、創造力も働かないし身体も動きにくい。ずっとお布団にいたい。冬眠したい。会社のパソコンの前で本日10回目のあくび。お昼休みにしっかり昼寝をしたにもかかわらず。

そういえばこないだ暇つぶしに立ち寄ったユニクロで配布してたフリーペーパーをペラペラめくってたんだけど、無料とは思えないクオリティで驚いた。最近のファッション誌は付録がメインの安っぽいカタログ化してて（SHIENを特集してたときは目が点になった）ファッションもくそもないんだけど、ユニクロのは「うちの服はこういう着方できるんです。こういう空気感が出せるんです」と伝えたいことが明白で、スタイリングはもちろん誌面レイアウトのセンスもいい。なによりこの雰囲気が全部ユニクロで叶うという敷居の低さ。ファッションというのは「何を」着るかではなくて「どう」着るかなんだよなぁとため息をつきながらユニクロでセーターを買った。どうも、マーケティングにまんまと踊らされる哀れな消費者です。

久々にウール100%のセーターを買ったけど着心地めっちゃいい。肌触りが柔らかくて、それだけで嬉しくなっちゃう。包まれている、いや、抱かれていると表現すべきか。ユニクロに抱かれている、いやだな。最近古着屋ばかりに足を運んでいたので、単純に新品の気持ちよさを忘れていた。古着のセーターは化繊率がめっちゃ高い。発色の良さが利点ではあるが着心地はウールの足元にも及ばない。

私はわざと男物のXLを買って、手持ちのボンテージパンツと着るのがお気に入り。ダメージ加工のない真面目なセーターを合わせることで、ファッションパンクス感のペラッペラな空気感がでておすすめ。

例年に比べて今年は全然服を買わなかった。るんるんの服にレパートリーが増えたからかな。出展・イベントが一段落してきたので、ぼちぼち春夏に向けてのデザインを考えていかなくてはならない。忙しいのは良いことだ。来年からは環境も変わるので、怠けがちな自分に鞭を打ちつつ頑張りたいと思います。

まだ11月なのに年内締めみたいな日記の終わり方をしてしまった。あーめん